ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

安倍の「国葬」を問うということ(20220919)

2022年09月19日 | その日暮らし

 おはようございます。台風14号は大分勢力をおとしてきたようですが、まだまだ要注意。お気をつけください。

 岸田内閣の支持率が40%、不支持46%(共同通信-2022年9月17日18日実施)だそうです。中でも自民党支持の人が国葬に反対35.2,公明党支持の人で53.7%が反対しています。政権の足下が揺らいでいます。安倍晋三という人はやたらとズーズーしい人でしたが、そのズーズーしい人を「国葬」に祭り上げるというズーズーしさ。戦後日本ではありえないことでした。

 このことは、日本国家が新たな時代に転換しながら、ゆらゆらとさまよう姿を反映しています。どこに向かうのか着地点は濃霧の中。私たち「主権者」を脇に置き、〈米日戦争国家〉を造ると言う方向でしょう。かってなら軍部がのさばり、軍事クーデターを起こして、大きく右に、大胆な侵略国家に舵を切った日本。今ではさすがにそこまで、できません。軍部(防衛省・自衛隊)は米国に押さえられています。

 岸田政権は、安倍・菅・岸田ときたから盤石だと思っていたのでしょう。私たちが国葬に反対するのは、安倍政権以降の流れに着目し、どこにむかおうとしているのかを凝視することです。「民主主義を守るための国葬」などという茶番に踊らされてはダメです。銃撃事件が旧「統一協会」と安倍・自民党の深い関係を気づかせてくれました。反民主主義の手法が、情報を開いたのです。だからこそ「国葬」で実態を美化し、真っ黒に覆い隠すのです。これこそ政権による反民主主義の手法です。

 彼らが言う「弔意を求めるものではない」とソフトムードを演出していますが、政権が真っ黒に覆い隠しつつ進んでいく方向を私たちは見とがめなければなりません。私たちは国葬反対の次に何をなすべきかを考えよう。その中に軍事化・基地・沖縄のことを大きく取り込んでいただきたい。私がやるべき事も明らかになってきました。またの機会に考えましょう。

 



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