長野はすべて山の中

長野周辺の山散策日記 山の風景やランニングのこと
時に自転車や気になる音楽の話しに暫しおつきあいの程を・・

ロマン24

2011年10月03日 | スポーツ

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ロマンを求めて24時間耐久走に参加してきました
このレース 10人までで1チームを作り1周2.13キロのコースを24時間タスキをつなぎ走り続けるというもの
タスキをコース外に持ち出す事は禁止されているようなので数周走って後は皆でテントで宴会・・とはいかない(そんな不埒な考えのチームもいないか)

コースレイアウトはスタートしていきなり数十メートル下り 田んぼの中細かなアップダウンを繰り返しながら上り基調 最後の三百メートルは心臓破りの急坂をむかえる
なにせ距離が2キロと短いし、いきなり下りだし、後ろから足音が聞こえるし、でどうも最初からペースが上がり気味、きつい

上位のチームは24時間160~170周くらいの記録をたたき出すようだ 走る感覚を身に付けている人ならばこの数字がいかにキツい事がわかるだろう ただ面白いのはこの記録は参加し続ける限り累積し持ち越せるようで参加を重ね1000キロ達成とか3000キロ達成とか区切り区切りで表彰を受けられ、競技中夜中でも選手村にその案内が本部より館内放送で流される
「○○チーム3000キロを達成致しました 表彰致しますので代表者は本部までお越し下さい」・・と
賞金も出るらしい 10000キロ達成の表彰もあるようだが先の説明でそれがいかに大変で難しいことかはわかって頂けると思う 達成したチームってあるのか?

私今回初参加という事もあり24時間まんべんなく走らせて頂いたつもり 記録はしていなかったが17~18周は走ったと思う 
コースは照明が明るく記録員も配置されているので真夜中でも危なくはないが景色も見えずただ黙々と走るだけなので必然的に意識は自分と向き合う いろいろと自分の人生を考えたり、それはオーバーとしても、思う存分フォームを意識したりチェックしながら走れる 2周いきますとか3周いきますとかホワイトボードに書き込みタスキを受け走り出す

真夜中過ぎになると出走人員が何故か少なくなり3時間も経たないうちに自分の番がまた回ってきてしまう 一睡もしないというのはさすがに体がもたないと思い少しでも体を休める事を第一に考えた 体育館が睡眠場所に当てられていてしっかりと休みたい人はそちらに移動し寝袋にもぐり込む寸法 

女性陣に作って頂いた食事はどれもとても美味しく自分的には鳥胸肉の蒸したものを堪能させて頂いた 程よく冷やされたワインの瓶が目の前にド~ン この料理との相性の良さはワイン通ではない私にも容易に想像出来、手を伸ばす誘惑に駆られたが、今回アルコールは珍しく控えた 

24時間経ったお昼近く、皆のテンションが上がり始め今までにも増してスゴい激走に次ぐ激走 最後の数百メートルの上り坂もパンパンになった足をものともせず駆け上がる 応援も勢い熱がこもりふと遠い昔子供の頃運動会でチームリレーを我を忘れ力一杯応援したことが甦ってきてとてもこの感覚が懐かしかった

あるチームに失礼ながらお見受けした所ご高齢に見える男性ランナーがいらして その方がとても明るい笑顔でチームのみんなに声援を送られ走っておられたのが強く印象に残った お若い頃はさぞや鳴らした選手だったのだろうか いやいやまだまだお若くて元気 握手してくればよかったなあ 私もああなりたいものだ
そうかこれがひとつの私の「ロマン」かあ? そう考えると少々気恥ずかしくエキゾッチックなタイトルを冠したこの大会も何か意味ありげに思えてきた 

グループの誰もが満足しきった表情での大団円 お疲れ様でした 打ち上げやりましょうか 


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