山さんぽ花さんぽ

奥秩父や奥多摩周辺の山と花の風景を楽しんでいるデジカメ日記です

麦草峠から高見石小屋、そしてニュウと白駒池の苔めぐり

2014年06月30日 | さんぽ
今朝は早く目が覚めてしまった。ここのところ雨ばっかりなので、お天気が心配になり、いつもよりも2時間早く起床する。パソコンで確認すると気になっていた雨雲は西から東へ移動していた。家の外はザァーザァー降りの雨の音が聞こえている。そして、悩んだ。行くか、行かないか。いったんは諦めかけていたが、たとえ3~4時間でも歩きたい。そんな思いが行動させたのだろう。この季節、コケを眺めたく、北八ヶ岳は白駒池周辺へ出掛けてみることにした。雨が降っていて、後で後悔するよりも、行って納得することが先決だと考えた。単純なこんな答えを出すのに90分も掛かってしまう。忙しく準備して食べる物も食べず、車を走らせた。麦草峠なら国道299号線だから正丸峠から下道を行けばいいが、それでは歩く時間がなくなってしまう。ここは下仁田ICから254号線を走り、内山峠を越えて佐久穂町へ出ることにした。来月から高速道路の割引率が変わる。度重なる交通費もバカにならない。ここは頑張って下道を走り、多少なりとも経費節減を考えなければならないだろう。これからはケチケチ作戦で山を楽しみたい。 . . . 本文を読む

雨の休日

2014年06月28日 | 日記
梅雨空を眺めながら、今日は紫陽花を見に行きました。 山へは行けないので買い物ついでにお花見です。 ここは静かな里山の一画にある「あじさい街道」です。 単独のカメラマンが熱心に紫陽花を撮っていましたが、雨が降ったり止んだりで おそらく私と同じ、びしょ濡れだったと思います。 . . . 本文を読む

平標山は雷雨の前にハクサンイチゲとハクサンコザクラを

2014年06月21日 | さんぽ
九州地方では梅雨前線が停滞し、その影響で大雨洪水、土砂災害注意警報が出されていたが、流れ出した土砂に乗り上げてJR指宿枕崎線が脱線したという。関東甲信越も変わり易い天候であり、山沿いを中心に激しい雨や雷に注意が必要だという予報だ。こんなことで、山歩きを楽しみにしていた週末は不安定な天気予報で悩んでいた。曇り空の奥多摩へ行くか、奥秩父か、御坂か、大菩薩か。それとも午後は雷雨が心配の赤城か、谷川か、いっそのこと新潟かと。結局は、ハクサンイチゲとハクサンコザクラが頭から離れず、恒例の平標山へ出掛けた。ここは群馬と新潟の県境をなす上越国境であり、太平洋側と日本海側がせめぎ合う気圧の影響で天候も急変しやすい山域だ。とにかく早目に下山することを心掛け、季節の花に逢いたい一心で出掛けてみた。 . . . 本文を読む

梅雨の合間に眺望の御座山へ

2014年06月15日 | さんぽ
長野県南佐久群に属する御座山は千曲川の源流にほど近く、八ヶ岳の展望の山として知られる山だ。佐久の山はこの他にも天狗山や男山、それに茂来山や四方原山なども登山者に親しまれているという。この辺りの山村は西上州や奥秩父の山々に隣接していて、山稜を越えるいくつもの峠で結ばれている。主だった峠では国道245号線の内山峠、299号線の十石峠、それに三国峠やぶどう峠などがある。また、この山村で暮らす人々は西上州や秩父地方との交流も深かったようだ。明治17年、当時の政府の圧政に耐えかねた農民達の武装蜂起は秩父事件として知られているが、この地からも多くの農民が参加したという。その他、御座山に関連した話題として、プロジェクトXというテレビ番組が一昔前にあったが、新潟は柏崎刈羽原発から東京へ電力供給する為の送電線の工事が紹介されていた。100万ボルトの送電線は全長250キロに及ぶ距離となり、その工事現場は想像を絶する難工事だったらしい。足場は傾斜40度を超える急斜面と風速20mの突風が吹き荒れる最悪の条件だったという。 . . . 本文を読む

梅雨入り

2014年06月08日 | 日記
今週は山はお休みです。せめて傘を差して歩ける場所でもと考えていましたが、この土砂降りでは歩いてもそれほど気分転換はできません。そこで、本でも読みながら週末を過ごすつもりでいましたが、これといって読みたい本も無く、新聞、テレビを見て、家でゴロゴロしていました。「春を背負って」は読み終えたばかりで、もう一度という気にはなれませんでした。しかし、この本を読んで、目の前に浮かぶ光景はやはり石楠花の花です。 . . . 本文を読む

鳩待峠から水芭蕉咲く尾瀬ハイクへ

2014年06月01日 | さんぽ
尾瀬のハイライトと言えば、なんといっても広い尾瀬ヶ原と尾瀬沼だろう。それに燧ケ岳と至仏山という山が魅力的な景観をつくっているように思える。水芭蕉やニッコウキスゲ、そして、季節の草花が尾瀬の自然を楽しませてくれる。はじめて尾瀬を訪れたのは、かれこれ15~6年ほど前になろうか、福島県側の御池から燧ケ岳と尾瀬沼だった。その頃は花よりも山の頂を求めていたように思える。そして今は、季節を感じながら自然に触れたい。そんな気持ちだ。 . . . 本文を読む