とうとう最後の1冊になってしまった科学大観 第24号は「科学史特集」昭和35年8月発行で200円
他の科学大観は昭和38年から39年発行だったのに、一番新しい24号は昭和35年の発行?
と、言う事は、科学大観は昭和34年ごろに発行されたのだろうと思う
今なら、第1刷から第2刷など最初の発行時期が分かるけど、この頃は何回刷っても第1刷だったのだろうか?
まあ昭和30年代なのは間違いないということにしておこう
表紙絵はレオナルド・ダ・ヴィンチの図、ちょっと目つきの悪いモナ・リザが良いw
ギリシャのアリストテレスの科学から始まる
宇宙の図や生物分類は面白い
アルキメデスが登場、有名なお風呂のシーン、アルキメデスの法則の図がある
ヘロンの発明品も味があっていいなあ…
中世は科学の暗黒時代だそうで…
日本人による最初の数学と実験の図
上部は継子立の挿絵で、下部がエレキテルの実験風景、どちらも微笑ましい…
西洋科学の流入と独自の日本科学の記事
誰もが見たことがあると思う「解体新書」の図が懐かしい…
裏表紙は「未来の科学者たちが理科の実験をしているところを写した写真です。その目つきはしんけんそのものですね」の図
天秤ばかりの錘が収納された木箱、小さなピンセット、液体の入ったビーカーにメスシリンダー
何の実験をしているのだろう?
とても楽しませてもらった科学大観、国会図書館によると1959年の発行になっているので、その情報が正しいのだろうと思う
そして全24巻ではなく、別冊号が2冊あって全部で26冊あることも知った
これは気になるけど、オークションでも見かけないなあ…
いつかまた別冊にめぐり合える時を楽しみにして、科学大観はひとまず終了…