まだ日曜日 紙芝居を見た帰り少し小腹が空いた
クロンボで少し腹ごしらえ 雨がさらに強くなった
この雨の中また藤枝まで通夜に来なくてはならない
薄情な私はこのまま香典だけ届けて由にしようと考えた
斎場へ寄ったが時間が早すぎてまだ誰もいない
祭壇の写真だけがこちらを見ている予定通り出直すことにした
黒服に着替えて幼馴染の車に便乗して再び斎場へ
同い年の女性は遺影写真と同じきれいな顔をしていた
帰りに仲間で厄払い 病気自慢と孫自慢
私は両方とも話に乗れない
それでも幼馴染と話すのは楽しい 結局
生きてるうちが花なのよ ということで別れた