【 保護犬:ハッチ日記 】

成犬の保護犬、里親日記

【 ホタルまつり 】@なばなの里

2024-06-05 | なばなの里
三重県長島にある
『なばなの里』

先日までイルミネーションで賑わっていましたが
実は、ホタルも凄いらしい!

ということで
体調も良くなってきたので
この機会に…、と

夫と一緒に初めて観に行ってきました。

着いたのは19時過ぎです。
入るとすぐにホタル発生場所の案内板が ↓

里内を流れる小川の周辺でホタルを見ることが
出来るようです。

案内板の左下を見ると
昨日のホタルは900匹、と!

この里内にはゲンジボタルもヘイケボタルも
両方が生息しているそうですが

それにしても900匹ってすごい数ですよね。
これは期待が膨らみます。

もう一つ案内板がありました ↓

ホタル鑑賞に明かりは厳禁。

ここには書いてありませんが
カメラのフラッシュも禁止です。

それではホタル観賞の出来る小川の場所まで
少し歩きます。

待っていると陽が沈んでいき
辺りがどんどん暗くなっていきました。

そして…
ホタルの光が見えました!↓


フラッシュ禁止なので
上手く撮れませんでしたが…

点滅しながら飛び交うホタルの
光景は美しい!

とっても幻想的です。
写真では上手く映らなかったのですが…

実際はものすごく綺麗なのです!

イルミネーションの時は外国人観光客が8割~9割
ぐらいだったのに対して

ホタル観賞は日本人が9割以上でした。

よく分かりませんが
日本人のDNAに
“ホタルを見たくなる ”と
刻まれているのでしょうか…?

ホタルが点滅しながら飛び交う姿を
みんな静かにじーっと見つめます。

と、

一匹のホタルが小川から離れてこちらに
フワフワっと飛んできたのです。

無意識に、私が手を伸ばして指を出すと…

なんと!

ホタルが私の指にとまったのです!!
(本当に、本当なんです)

もう、びっくりです…!!!

私も驚きましたが、夫をはじめ周りにいた
お客さんたちも
「凄い!ミラクル!」と驚き、

で、そのまま私の指にとまり続けるホタルを見て

「写真撮らせて下さい!」と
私の指にとまったまま光を点滅し続ける
ホタルの写真撮影会に…

私、いつの間にか《 蟲(むし)使い 》になったようです。

実写版『風の谷のナウシカ 中年編』に出演できそうです。

周りの人たちが私の指にとまったホタルを撮っている間、
私は1人でずっと考えました。

何故、ホタルが私の指にとまったのか…?


① 【名和昆虫博物館】に行ったから

② 文鳥【ぶんちゃん】がとまった指だから

③ 【チラーヂンS錠】を服用し始めたから

この3つが頭に浮かびました。

この中のどれかだろうか…?と考えている最中に
ホタルは飛んで、小川へと戻っていきました。

周りの人たちから次々と
「凄かったですね~!」
「きっと、とまった指の居心地が良かったんですよ」
「初めてホタルを間近で見ることができました」等々…

ホタルが指にとまっただけでしたが
周りから喜ばれてしまいました。

夫も
「写真を撮っておいたから!」

と嬉しそうに言うので
楽しみにしていたのです。

が、


家に帰って写真を見ると…↓

えぇっ…?!
私の指、全然写ってないし…

「ミラクル!」って言われたのに…

しかも、これ、ホタルって分かってもらえるか…?
なんだかウナギイヌの顔のように見えるし…

不満続々です。

そんな私の大いなる不満をよそに
夫が言った一言。

「ティップがホタルになって来てくれたね」

……

そうだったのか……

ティップ、
ありがとうね。


ホタルの見頃は6月下旬頃までだそうです。