山さんぽ花さんぽ

奥秩父や奥多摩周辺の山と花の風景を楽しんでいるデジカメ日記です

榛名富士と鬢櫛山と烏帽子ヶ岳と蛇ヶ岳

2013年01月03日 | さんぽ

2013年1月2日(水) 晴れ

ビジターセンター→榛名富士→鬢櫛山→烏帽子ヶ岳→蛇ヶ岳→ビジターセンター

平成25年 巳年、新たな年が始まった。何も変わっていないが、カレンダーが新しくなった。そして、山歩きができて嬉しい。いつも変わらない日々が続いてほしいものだ。正月らしく静かにのんびり歩きたい。そして、干支の山にも訪れてみたかった。

<湖畔から掃部ヶ岳>
夜明けは遅く、高速道路を使うほどでもない。現地が明るくなる頃を見計らって家を出る。昨日は穏やかな元日であった。初詣も済ませ、気持ちも新たに頑張りたい…。というよりも無理せず楽しみたいといったところだ。



<天目山>
ビジターセンターの駐車場から榛名富士の山頂を目指す。雪は少ないが、山道は踏み固まれてツルって滑る。眼下の榛名湖はまだ全面凍結されていないようだ。



<三ッ峰山>
ケーブルの山頂駅に着いたが、この季節は運休しているようだ。一人の男性がいた。私と同年配だろうか。暇なおじさん二人が景色を眺めている。



<二ツ岳、相馬山>
山頂神社にお参りし、ここでおにぎりを食べた。赤城山は見えるが富士山は霞んで見えない。今日は風が意外と強く、陽だまりハイキングとはいかないようだ。山頂からの景色を期待していたが、それほどでもないのにちょっとがっかりだ。



<鬢櫛山と烏帽子ヶ岳>
榛名富士山頂からゆうすげ温泉へ下る。北面は雪が一面にある。踏み跡も少なく、山道を下るのにはちょうどいい感じだ。これから登る鬢櫛山と烏帽子ヶ岳が望める。



<鬢櫛山登山口>
鬢櫛山と烏帽子ヶ岳の鞍部、笹峠へ向かう入口。赤い稲荷神社の鳥居が幾重にも重なる。この先は踏み跡もなく静かな山歩きが楽しめそうだ。



<もう直ぐ山頂>
30分程で鞍部に着いた。昼は烏帽子ヶ岳の展望の良い場所で食べたいという理由から、先に鬢櫛山へ行くことにした。



<鬢櫛山山頂>
笹峠から動物の足跡が山頂へ向かっていた。鹿でもなく、クマでもないようだ。鬢櫛山山頂からの展望はない。樹林越しに微かに山のシルエットをうかがうだけである。難しい漢字だが「びんぐしやま」と読むようだ。



<烏帽子ヶ岳>
次に向かう山は烏帽子ヶ岳。山頂から南へ20~30m行くと展望の良い場所がある。そこで待ちに待ったおにぎりにしたい。お楽しみがあれば頑張れるというものだ。



<上越国境の山々>
遠望すれば谷川あたりも天気が良さそうだ。



<鞍部>
先ほどの鞍部へ戻って来た。笹峠というらしい。稲荷神社の鳥居をくぐり登り始める。



<振り返って鬢櫛山>
烏帽子ヶ岳への山道は鬢櫛山とは違って、整備されていた。道は不明瞭でも柵がガイド役だ。



<もう直ぐ山頂>
岩の下に加護丸稲荷神社ある。ここを左から巻いて山頂へ行く。



<烏帽子ヶ岳山頂>
笹を踏み分け、山頂に着いた。このまま直進して眺望のよい場所へと移動する。



<二ツ岳、相馬山>
中央の相馬山の下にある小さな山が蛇ヶ岳。帰りはそこの山へ登って帰る予定だ。何しろ干支の山だから。



<榛名富士>
今朝はあの山を超えて来た。榛名富士は訪れたことがなかった。南側の山道がかなりしっかりと踏み固められていたので、元旦の初日の出を眺めた方が大勢いたのだろうと推測する。



<榛名湖、掃部ヶ岳>
去年の秋に訪れた掃部ヶ岳は、榛名山の最高峰らしい。出会った暇なおじさんに教えてもらった。



<冬の枯草>
お昼を食べて下山した。蛇ヶ岳へは車道をしばらく歩いて登山口となる。しかし、道路はアイゼンがほしいほどガチガチに凍っていた。



<振り返って鬢櫛山、烏帽子ヶ岳>
道路から取りつくが、いきなり急登になった。笹につかまるが細くて短くて役に立たない。ツルツル足を取られながら登る。ここも踏み跡がしっかり作られてカチカチだ。今年の干支の山だからしょうがない。



<蛇ヶ岳山頂>
やはり、期待通りの山頂だ。まったく展望がない。先へ進んだがやはり開けていない。時間に余裕があれば直進して相馬山を考えていたが、やめる。



<沼ノ原>
午後になると更に風が強くなってくる。時間も丁度いいようだ。早いもので、もう帰る頃になってしまった。そして、原っぱを歩いてビジターセンターへ戻る。お土産さんも閉まっていて休業中らしい。元気に雪遊びをしている子供が数人。榛名山は静かな巳年を迎えたようだ。

新年あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

コメントを投稿