山本ひろふみの一歩、一歩。

京都市会議員山本ひろふみ(伏見区選出・42歳)の日々の雑感、活動の報告等を綴ったブログです。

敗戦は敗戦。当選は当選。

2012-12-17 17:10:21 | 議会報告
さてさて、昨日、衆議院選挙の投開票が行われました。
詳しくは後ほど述べます。

昨日は遅くなりましたが、衆議院選挙期間中は休会をしていた11月市会は今日から再開されました。
今日は10時より、11月市会に提案されている補正予算(総額2億6000万円)に対する質疑が行われました。

私が配属されている第2小委員会では、以下の補正予算について質疑が行われました。

<保健福祉局関係>

○民間社会福祉施設(非特定建築物(保育所))への耐震アドバイザー派遣事業(400万円)
→今年度、当初予算で、特定建築物と指定される保育施設については同様に耐震アドバイザーが派遣をされ、耐震の診断がされていますが、同じ保育施設でも非特定建築物(64施設)については対応がなされていませんでしたが、今回の補正予算が成立すれば、耐震のチェックがなされます。
ただ、実際に耐震化を実施するとなると補助メニューはありますが、園側に一定の負担も必要になります。
今後、具体的に耐震化がなされるまでしっかりとサポートする必要があります。
全国的に、学校の耐震化は一定すすみました。今後は、保育園や幼稚園などの耐震化を進めていく必要があります。

○民間保育所整備助成(100万円)
→今回の補正額は100万円ですが、同時に、当初予算で予定をされていた伏見のまごころ保育園において、分園の設置計画の中で、当初予定していたテニスコートの一部を使用する案から、空き店舗を利用する案に変更になったことにより余った財源2400万円と併せて、合計2500万円で下京の大谷保育園の増築が提案されています。

○小規模保育事業等開設準備(800万円)
→慢性的な待機児童を抱える左京区、右京区において、空き家などを活用した小規模保育施設が整備される予定です。

○介護基盤整備助成(4900万円)
→2年間を賭けて、北区、西京区において、地域密着型特別養護老人ホームを整備する為の助成です。

いずれも、保育や、介護を増進するものです。
もちろん、反対はないと思いますが、その事業の効率性や費用対効果などについては常に検証をしていく必要があります。


さて、衆議院選挙から一夜明けました。
私は京都3区において泉ケンタ候補の選対に入り、連日、早朝より深夜まで街宣計画や、なんやかんやと、候補の小選挙区での勝利に向けて全力投球をしました。

結果、泉候補は58735票を獲得、残念ながら自民党の新人候補に216票差で惜敗をいたしました。3期守ってきた小選挙区での議席を失ったこと、私も選挙対策の役員をしていた身分としてお詫びをしなければなりません。



しかし、216票差、近畿では最も僅差、全国的にも稀な大激戦で比例区での当選となりました。首の皮一枚つながったという感じです。

選挙戦は、本当に厳しかったです。うそつき呼ばわりされ、「死ね」と罵声を浴びせられたこともありました。選挙戦の前には選挙事務所の裏にガソリンがまかれたり、街宣車の運行を妨害されたこともありました。

それでも、マニフェストに書いたことに実現できなかった事が多くあったことは反省をしながらも、税金の使い道を変える!無駄な公共事業ではなく、医療、年金、介護、子育て支援、教育、、、人への投資ををするということは徐々にではありますが、実現をしてきましたし、その方向性は今でも間違っていないと確信をしております。
地域主権改革も大きく前進をした3年3ヶ月でありました。

その成果がちゃんと国民に伝わらなかった、伝えることをしなかった、伝え方が下手であったことは大いなる反省です。

また、京都3区でも比例区で日本維新の会が一番得票しました。
第3局に対する大きな期待も忘れてはいけないと思います。

僅か216票差、僅差なだけに悔やんでも悔やみきれませんが、総括し、反省し、リベンジに向けて有権者との信頼関係を築いてまいりたいと思います。

全国的には自民党が大勝をしました。
「国防軍」に、10年間で200兆円の「国土強靭化」に、原発については3年以内に結論を出すという曖昧な態度に国民が共感をしたのでしょうか?
私はそうは思えません。
今回の民主党の大敗は民主党のエラーであり、オウンゴールです。
民主党は解体的な出直しを迫られることになります。
「私は党を離れない。立て直しが私の役目だ。」と語った泉議員の言葉に期待をいたしたいと思います。

そして、これは自戒をこめてですが、今回も多くの新人議員が当選を致しました。
新人が悪いというつもりは全くありません。が、ざっと数えただけで今回、新人が180人超当選をしています。衆議院480人のうちの3分の1以上が新人です。
もちろん、新人も大切ですが、一定の継続性も大切だと思います。
もちろん国民が選んだ結果ではありますが、小泉チルドレンと呼ばれた人たちは?小沢ガールズと呼ばれた人たちは?国会で何をして、どんな国益をもたらしたでしょうか?
仕事が出来る国会議員を育てることも有権者の役割であると感じます。
「風」や「流行」は小選挙区においてはあまりにも脅威です。


と、昨日は本当に悔しい思いをしました。
ふと気がつけば、今日は12月も17日、カレンダーを見れば今週末はクリスマスの3連休!?もう今年も残すところ2週間ですか?
昨日、車で走っていると、京セラ本社ビルにクリスマスツリーのイルミネーションが・・・・
選挙に没頭して2週間、タイムスリップしてしまった状態になっていますが、いよいよ今年も残りわずかですね。

よいクリスマスを!よい年末をお過ごしください!
11月定例会は12月26日までです。


それではまた。


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