ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

お疲れの週末(20221209)

2022年12月09日 | その日暮らし

おはようございます。2022年12月9日 名護市西海岸は小雨

 私は12月6日、7日の連チャン撮影でお疲れ。特に6日の夜眠れず、7日はいささかぼけていた。ボケていたらいい写真は撮れない。明日から11日宮古島での行動を取材してくることにした。金欠病の私でも、なんとしても見ておかなければならぬ。自衛隊50周年の「祝い」にブルーインパルスを飛ばすらしい。あの曲芸飛行は確かに華麗。しかし華麗であればあるほど、私たちはその裏側を見なければならぬ。宮古島を含む琉球諸島に、この国は、今後、F-35B戦闘攻撃機やF-15戦闘機を派遣し、「航空優勢」を維持しながら対中戦争の演習を日常化させるつもりだろう。今度の「祝い」の儀式は、シマンチュにとっては「呪いの儀式」になるだろう。

 宮古島に行くのも久しぶりで、私の頭の中にあった地図も喪失している。行けば思い出すだろうが、これを事前に再構築しておかないと行ってから面倒な(無駄)ことになる。今回は何が起きるのか、相当考えておき、即決で対応できる準備をしておきたい。意外なことが起きるに違いない。以前、宮古島空港を飛び立ったC-2輸送機に、爆音で気がつき、遠方からさっと撮ったことがあったが、同様なことがあるかもしれない。神経を張り詰めておかないとならない。ブルーインパルスの5機か6機がくるだけではないだろう。今度の飛行はイベントプラスのマル秘の意味がデカイに違いない。

 こうした嫌なことばかり考えていると、自分の頭が呪われてくる。日々の食糧等の日常生活用品の確保や、カメラのSDカード、プリンターのインクの確保などにも案外頭を使う。後の2点は、お店によって、明らかに値段が違い、どのタイミングでどこで買うかも日々頭を悩まされる。バスと歩きの私は、こんなちっぽけな事にも頭を使わないと、お金と時間を損失してしまうのだ。

 それにしても、この国はそんなに急いでどこへ行くのだろう。軍事国家を急ぎ、改憲を急ぐ。庶民に飯を食わせずだから、当然弾圧、管理が最重要となる。マイナーカードもその一環だ。

 人々は、貧しくなっているから少しでもポイントでと言うのは甘すぎる。私たちの私生活の情報が盗まれていく。私はポイントカードの類いをもたないことにしている。そもそもポイントのエグいところは消費者の消費動向を把握し、今、何を消費者は求めており、どうすれば儲かるかを統計管理しているのだ。企業がただ「サービスです」などとやるわけがない。マイナーカードはこの国家版だ。こちらは完全なパーソナル情報だから、何十倍も要警戒。

 1941年12月8日の真珠湾攻撃に湧いた街。あちこちで日の丸を掲げた提灯デモもあったという。それから4年間に何があったのだろうか。軍隊の勝利に浮かれた庶民は、反省してきたのだろうか。しなかったから今日を迎えているのだ。そもそも植民地支配を全く遠く彼方に置き忘れてきたのが日本人だ。沖縄のことも。今見える上っ面だけしか見ていないからそうなってしまう。

 暗いことしか頭に浮かばない。だからこそ暗いところに光を当てる訓練が重要だ。暗闇を視る。何があっても浮かれていてはダメだ。ものごとを総合的に掴む能力が求められている。私もやれることしかやれないが、できる限り情報を開示をしていきたい。

 日々様々なことで煩わされるので、連れ合いとの関係、友たちとの関係もベターな関係を維持できるように心がけたい。お互いのためになる努力をしていきたい。

 頭がまろやかでないと、ブログ原稿も書けない。焦るばかりだ。

 



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