山本ひろふみの一歩、一歩。

京都市会議員山本ひろふみ(伏見区選出・42歳)の日々の雑感、活動の報告等を綴ったブログです。

今日は平成24年度補正予算の審議です。

2012-09-25 17:21:38 | 議会報告
今日も清々しい朝です。
9月市会は2日目。今日は10時から予算特別委員会が開かれ、平成24年度補正予算について審議をしました。

予算特別委員会は69名、全ての議員が配属され、それでは議論が尽きないので、3つの小委員会(23人づつ)に分かれて議論をします。
私はその中でも第二小委員会に所属しており、今日は保健福祉局、都市計画局、建設局の補正予算について審議をしました。

私は保健福祉局に対し、不活化ワクチンの導入(4億2750万円)についていくつか質問をいたしました。
これまでの生ワクチンは単価が332円で2回接種。不活化ワクチンは単価5450円で4回接種。不活化ワクチンは安全ではありますが高額なのです。この費用は現状、自治体が負担することになっており、9月から3月までの経費として4億2750万円が計上されております。質疑を進める中で、11月から始まる4種混合ワクチン(従来の3種混合ワクチンに不活化ポリオワクチンを加えたもの)は市場の競争もあり、今後値段が下がる可能性があるとの事も判明しました。
生ワクチンから不活化ワクチンに切り替わった理由はその安全性です。
生ワクチンはごく稀に(日本で過去10年で15例が報告されている)その副作用として麻痺等の症状がでることがありました。不活化ワクチンについてはその心配はありません。

ワクチン後進国といわれた日本。民主党政権の下で、ヒブ、肺炎球菌、不活化ポリオワクチン等、段階的に進んできました。
命は取り返すことが出来ません。命を守るのが政治の役割です。

その他では、高齢者の見回り事業や、高齢者の居場所づくり事業の充実、昼間里親制度の新設などについて質疑がありました。


都市計画局の所管する事業である「歩いて楽しい東大路」歩行空間創出事業(1430万円)につてい、当初予算に盛り込まれなかった理由や、予定されている調査の妥当性、今後の取組などについて質問をいたしました。

全体的な質疑では、「京町屋・木造住宅の耐震改修に係る支援事業(5000万円)」について各会派が肯定的な意見を述べていました。
これは、今年度より、京町屋や木造住宅の耐震改修についてこれまでちゃんとした耐震工事にしか適用されなかったものが、簡易な耐震補強にも利用できるようになり、好評で、あっというまに予算が枯渇したため補正をされるものです。
恐らく、あさっての本会議で可決されると思います。
京町屋、木造住宅にお住まいで、耐震化がお済でないかたは是非、ご利用ください。
「まちの匠の知恵を活かした京都型耐震リフォーム支援事業」


最後は建設局についてです。
やはり関心の高い「通学路の安全対策(6億8000万円)」について質疑が集中しました。もちろん反対の意見はありません。今回の調査、工事で十分なのか?今後の維持管理はどうするのか?更なる安全対策はできないのか?
尊い子どもの命をいかに守るのか?真剣なやり取りが展開されました。
第一次工事は8月末で完了しています。
今回の質疑の中で、今回提案されている6億8000万円は教育委員会や警察との協議の結果の積み上げであり、この予算で安全対策はやりきるとの力強い答弁もありました。

まちづくり委員会での報告資料
建設局のホームページ

今回の補正予算については明日の議員会で会派としての結論をだし、明後日の委員会で採決、金曜日の本会議で最終の採決を取る予定です。

第一小委員会では京都マラソンについて異論が相次いだとか・・・いずれにしても明日の議員会で議論を致します。


それではまた。


☆☆☆☆☆☆ 第4回日帰りバスツアー ☆☆☆☆☆☆


日時:11月10日(土)12:30出発→22:00帰着
会費:6500円
行き先:アウトレットモール・ジャズドリーム長島
     なばなの里にてイルミネーション
※お申し込みお問い合わせは山本ひろふみ事務所まで。

多くの皆様のご参加をお待ちしております。


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