山さんぽ花さんぽ

奥秩父や奥多摩周辺の山と花の風景を楽しんでいるデジカメ日記です

大雪の浦山大日堂と巡礼の石仏

2014年02月23日 | さんぽ
記録的な大雪から1週間が過ぎた。スーパーは品薄、高速道路は通行止め、学校へも会社へも行けない。それに生活道路は雪で埋まってしまい、完全に孤立状態になってしまった場所もある。ビニールハウスやカーポート、それに屋根などが押しつぶされたり。かと思えばトンネル内に避難したが、そこで孤立してしまいヘリで救出された方もいた。救援物資を投下されながら孤立する集落もあったとニュースで知る。そんな中、秩父の浦山地区も一時は孤立状態にあったという。そして一週間たった今も1軒は孤立状態だ。幹線道路は除雪されたが、山村の狭い道路はまだまだ除雪されていない様子だった。それに一部の地域では通学路も学校も雪に埋もれたままだだという。3月にもなれば大ドッケの福寿草が咲き出す頃だが、これではまったく開花時期も予想出来ない。それに、大日堂のおばあちゃんの家がどうなっているのか心配だ。スコップでも担いで出掛けてみようかと思案する。車もどこまで入ることができるのか、詳細はまったく不明だ。おまけにローカル線の秩父鉄道は影森駅から三峰口駅までが運転見合わせだという。西武秩父線も一部の区間が除雪中で折り返し運転をしている。こうなれば影森駅からスタスタ歩くしかないだろう。そう思って、一路浦山大日堂を目指すことにした。山はこの大雪で当分無理だ。多くのハイカーが賑わう山なら別だが、人気のない山域はそれなりの装備が必要になる。今日は山を諦め、何か出来ることがあるのなら、お世話になっている大日堂のおばあちゃんの家へ行ってみる事にした。避難して留守なら、それはそれでいい。雪に埋もれての生活もままならないだろうとあれこれを考えた。その結果、キャベツ、ダイコン、ナス、それに缶詰、パン、ラーメンをザックに積めた。そうと決まれば一番電車で出掛ける。まだ暗いうちに出掛けるのも久しぶりだ。何はともあれ、おばあちゃんの顔が見られればそれでいい。そんな気持ちだ。道路の除雪状況が分からない今は足で稼ぐことにする。 . . . 本文を読む

虚空蔵尊から桂木観音、そして越生梅林   

2014年02月16日 | さんぽ
今週もまた大雪で大変なことになってしまった。14日から15日の深夜未明にかけて降り続いた雪は各地で観測史上最多を更新したという。中でも甲府市が114cm、河口湖で143cmと、これまた凄い。前橋でも73cm、宇都宮市で32cm、秩父でも98cmというからびっくりだ。近所でも数多くのカーポートが雪の重みで押しつぶされていた。幸い何とか持ちこたえてくれた我が家のカーポートも雪降ろしが必要な程だった。不要な外出は避けるべきだったが、雪かきも終えて一段落したこともあり、朱色の桂木観音と梅の花を目的に出掛けてみた。この日はJR私鉄と共に終日運転見合わせの路線があったり、高速道路や一般道も車の立ち往生で交通網が寸断されていた。後日、ニュースで知ったことだが、山梨県をはじめ、奥多摩や秩父、それに群馬県は南牧村までが孤立状態だという。山を通じて親しみを感じている集落が孤立しているとは何と言ったらいいのか、言葉にならない。一日も早く普段の生活が出来るように願うばかりだ。 . . . 本文を読む

天目山へは届かず、やっとこさ滝入ノ峰まで

2014年02月11日 | さんぽ
建国記念日の祝日、大雪の後遺症は高速道路通行止めが続いている。今回、久し振りに会社の山岳部の山行へ参加した。恐らく2年振りだと思う。計画では富士山の展望が良い毛無山だった。しかし、雪の影響で高速道路は通行止め。やむなく手頃な山という事で奥多摩は天目山(三ツドッケ)に決まった。一昨日の秩父浦山辺りでは膝上程度の積雪だったが、雪も融けて歩き易くなっているだろうと想像している。それに、奥多摩ならハイカーもたくさん入ってトレースはバッチリ付けられているだろうとたかをくくっていた。 . . . 本文を読む

雨乞岩目指すも大持山西尾根16号鉄塔で諦め、大日堂のおばあちゃんとお茶飲み

2014年02月09日 | さんぽ
昨日からの雪は東京の都心で昭和44年以来、45年ぶりに27センチに達したという。交通機関にもその影響が現れ、新幹線をはじめ首都圏のJR私鉄は運転見合わせ、一部運休など、ダイヤが大幅に乱れた。土曜の朝は薄っすらと雪化粧程度だったが、日中に降り続いた雪は見る見るうちに真白くなり、雪掃きをする始末になってしまった。走る車もしだいに少なくなり、夕方には深々と降り続ける雪の勢いに、翌日の積雪を案じた。先週は通夜に告別式と多忙な週末であったが、今週末は雪に見舞われ、運動不足気味に過ごしている。そこで、明日の日曜日はどうしても山へ行きたい、山歩きがしたい、雪景色が見たい。そんな事を考えていた。 . . . 本文を読む