山さんぽ花さんぽ

奥秩父や奥多摩周辺の山と花の風景を楽しんでいるデジカメ日記です

大事なお知らせです。(私にとって)

2014年12月07日 | 日記
いつもお立寄り頂いている皆様方 また、偶然にも立ち寄って頂いた皆様 たくさんの方にご愛読して頂き、誠に有難うございました。 当ブログでは大きな写真が多い為か、容量不足となる日が近づいていました。 そこで、皆様方には大変恐縮ではございますが 当ブログは下記の新タイトル先へ引っ越しをさせて頂きました。 何分にも不慣れなまとまりのないデジカメ日記でしたが 時には皆様方に励まされたり、楽しいコメントを . . . 本文を読む

ある一冊の雑誌に魅せられた晩秋の尾根@品から大平戸山

2014年12月01日 | さんぽ
今週は新ハイキングという雑誌の11月号に掲載されていた秩父の低い尾根を訪ねてみた。この雑誌は本屋で時々立ち読みする程度であるが、気になる記事が掲載されていれば買い求めるというものである。今回歩く場所は秋深き山の特集の中に紹介されていたコースのひとつで、「静けさが際立つ錦秋の尾根 品―大平戸山」と題されていて、秩父は両神山の麓の山になる。秩父鉄道は三峰口駅の一つ手前の駅、白久駅で下車した。ここは熊倉山へ登る際にも良く利用している駅である。秩父と奥多摩は酉谷山や天目山、蕎麦粒山などで接しているが、荒川上流の白久と赤平川が流れる小鹿野町の山間はそれほど訪れる登山者も多くなく、静かな山歩きが楽しめる場所だ。この9月には般若山から釜ノ沢五峰を歩いたが、道は整備されていない場所も多く、低山ながら道迷いし易いと思った。今回は送電線の巡視路から尾根歩きに変わり、山仕事の道や峠道が数多く交差する尾根だった。この時季、師走になると秩父路は夜祭りムード一色となる。 . . . 本文を読む

将監小屋ベースキャンプ三日目は悪天候の西御殿岩でCoffee break

2014年11月26日 | さんぽ
三連休もこれで終わりだ。そう考えると早く下山したくなるのは何故だろう。もう少しのんびりしたいと考えたり、そそくさと下山したいと思ったり、複雑な気持ちだ。今朝は西御殿岩でご来光を眺めたいと考えていた。ところが、山頂へ近づくと、まったく予想もしていない天候だった。小屋を出発する時には星空も見られたのに…、と思いながら温かいコーヒーを飲みながら天候の回復を待つ。 . . . 本文を読む

将監小屋ベースキャンプ二日目は静かな和名倉山とちょっと気になるカバアノ頭

2014年11月26日 | さんぽ
今朝は3時頃目が覚めた。テント内は結露もなく快適な一夜を明かす。今日の予定は運が良ければ和名倉への縦走路で朝焼けに染まる富士山を眺めたい。そんな感じで朝飯を作り始めた。メニューは至って簡単で、サトウのご飯で雑炊にした。味付けはカニ雑炊の粉末を鍋に入れてかき混ぜれば出来上がりだ。おまけとして生玉子を落とした。デザートはリンゴ、仕上げはコーヒーでくつろぐ。三ノ瀬から和名倉の日帰りは結構忙しい。しかし、今日は余裕を持って歩けるので途中の気になるピーク、カバアノ頭へも立ち寄ってみたいと思う。今頃の季節は日の出が遅いので、適当な時間に出発することにした。ラジオを聞きながら雑炊を食べたが、昨夜の地震の震源地が長野県北部だと知る。崩壊した家や負傷した方もいるという。被害が大きくなければいいがと出発準備を始めた。改めて山ではラジオが貴重な情報源であることに気付く。これが関東だったらいち早く下山して家族の安否を確認しなければならないところだ。空を見上げれば星がキラキラと輝いていた。吐く息は白く、温かい食べ物が美味しく感じる。他のテントの方が起き出す頃、ザックの中身を点検して、忘れ物がないかを確認した。そして、ヘッドライトを点けて暗闇の中へ歩き出す。 . . . 本文を読む

将監小屋ベースキャンプ一日目は青空が広がる竜喰山と大常木山と飛龍山

2014年11月26日 | さんぽ
今週の三連休は将監小屋にテントを張り、そこから飛龍山、和名倉山、西御殿岩などを回る事にした。将監小屋までは三ノ瀬から林道歩きになるが距離も短く三日分の食糧を担ぎ上げるにはそれほど苦にならない。小屋は水も豊富で今年からバイオトイレに改修している。ここは交通の便が悪い為か比較的登山者も少なく、静かな山の雰囲気を楽しむには好都合な場所だと考えた。そして、今日は飛龍山よりも竜喰山と大常木山を、それに展望の良い禿岩を目的にしている。車は登山口に最も近い三ノ瀬の民宿に駐車した。この日は和名倉山を日帰りするという単独の方と同時に歩き出し、牛王院下で別れる。 . . . 本文を読む

富士山の眺めはいいけど、北風に悩まされた小金沢連嶺と南大菩薩

2014年11月16日 | さんぽ
毎年、この時季になると富士山がやたらと見たくなる。それも雪化粧した絵になるようなあの白い富士山だ。しかし、初冠雪が例年よりも16日遅かった為か、その姿は迫力に欠けていた。奥秩父の山々も紅葉シーズンが終わり、甲斐大和駅から上日川峠へ向かうバスも比較的空いているだろうということで電車を利用して出掛ける。そして、気掛かりだったすずらん昆虫館からの牛奥ノ雁ヶ腹摺山へ向かう登山道は地図に記載れていないものの、ちゃんと整備されているまったく極普通の山道だった。それから、晩秋の日川渓谷もついでに見たかったので、米背負峠から下山した。でも、甲斐大和駅まで車道をひたすら歩いた為か、ひざ痛になってしまい、しばらくは様子をみなければならないようだ。小金沢連嶺とは石丸峠から湯ノ沢峠までの尾根を一般的にそう呼んでいるらしい。この長い尾根には小金沢山や牛奥ノ雁ヶ腹摺山、それに川胡桃沢ノ頭や白谷丸などの展望の良い頂が連なっていて、日本一の山を眺めながら、または南アルプスを眺めながら歩くのには絶好の場所だと思う。南大菩薩は湯ノ沢峠から南下して滝子山へ至る尾根をさしているようだ。 . . . 本文を読む

元気ならいいが、「浦山大日堂のママを訪ねてウノタワから大持山西尾根」

2014年11月09日 | さんぽ
しばらくお逢いしていない、浦山大日堂のおばあちゃん。集落のみなさんからはママとの愛称で親しまれているらしい。お茶を飲みに訪ねる方々がそう呼んでいるようだ。玄関を開けて「ママぁ~いる~?」という具合にやってくるという。春の彼岸頃にもなれば大ドッケの福寿草が満開になり、大勢の登山者がやって来る。私もその一人であり、ある時、下山して来ると「ちょっとお茶でも飲んで行きなさい」と見知らぬ私に声を掛けてくれた。そんな事がきっかけで、この地を訪れる度に寄り込んでしまう浦山大日堂のママである。そして今回は元気でやっているだろうか、どうしているだろうかと、約8ヶ月ぶりに訪ねることにした。今年の大雪では秩父の浦山も孤立状態にあって、一時は大変な思いをしたという。寒さが日に日に増してくる今日この頃だが、相変らず口が達者ならいいがと気になっていた。 . . . 本文を読む

贅沢極まりない秋深き縦走の二日目@酉谷避難小屋から熊倉山宗屋敷尾根

2014年11月01日 | さんぽ
眠れたのか眠れなかったのか昨夜は相当長い間意識があったように思う。慣れぬ環境でのことだからしょうがないとしても、寝不足という感じではなかった。テントならこのようなことはないのだが、やはり他人様を横にすると無意識に気を使ってしまうのだろう。頭がもうろうとするぐらい飲めば良かったのかもしれないが、日本酒一合ではまだ足りないということなのか、これが適量なのか、気分はそう悪くない。天気はどうだろうかと小屋の窓を開ければ雨は止みそうな気配だが、昨日と変わらないタワ尾根の風景が見える。夜更かしをすることもなく、暗くなって寝て、明るくなって起きたのだからだいたい10時間前後は横になっていたかたちだ。今朝のメニューはまずみそ汁を立て続けに2杯飲んだ。喉が渇いていたのだろう。次はカレーライスで朝飯にした。生憎の空模様だが、予定通り酉谷山から熊倉山への尾根を歩き、宗屋敷尾根で下山する。一時はそそくさとタワ尾根を下って帰宅しようかと悩んだが、天気が回復することを願って計画した尾根を歩くことに決めた。小屋は避難小屋の常連さん達が大丈夫だからということで、掃除もせずに出立したしだいである。昨晩は大変ご馳走にもなった上に後片付けまでお願いしてしまうという後ろ髪を引かれる思いだった。 . . . 本文を読む

贅沢極まりない秋深き縦走の一日目@矢岳北尾根から酉谷避難小屋

2014年11月01日 | さんぽ
自分へのご褒美として今日はリフレッシュ休暇をとった。特にこれと言って用事もなかったが、ただ過ごすのももったいなく。そこで、深まる秋と静寂な時間を求めて、普段歩き慣れていない身近な山を縦走することにした。せっかくの休養なのでここはのんびりと電車を使って酉谷避難小屋で一泊し、熊倉山宗屋敷尾根を下って再び下車駅へ戻るという周回コースにしてみた。考えてみればこれが一番格安な山旅であり、贅沢極まりない充実した縦走だと感じた。おそらく誰一人として出会うことなく深山幽谷の世界を充分に堪能できるような気がした。久しぶりの山に気分は高揚し、避難小屋で飲むお酒も準備してしまう。但し、お酒は好きだが、あまり飲めないので日本酒一合だけでにとどめた。何よりも日常生活から抜け出し、秋深き季節を満喫できるのがいい。 . . . 本文を読む

こうなると生活週間病です

2014年10月26日 | 日記
今朝は赤城山や男体山は見えませんでしたが、いい天気になりそうです。秋も深まり、行楽日和の週末ですが、今週は山はお休みです。 . . . 本文を読む

雁坂の便所国道と笠取山の紅葉は良かったが初冠雪のお姿は

2014年10月18日 | さんぽ
先日、テレビのニュースで富士山が初冠雪したと報じていた。平年よりも16日遅い雪化粧だという。青空に浮かぶ白い富士山、そんな姿が見たくなり、奥秩父は古礼山の山頂から眺める事にした。奥秩父の山もそろそろ紅葉の様子が気になるところだった。前日の快晴を考えれば、当然青い空と白い富士山と紅葉のコラボがイメージだ。場所が決まれば思い描く風景も頭から離れない。いつしか眺めた古礼山からの山並みに浮かぶ白い山容、その感動をもう一度、という願いを胸に出掛ける。今日は雁坂小屋を折り返し点としたので、ちょっとばかり朝は早く起きたが、朝飯を食べている余裕はない。やっと待ちに待った週末、ラジオ深夜便から流れる加藤登紀子の唄を聞きながら三ノ瀬へと車を走らせた。当然、辺りはまだ真暗だ。上を見上げればキラキラと星も輝いていた。その星空を眺めると、思い描いている風景が更に大きくなり、益々期待は膨らむ。そして、作場平へ到着してみれば、車が数台、おまけにテントまで出ていて、目を丸くしていると、また車が一台やってきた。誰もいないと考えていたが、夜明け前だというのに、これほどの人気がある山だとは、ちょっと驚きだった。ここまでノンストップで走って来たのでリンゴをかじりながら10分ばかり車の中で横になる。そして、落ち着いた頃を見計らって身支度をはじめた。意外と外は寒く、手袋や薄手のフリースなどの必要性を感じる。ゴソゴソしながら出発準備が完了し、ヘッドライトの明かりを頼りに歩き出した。 . . . 本文を読む

痛い目にあったが大展望に満足した奥秩父最西端の男山と天狗山

2014年10月12日 | さんぽ
奥秩父最西端と言っても、もう八ヶ岳に近い男山と天狗山。ガイドブックによれば三国山から派生した尾根にこの山があるから奥秩父の最西端の山だと位置付けている。天狗山はそれほど興味はなかったが、男山は野辺山を走る国道からもひときわ目立つ存在だった。そして、天気の良い見晴の良さそうな日に紅葉時期を重ねて歩くことにした。馬越峠からの往復ではいささか気乗りはしていなかったが、バスを利用することで、ぐっと面白みが見えてくると感じた。起点となったのは信濃川上駅にある村営の無料駐車場からだ。事前にバスの時間と駐車場の有無を役場に確認し、出掛けた。本来なら7:10発のバスで大深山中央まで乗車し、天狗山から男山へ向かう予定でいた。しかし、駅の駐車場へ到着してみればバスの時間とまったく合わず、信濃川上駅から逆回りで先に男山を目指すことにした。その前に駅のトイレを拝借して、前準備を済ませた。まだ薄暗いので、ゆっくり朝食を頂くが、ご近所から頂いた赤飯と自前で準備した果物、それにみそ汁でもあれば最高だが車の中では白湯で我慢する。そして、辺りが明るくなった頃、登山靴を履いてレタス畑でも散歩するかように出掛けた。 . . . 本文を読む

山粧ふ上州武尊、紅葉黄葉で山頂は満員御礼

2014年10月05日 | さんぽ
秋もいよいよ本番となり、もみじ狩りの行楽シーズンをむかえる。遠くへは行けないが、近場で今週も秋を楽しみたい。そんな思いだ。武尊山の山頂を目指す本日の川場野営コースは、数年前の夏、剣ヶ峰の巻き道で熊に遭遇した経緯があり、トラウマ的なコースになっている。今となっては遭遇したその時の記憶も薄れ、再び武尊山の山頂を目指すことにした。熊除けの鈴は持ち合わせ3個、全てをザックへくくり付け、ジャラジャラしながら出発する。この鈴も遭遇した機会に買い揃えた品だ。 . . . 本文を読む

紅葉にはびっくりの大源太山から七ツ小屋山と蓬峠

2014年09月28日 | さんぽ
兼ねてから考えていた大源太山、紅葉が始まったということと、土曜日は移動性の高気圧におおわれるということで行ってみることにした。群馬と新潟の県境をなす上越国境には谷川連峰の南西端にも同じ名前の大源太山がある。以前、三国峠から三国山を経由して訪れたことがあるが、こちらも山頂からの展望に恵まれていた。今回登るこちらの大源太山は上越のマッターホルンとの異名が付けられているだけあって、クサリやロープの場所もあるらしい。それに、渡渉するところもあって、いささか気が小さくなっていた。というか、それほど目的もなかったので、そのままズルズルと先延ばしになってしまっていた格好だ。毎度のことだが、大源太山と決めたのは前日であり、天気と費用と目的で選定した。大金をはたいても、雨や曇りではガッカリするのが関の山だから。特に関越トンネルを抜けると高速料金もいっきに跳ね上がるので、そこんところだけは天気の読みは念には念を入れて出発する必要があった。しかし、今回は天気図を見ただけで、その辺は当然にして晴れだと予想していた。いつもなら確認するはずの雨雲の動きはノーチェックで家を出てしまう。すると群馬県は沼田辺りで小雨らしきものがパラパラ降り出した。空を見上げても星は見えず、ただただ真黒い暗闇が広がっているだけだった。そして、関越トンネルを抜けて土樽PAで朝食をしながら夜明けを迎えた。谷川の山の斜面に低く白い雲が垂れこんでいて、ここではじめて天気が悪いことを確認する。先々週の三宝山ではシャリバテに見舞われたので、今日は手弁当を用意する。ご飯を詰め込んだ弁当箱には、大盛りでどんぶり一杯の分量にお新香、昆布、等々のおかずを押し込み、満足のいく朝食を食べた。まぁ、しっかり食べて、しっかり遊ぶことの準備をしたわけである。 . . . 本文を読む

秩父巡礼の里山 秋海棠咲く般若山法性寺から釜ノ沢五峰

2014年09月21日 | さんぽ
今日は彼岸の入り、墓参りのついでに秩父の低山を歩いてみた。本来なら晩秋から真冬にかけて歩きたいと思っていたが、一足先に訪れたかたちになってしまった。ここは秩父札所34ヶ所のうちの32番、般若山法性寺という場所で、通称お船観音とも呼ばれているところからスタートした。釜ノ沢五峰はかれこれ15~16年前に五峰のピークまでピストンしたことがあるが、あれから15年、その先と32番を結ぶ道に興味が出てきてしまったという訳である。計画では般若の丘から法性寺を抜け、釜ノ沢五峰から文殊峠、白井指を経由して武州日野駅までを考えていた。しかし、コースタイムが不明であり、低山の藪の状況も知りたいと考え、中間部分を下見的に歩いてみることにしたわけである。そして、その結果は真ん中のこのコースのところが一番おいしいところであると感じ、通しで歩くのはまたの機会にすることに諦めた。それは、また、いつしか、忘れた頃に歩くとし、墓参りと兼ねて丁度都合のいい時間に下山することができた。暑くもなく、寒くもないこの季節、今、秩父では12年に一度の午歳総開帳といことで、多くの巡礼者を見かけた彼岸の入りだった。 . . . 本文を読む