ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

やっと一息ついている(20230127)

2023年01月27日 | その日暮らし

 25日締め切りの原稿を本日午後書き上げた。24日-26日新聞の切り抜きをやったが、やたら膨大な数。昨夜は26時までかかったのでした。さきほど、暖かい夕食を食べ、身体も温まった。本日は餃子。沖縄でも暖かいものが恋しくなる季節なのだ。

 それにしても政府が言う安保3文書は怪奇に満ちている。自公政権が追求してきた流れではあるが、日本国憲法をすり抜け、「我らが大将だ」。安倍政権は、2014年の集団的自衛権を限定的に解釈改憲で押し通したわけだ。あれから9年の歳月は、彼らに憲法解釈すら無視し、「米日同盟」を謳いあげ、高まる緊張を演出すれば、いけるという「自信」をつけてきたようだ。私は日本国憲法を批判的に擁護してきた者として、忸怩たる思いがある。

 軍事力を強化すれば、緊張が高まり、当然の反撃を受ける。彼らは、78年前に受けた痛みを全くわかっていない、わかろうとしていないから、平然としている。こうなると、さてどうすればいいのか、途方に暮れる。という訳で、色々と考えている。名案は余り浮かばないのだが、このままでは万事急須となる。

 昨日の国会で志位和夫共産党委員長が岸田首相に質問していたが、首相はあたりさわりない逃げの答弁に終始していた。内心、へっ・へっなんじゃないか。議論の土俵に乗せる術を考えないと、逃げられる。彼らにとって不都合な憲法とか法をスルーするのは、もう当たり前だと思っているようだ。よほど英知を絞らなければ、無効だろう。この背後には、マスコミを黙らせた事が決定的に大きく作用している。

 民衆主権を改めて一から樹立していく反乱を起こさなければならないが、このためには、別の選択肢(可能性)があることを示せなければ不可能だ。れいわ新選組のように「この国の主権者はあなたですよ!」と問いかけることは、正しいと私は考えるが、「そうか」と気づかせる媒介項を示せないと、なかなか届かない。理屈を鍛え上げるのみならず、他人を触発できる働きかけを育みたい。「もういいよ」と諦めたら、とことん搾り取られるだけだろう。

 私は、戦争と平和を地続きのものとして考えながら、平和な世界を身近にたぐり寄せたい。来週こそは撮影に出ます。

 



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