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見えないものを見る 感じたことを写真と文章でつづる暮らしと自然のフォト日記

施肥後の雨はささやかな喜び

2022-03-01 17:32:40 | フォト日記


きょうも暖かい ウォーキング時は雨も降っていなかった
茶畑では肥料を振る人が働いている この時期茶園の施肥作業だ

お茶も個人で販売するには 保健所の衛生講習を受けるなど面倒なことが多い
いまでは ほとんどの人が共同茶工場などへ生葉で売ってしまうようになってきた

その工場では農協などから斡旋された肥料使用や消毒など決められている
それらを畑に与えなければ 生葉で買ってもらうこともできない

有機肥料で育てたくても 割り当てられた化学肥料を使わなくてはならない
また東日本大震災の風評被害で残った茶葉は大手が買い占め

最新鋭の貯蔵庫に保管されているので 生産が少なくても茶葉は過剰状態だ
そのために生産者の販売価格も下がってくる

自分の思うようには作れないので 茶業はやめる人も多くなってきた
生産者が少なくなれば 工場の機械購入費の負担額も増える 

廃業しても 茶畑の防霜ファンは風の流れなどで役目を果たすので撤去できない
当然その電気料は生産者負担になる 悪条件が多いと嘆きながらの肥料振りだった

午後は回転寿司へ メガドン・キホーテに寄って帰るころに雨は降りだした
雨になら肥料の効きも良くなり 施肥には良い日だった 

大きな不安とささやかな喜び


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2 コメント

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有機栽培の茶畑・・ (sibuya)
2022-03-02 08:29:51
 お茶の栽培は多くの窒素肥料が必要です。
 有機物の肥料が安心で最良ですが 
全茶畑農家が有機物栽培が出来ないでしょう
 農薬も散布しない方が良いとは分かって
いますが 最低の農薬で済ませてほしい・・
 我が家はお茶が大好きな一家です。
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sibuyaさんこんばんは (山水)
2022-03-02 20:04:04
農家が有機肥料を使いたくても 中間業者の要望で使えない現状は悲しいです
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