劇団夢桟敷「週刊月曜日」
〈第35号 2023.2.13発行〉
https://yumesajiki.jimdofree.com/
【寺山修司没後40年】
1983年5月4日に寺山修司氏が亡くなって今年2023年で40年。
百年たったら帰っておいで！アト60年だ。
大半の友人知人たちは入れ替わりに逝っているだろう。
今の孫世代は老化現象ですれ違うか？新しい出会いになるか！
ハテナ人間たちが未来に生きる。
アさて、アさて、アさては〜♪アングラのア♪
アングラ劇に影響刺激を受けた劇団夢桟敷としては何かアクションを起こしたいものだが！…アさて♪アクションのア♪
その前に寺山修司氏に関する覚書メモとして記します。
※寺山修司プロフィール
1935年12月10日、青森県三沢市生まれ。-1983年5月4日(享年47歳没)
歌人、劇作家、詩人、俳人、映画監督、脚本家、評論家などの多岐にわたる活動や才能が発揮された天才。
とりわけ演劇では前衛と呼ばれる演劇実験室「天井桟敷」を主宰し、アングラ劇を牽引した四天王のひとりとして評される。
時代を挑発する姿勢は氏が生きた激動の時代を超えて現在も尚、迷走時代を挑発するアジテーションとして世界に波紋を広げて続けている。
「私の存在そのものが質問」と言った氏は既成の閉鎖概念からは異端者に見えたことだろう。
世界は「質問」から始まり更なる「質問」へ広がる。
【寺山修司没後40年記念認定事業】
寺山原作の再演や新作公開が全国で予定されています。
スケジュール http://terayamaworld.com
●映画『日の丸～寺山修司40年目の挑発～』
2023年2月24日公開
http://hinomaru-movie.com
●『血は立ったまま眠っている』
2023年2月1日～12日 Space早稲田
http://gekidankyo.or.jp/performance/2022/2022_06.html
● 演劇実験室◉万有引力『草迷宮』
2023年2月3日（金）～12日（日） 座・高円寺１
https://banyuinryoku.wixsite.com/index
●オーストラ・マコンドー『さらば箱舟』
2023年2月18日（土）～26日（日） 吉祥寺シアター
http://austramacondo.com
● エス・エー企画『青森県のせむし男』
2023年2月23日（木・祝）～26日（日） G／PIT
https://twitter.com/s_a_kikaku
● 空間再生事業劇団GIGA『宝島』
2023年3月4日（土）～5日（日） 福岡市立西市民センター
https://spacegiga.com/takarajima/
● 風蝕異人街創『毛皮のマリー』
2023年3月10日（金）～12日（日） シアターZOO
http://fushokuijingai.wixsite.com/fushoku
● 役者でない 一人芝居『地球空洞説』
2023年3月25日（土）～26日（日）KYOTO ART THEATRE URU
https://twitter.com/yakushadenai
● 紙魚『毛皮のマリー』
2023年4月7日（金）～9日（日） スタジオ空洞
https://twitter.com/SilverFishSHIMI
● 劇団演奏舞台 公演80 劇団創立50周年記念公演Ⅱ
『白夜』
2023年4月14日（金）～16日（日） 九段下GEKIBA
https://g-ensoubutai.com
● シアターRAKU テラヤマ音楽劇『くるみ割り人形』
2023年6月21～25日 下北沢駅前劇場
http://ryuzanji.com/r-raku.html
2023年5月6～7日 新営文化中心（台湾）
https://xinying-culture.tainan.gov.tw
● 演劇実験室カフェシアター『地球空洞説』
2023年5月13～14日 ホクト文化ホール
http://facebook.com/cafetheater1977/
● 体現帝国『奴婢訓』
2023年9月1～24日公演 七ツ寺共同スタジオ（予定）
http://taigenteikoku.com/audition_20230313/
（出演者オーディション3/10締切）
※寺山修司記念館より転載
【寺山修司監督映画 動画リンク集】
寺山 修司監督映画 YouTube 動画アーカイブ
◎短編映画編
●『檻囚』1964年
https://youtu.be/7tyfBZsQQ54
●トマトケチャップ皇帝 1970年
https://youtu.be/-hNABREdIcE
●ローラ 1974年
https://youtu.be/pNRgLT2evjE
●蝶服記 1974年
https://youtu.be/Pfi4plqs6_w
●青少年のための映画入門 1974年
https://youtu.be/zQKPF1Wxsk0
●疱瘡譚 1975年
https://youtu.be/1TEOAZs26lI
●迷宮譚 1975年
https://youtu.be/DwxB55wUVJA
●審判 1975年
https://youtu.be/CSMU2E1zytY
●二頭女-影の映画 1977年
https://youtu.be/FVGg_D4huPo
●マルドロールの歌 1977年
https://youtu.be/Vnph5I6Kv6Y
●消しゴム 1977年
https://youtu.be/RAvwVkxp-1w
●書見機 1977年
https://youtu.be/VEgthht_Fow
◎長編映画編
●書を捨て町に出よう 1971年 予告編
https://youtu.be/sU-UeEtWGNY
amaozn Prime
●田園に死す 1974年 予告編 https://youtu.be/QbFZXVU1FF4
(注)以上実験映画リンク先で削除されているのもありますが、見れるのもあります。資料として残します。
◎
【劇団夢桟敷◎テラヤマ演劇 過去の公演資料など】
追悼公演記録メモ
●没後20年
「新 観客席」
2003年10月25日(土)18:00
10月26日(日)13:00
場・熊本市子ども文化会館
●没後25年
「疫病流行記」
2008年8月2日(土)19:00
8月3日(日)14:00・18:00
場・熊本市同仁堂スタジオライフ
●没後30年
「レミング〜世界の涯まで連れてって」
2013年4月27日(土)14:00・18:00
4月28日(日)14:00
場・熊本市現代美術館アートロフト
●〈市街劇〉
2013年10月
「ポータル・ゲート・プロジェクト 1メートル四方国家」
(Street Art-plex Kumamoto 参加)
場・熊本市上通りアーケード街
●「遊戯療法」～レミングより～
2013年11月28日(木)19:30
11月29日(金)19:30
11月30日(土)14:00・18:00
12月1日(日)14:00
場・熊本市GALLERY ADO
●【寺山修司「学習会」〉ワークショップ
資料・演劇理論誌「地下演劇⑤」
(天井桟敷地下演劇編集委員会)
〜人力飛行機ソロモンより〜
2014年1月〜3月(毎週金曜日)
場・熊本市黒髪コミュニティーセンター
●〈実験映画創作上映会〉
→テラヤマプロジェクト第一弾
「あたしはあなたの病気です」〜疫病流行記より
2021年3月13日(土)16:00-20:00
場・熊本市国際交流会館
トークゲスト 寺山偏陸氏
→テラヤマプロジェクト第二弾
訪問劇・市街劇ワークショップ
2021-2022
言うは易し、行うは難し。ワークショップから本番までの道半ば。
方法論としては劇団夢桟敷の現在進行形MINAMATA PROJECT として夢現ひとり芝居「苦海浄土(仮称)」・Movie製作「SHIRANUHI 幻視行」の演劇と映像の二方面から繋げます。
ハプニングか？計算された台本通りか？
◎
〈付録メモ・劇団夢桟敷映像の断片リンク〉
劇団夢桟敷Movie
YouTube掲載 leo sinta
●ねじ式 劇団夢桟敷予告編
https://youtu.be/z7ThDkrnhy0
●シナプスの転生 あるいは ねじ式
https://youtu.be/QrtJZO4z8Vs
●薔薇色の病室
https://youtu.be/RtZt_PB9K7E
●第54回公演「かぐや」
https://youtu.be/iD5XKgpxjB8
◎
【編集後記】
「寺山修司没後40年」2023年
日本各地で記念事業公演が催されています。
中でも、流山児★事務所スペース早稲田「血は立ったまま眠っている」は是非足を運んでみたかったのですが叶わず残念でした。昨日2月12日終了。
「なぜ、国家には旗がありながらぼく自身には旗がないのだろう？
戦後、焼跡の若者たちの反抗を描く青春群像劇。
様々な異議申し立てが噴出した60年代後半の小劇場運動の原点がここにある。
演劇における社会性、実験性、集団性、変革への希求を浮かび上がらせる。
この作品はいわゆる「新劇」の変形であり、演劇への疑いを指し示す世界の鬼才＝テラヤマの「演劇と革命」のバイブルである。」
寺山修司没後40年認定記念認定事業
「日本劇団協議会」より。
まだまだ続いてテラヤマ演劇は公開されます。
できれば青森県三沢市の寺山修司記念館でのフェスティバルに行けるものならば！と考えます。
前回はコロナ禍で行けなかった。
又、東京へ行く機会があれば高尾霊山に眠る墓参りをしたいと思います。
(山南)
