長野はすべて山の中

長野周辺の山散策日記 山の風景やランニングのこと
時に自転車や気になる音楽の話しに暫しおつきあいの程を・・

坂道ランニング

2011年10月24日 | スポーツ
昨日は夜練コースを独練 30キロ弱 季節外れの気候で長袖は暑かった

コースオプションを付け坂中を下りきる直前を右方向に巻き、地附山望岳台へ上り桜坂を善光寺へ 
雲上殿から新諏訪へ・・とも考えましたが三叉路で気持ちが折れました 
善光寺は少し早い七五三のお参り 境内は着飾った家族で混雑していました

コース前半は登り一辺倒 
中でも田子池を過ぎ 旧北国街道から若槻大通りに出る手前辺りから平出の峠まで 
三登山北登山口辺りのS字カーブ付近 
袖之山地籍、坂中トンネル出口までの上り 
坂中峠への最後の上り・・
となんとか走れてしまうが歩きたくなるようないやらしい坂が続く
でも夜間とは違い景色が気を紛らせてくれるし何せ一人、ペースもそこそこなので歩かずに踏ん張れた 
同じコースでの前回の独練の時よりは走っていても余裕があったしモチベーション落ちなかったと思う

最近レース以外の時、水分補給ギアに悩むことが多い 
お腹が圧迫されるのが苦痛で元来自転車に乗ってるときからウエストポーチは好きではなかったが、ザックを背負う程でもないかなと思うときのランでは利用することがある
一度夜練の時いつものようにモンベルのウエストポーチにプラティパスに300mlくらい入れて走った所上り坂で腹痛に悩まされそれ以来すっかりウエストポーチ嫌いが決定的になってしまった
タイツのウエストのゴムは気にならないのだが、あまりキツくベルトを締め上げていなくてもお腹の上にベルト状の何かがある状態で運動するのは好きになれない・・嫌いだ 
ザックの時でもウエストベルトはわざと外して走ることもあるくらい
だからウエストベルトが無いネイサンのザック類はその点秀逸と思っている 
腹が解放されているのでストレスが無い

一度伸縮性のあるタイツの後ろポケットに5oz(150ml位)フラスクを入れて走ったら揺れないし軽くて好印象だったので昨日もこのスタイルでいった
ただし昨日は暑かったので途中2回公園で水を補給 都合400mlは飲んだことになる 
季節的にこれからは水分もあまりとらないと思うので町中ランではこれでいこうと思っている 
伸縮性のあるネイサンのウエストポーチベルトならお腹も締め付けられないのかなあと、物欲がまた少し頭をもたげていますが・・

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火打山再び

2011年10月11日 | スポーツ
8日は前回は雨と霧の中だった火打山に再チャレンジ
今回は打って変わって雲ひとつない晴天だった

朝6時半過ぎに登山道入口から黒沢渡りまでは比較的なだらかな登山道 木道を歩く
黒沢を渡り「十二曲り」の看板が登山道脇に現れる辺りから斜度が一気に増し妙高への分岐まで耐えながら高度を上げる
日影では霜柱が足元ににょっきり 「エッ もう霜柱」
高谷池ヒュッテで一休みし「天狗の庭」から眺める山頂はもうすぐそこ・・
に見えるがここからが結構キツい
放射冷却か前夜の雪か所々丸太で組まれた階段は凍り付いていてツルツル 慎重に足を運ぶ
頂上は快晴で迎えてくれました
360°の展望 
妙高方面 焼山方面 日本海の海岸線を走る8号線の白いラインも見え「鉾ケ岳」をはさむ能生川の谷筋と前川の谷筋もくっきり
棚口温泉もはるか眼下に
天上を見上げると真っ青な空 雲もなく飛行機も飛んでいないので青い空のどの距離に焦点が合っているのかわからず状態
ただ目の中には碧が広がるばかり 宇宙的な視点を感じた瞬間でした
いくぶんか早い紅葉の中 思いっきり山の空気に包まれた一日でした
 
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ロマン24

2011年10月03日 | スポーツ

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ロマンを求めて24時間耐久走に参加してきました
このレース 10人までで1チームを作り1周2.13キロのコースを24時間タスキをつなぎ走り続けるというもの
タスキをコース外に持ち出す事は禁止されているようなので数周走って後は皆でテントで宴会・・とはいかない(そんな不埒な考えのチームもいないか)

コースレイアウトはスタートしていきなり数十メートル下り 田んぼの中細かなアップダウンを繰り返しながら上り基調 最後の三百メートルは心臓破りの急坂をむかえる
なにせ距離が2キロと短いし、いきなり下りだし、後ろから足音が聞こえるし、でどうも最初からペースが上がり気味、きつい

上位のチームは24時間160~170周くらいの記録をたたき出すようだ 走る感覚を身に付けている人ならばこの数字がいかにキツい事がわかるだろう ただ面白いのはこの記録は参加し続ける限り累積し持ち越せるようで参加を重ね1000キロ達成とか3000キロ達成とか区切り区切りで表彰を受けられ、競技中夜中でも選手村にその案内が本部より館内放送で流される
「○○チーム3000キロを達成致しました 表彰致しますので代表者は本部までお越し下さい」・・と
賞金も出るらしい 10000キロ達成の表彰もあるようだが先の説明でそれがいかに大変で難しいことかはわかって頂けると思う 達成したチームってあるのか?

私今回初参加という事もあり24時間まんべんなく走らせて頂いたつもり 記録はしていなかったが17~18周は走ったと思う 
コースは照明が明るく記録員も配置されているので真夜中でも危なくはないが景色も見えずただ黙々と走るだけなので必然的に意識は自分と向き合う いろいろと自分の人生を考えたり、それはオーバーとしても、思う存分フォームを意識したりチェックしながら走れる 2周いきますとか3周いきますとかホワイトボードに書き込みタスキを受け走り出す

真夜中過ぎになると出走人員が何故か少なくなり3時間も経たないうちに自分の番がまた回ってきてしまう 一睡もしないというのはさすがに体がもたないと思い少しでも体を休める事を第一に考えた 体育館が睡眠場所に当てられていてしっかりと休みたい人はそちらに移動し寝袋にもぐり込む寸法 

女性陣に作って頂いた食事はどれもとても美味しく自分的には鳥胸肉の蒸したものを堪能させて頂いた 程よく冷やされたワインの瓶が目の前にド~ン この料理との相性の良さはワイン通ではない私にも容易に想像出来、手を伸ばす誘惑に駆られたが、今回アルコールは珍しく控えた 

24時間経ったお昼近く、皆のテンションが上がり始め今までにも増してスゴい激走に次ぐ激走 最後の数百メートルの上り坂もパンパンになった足をものともせず駆け上がる 応援も勢い熱がこもりふと遠い昔子供の頃運動会でチームリレーを我を忘れ力一杯応援したことが甦ってきてとてもこの感覚が懐かしかった

あるチームに失礼ながらお見受けした所ご高齢に見える男性ランナーがいらして その方がとても明るい笑顔でチームのみんなに声援を送られ走っておられたのが強く印象に残った お若い頃はさぞや鳴らした選手だったのだろうか いやいやまだまだお若くて元気 握手してくればよかったなあ 私もああなりたいものだ
そうかこれがひとつの私の「ロマン」かあ? そう考えると少々気恥ずかしくエキゾッチックなタイトルを冠したこの大会も何か意味ありげに思えてきた 

グループの誰もが満足しきった表情での大団円 お疲れ様でした 打ち上げやりましょうか