山本ひろふみの一歩、一歩。

京都市会議員山本ひろふみ(伏見区選出・42歳)の日々の雑感、活動の報告等を綴ったブログです。

議員団の他都市調査(1日目)。

2014-01-27 17:59:59 | 他都市調査
今日から2泊3日で議員団の他都市調査です。
能代市、秋田県、盛岡市、仙台市でそれぞれの取り組みを調査させていただきます。

今日は、朝6時50分に京都駅に集合し、伊丹空港へ。



8時45分発の飛行機に乗り、秋田空港へ。

さらにバス、電車を乗り継ぎ東能代駅へ。

午後からは能代市において木質バイオマス事業の調査です。





まずは市役所に概要の説明をいただきました。

平成12年に改正された廃掃法により、スギの樹皮や製材端材などの焼却についてダイオキシン類対策を取る必要に迫られました。しかしながら中小製材業者ではその設備投資は大きな負担となるため、平成13年に6社が集まり、協同組合を設立し、平成15年より木質バイオマスによる発電事業が始まりました。

事業費は約14.6億円、内訳は国の補助金が7.3億円、県の補助金が1.4億円、市の補助金が1億円、自己負担(組合負担)が4.8億円です。

年間264日、24時間運転で、電力では1500万キロワット、販売額で1億1167万円、蒸気で12万7000t、販売額で6336万円、ボード原料では120t、12万円の収入があるとのことです。
おおよそ年間1000万円の黒字だとの事。

施設の対応年数が15年だとのことですので、平成30年、自力で新設出来る計算にはなります。
林業に関わる廃棄物処理という観点から考えると一定の役割は果たされています。

市役所での説明の後、実際に発電所へ。



管理事務所です。



外観です。



これから燃やされる廃材が山積みにされています。



木はショベルカーで破砕機に入れられ、5センチ程度の燃料になります。



この上に通じるパイプの中にベルトコンベアがあり、焼却炉に投入されます。



約900度で燃やされ、水蒸気を発生させて、その圧力でタービンを回して発電します。
発電した電力は隣接する木工ボード製造会社で使われ、そのあまりが売電されます。



週5日、24時間の集中管理室です。



これがタービンです。



最終的な焼却灰は埋め立てられます。
廃とは言っても、ほとんどが石、砂の類だそうです。

京都でも十分に取り組める事業だと感じました。
また、他にも林業振興として、学校をはじめとする公共施設も木材利用についても積極的に行われています。
能代市にある小学校の半分は木造校舎となっています。

終了後は再び電車に乗り、秋田市へ。



東能代でも京都のポスターを発見しました。

今晩は、秋田に泊まります。
しかし、寒いです。

明日は秋田県と、盛岡市での取り組みを調査いたします。


それではまた。


☆☆☆☆☆☆ 泉ケンタと過ごす新春の集いのご案内 ☆☆☆☆☆☆

毎年恒例になりました、京都3区泉ケンタ衆議院と過ごす新年会です。
多くの皆様のご参加をよろしくお願い致します。

日時:2014年2月2日(日) 18:00から(受付17:00から)
会場:リーガロイヤルホテル京都
会費:8000円

※お申込み、お問い合せは下記、山本事務所まで。


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