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長野はすべて山の中

長野周辺の山散策日記 山の風景やランニングのこと
時に自転車や気になる音楽の話しに暫しおつきあいの程を・・

鳳凰三山ラウンド登山-青木鉱泉から

2021年10月11日 | スポーツ
南アルプス市鳳凰三山を登山


金曜日夜中過ぎに青木鉱泉着
車中にて仮眠 
真っ暗闇の中星がとてもきれいに見える 
もう冬の星座が天空を支配していた



ヘッデンを灯し5時前の暗いなか出発
同じような時間帯で行動を起こすパーティーが多かった
登り一辺倒の長い道のりが始まる あまり焦らずに行こう




四つある滝のうち最初の南精進ヶ滝 
展望台までの道は登山道から全く外れるわけではないので是非見ておきたい
圧倒的な迫力に気押される




五色の滝
こちらもなかなかの迫力




とにかく登り続ける
鳳凰小屋に到着
私の今日のコースだと以降に水場はない
少し休んで水分と気力を補充



地蔵ヶ岳のオベリスクが見えてくる
足元は花崗岩が風化した砂地 
少しオーバーだが砂丘の斜面を登っているようですこぶる疲れる




多くの登山者が岩にとりついていた
私も少し登ってみたが取り付きのない岩場に下りでビビる




賽の河原 お地蔵様たち




中道登山道の下りに至るため観音岳 薬師岳(鳳凰山)を通過
この登り返しセクションが結構長くて足にきた ガマン ガマン




薬師岳分岐を青木鉱泉へ
今回夜叉神峠から登って来たと言うトレイルランナー達と多く会話出来た
夜叉神方面から来るの流行っているみたいだ
地図を見るとそちらも距離が長い 
サッそうとしたトレランスタイルの若い人が多く皆さんとても元気そうだ
少し体力を分けて欲しい・・




標高が高いためだろうか自然が濃い感じがする
まだこの辺りだと針葉樹が多い




サルオガセを見ると高い山にいるという実感がしてくる




途中に現れる巨岩「御座石」



登りも長かったが下りも長い
7〜8キロの行程
登り6時間下り4時間 距離20キロ
やっとの思いで車まで戻る

今回展望があまり良くなく北岳方面や富士山が望めなかった
かといって天気が安定している時再チャレンジする・・? 
考えておきますorz・・・






剱岳登山

2021年07月24日 | スポーツ
連休の22、23日と剱岳登山に出かけました



長野を未明に出発 扇沢から室堂へ
扇沢の無料駐車場がいっぱいにうまっていて少しビックリ
みくりが池 地獄谷を抜け 剱御前小舎を過ぎると眼前に剱岳が見えてくる
雪渓を慎重にトラバース
剱御前小舎までの登りが結構キツくて苦しかった




その日の宿剱山荘にザックを置きアタックザックにていざ剱へ 11時30分くらい
有名どころの難所をいくつか越えて行きます



高度感が増してきました
雲が沸き立ち雨が来そうな予感




やっとの思いで山頂へ 14時30分くらい
帰路雷鳴が遠くに聞こえ雨が降り出すも小雨程度で済んだ



その日の夜 宿の眼前に見える別山から月が昇る



星が見える暗いうちからキャンプ場の方角からこちらに向かってくる多くのヘッドライトの列
そのまま宿の前を通り剱登山道に列は続く
夜が明け切るまでその波が絶えることはなかった
難所の岩場登りポイントはさぞ混雑したことだろう



東の方角が次第に白み始める
新しい一日の始まり
鹿島槍がこちらから見るときれいな三角錐の山頂を形作っている
五龍岳から日が昇る



今日は別山から雄山までの縦走
御前小舎前から室堂平を一望 遠く白山だろうか雲海から顔をのぞかせている




別山山頂からは遠く富士山も雲海の上に見える




別山からは真砂岳 富士ノ折立 大汝山 を通り雄山まで縦走




雄山はそれこそ高い山の山頂と思えないくらいの大混雑
一の越山荘へ下る



一の越山荘から黒部平を目指し東一の越方面へトレイルを下る
多くの人がひしめく雄山の後
ひっそりとした山道の佇まいに夏山の山歩きの楽しさが満ちあふれてくる
はい松から雷鳥が突然道を横切る



あまりハイカーが歩かないのだろう東一の越からはトレイルも荒れ気味
但し踏み跡は明確なので迷う危険はない



何ヶ所かある残雪期の川の渡渉部は気をつけたい
ご覧のとおり 
意地の悪いことに渡ってからそれがわかる




花もたくさん咲いているきれいな山道



黒部平駅に到着
黒部ダムまで歩いて行けるがここからケーブルに乗る
左に見える山頂の右側から下って来たことになる



楽しい山での2日間でした










妙義山-相馬岳

2021年05月10日 | スポーツ
9日妙義山に登山してきました
NHK BSで田中陽希さんも登られていたのを見て興味を持ちまして


妙義神社本殿右横手に入口があり入山します
参道はしだれ桜がきれいなのだという




極彩色権現造りの荘厳な山門と本殿
日光東照宮を彷彿とさせます 登山中の無事を祈願します




登山開始
しばらく普通の登山道を進み分岐を左へ まずは「大の字」へ登る
 


神社に祀られている大権現の大
旅人が遠くから拝めるようにと 山全体がご神体なのだ




後ろにはすぐ山が屏風のごとくそそり立っている
この見渡す限り一面の崖 どこに登る道があるのだろうか



あいにくの黄砂だが良い眺め




ここから道は厳しさを増してくる
古い鎖は要注意だ ご覧のとおり





奥の院 鎖場
落ち着いてゆっくり確実に登れば大丈夫




登山者をビビらせてどうする「びびり岩」
写真に写っている所を登った向こう側がビビリの本性




鎖に頼り過ぎはバランスをくずしやすい
岩のホールドを見つけながら慎重に
途中余裕のある人はちらっと右手後方の景色も見てみましょう スリル満点




背びれ岩 高度感はあるが比較的ホールドしやすい
但し成している主体は「凝灰角礫岩」
つかんだ岩ごとはがれる可能性もあるのでそこは気が抜けない




山のいたるところでヤマツツジが迎えてくれる





長い長い鎖場 相馬岳方面には下りになる




相馬岳到着 山頂からは裏妙義方面が見渡せる




独特な形の丁須ノ頭も遠くに見える
その向こうには浅間山も




こちらは相馬岳と稜線で繋がっている金洞山方面









一旦折り返してタルワキ沢を下る
林の向こうにネコの耳のような形状の稜線が見える




タルワキ沢出口到着
横移動で神社方向へ戻る




旅の無事を感謝してもう一度お参り




登山者駐車場からこの本殿まででもう既に結構な登り
本殿の扉が今度は開いている





参道脇には大きな杉の切り株が点々と並んでいる
年輪の太さや削れた石段の年期の入り方からも古くから信仰を集めた神社だったことが推察される




今回は高い所からの風景と林に響く小鳥のさえずり、ヤマツツジの濃いピンク色とたくさん楽しむことができました
白雲山 金洞山の危険な稜線以外、中間登山道をつないでもトレッキングが楽しめそうだ
紅葉シーズンもさぞきれいな山なんだろうなあ









地附山

2021年03月14日 | スポーツ
先週に引き続き今日の午後は地附山へ



新しくなった長野県立美術館=旧信濃美術館
4月10日オープンだそうです



その美術館の向こう 地附山と大峰山へ




地附山中腹 見晴らし台
志賀高原から菅平方面の山が新しい雪で白く輝いている 
とは言え遠くから見ると雪はもう山頂付近まで追いやられて来た




飯綱山 黒姫 妙高




ひっそりと佇む錆びたスキーロープ搬器
半世紀も前 地附山にはロープウェイがあり冬はこのスキー場も子供達の歓声で溢れていた




大峰山に登り




歌ヶ丘にくだる





境内に咲く赤い椿がきれいな善光寺を経て帰宅
2時間程のプチトレラン


いっときに比べれば季節は確実に春へと
でもまだ3月 新緑に包まれる頃が待ち遠しい





大峰山-ウォーキング

2021年03月08日 | スポーツ
日曜日の昼下がり ぶらりウォーキングに出かけた
城山公園を通り箱清水を抜け足は自然と山の手へ


暖かな気候
この辺までは山まで足を伸ばす気はさらさらなかった




梅の香がほんのり漂う山あいの古い神社
春だなあ




リュウキンカの花が咲いていた
春だなあ




ザクザクと落ち葉を踏んで歩いていたら吸い寄せられるように山道を登り始めていました





物見の岩で帰るのも何だしそのまま大峰山まで




途中5人の登山者に出会いました




スタスタ ザクザクと落ち葉を踏み下山




善光寺を経由して帰宅


写真はスマホで充分 デジカメはこの所携行しなかった 持物も少なく出来る
昨年 小雨のアルプス スマホで写真を写していたら水が入ったのかしばらく動きがおかしくなった
防水袋に入れザックの胸ポケットに入れておくだけでも体温と気温の差で結露してくる
防水ではないため緊急時通信に使えないという愚かな状況を避けるためそれ以降スマホはザックにしまいデジカメを携行するようにした

以前はSONYのTX-**シリーズを使用 軽量で使い勝手が非常によかった
デジカメから離れてしまっていたが先の理由で再び写真はデジカメでの流れ
とはいえ一眼やミラーレスの大きいカメラを持つ気もない
SONYのRX0 画面は小さくボタン類も小さいので写す時にその場で操作し絵作りをするカメラではない
ざっくりと記録程度に写しておくカメラと思う
でも小型の筐体にしては1インチのセンサーを搭載しているのでネット上に画像を並べて行くには充分 
いやそれ以上だ
防水のうえ小さくて軽い これが一番かな





春 飯綱山登山

2021年02月22日 | スポーツ
この週末も飯綱山登山
今回は霊仙寺山からのラウンド登山
暖気が流れ込みやすい南高北低の気圧配置
先週の「早春」から一気に春山の気持良い登山となりました



リゾートスキー場
斜面整備のキャタピラー車が忙しく稼働中




一番上の斜面まで登り詰めると一気に視界が開けてきます




森に入り山頂を目指します
雪で登山道が分からないかわりにどちらに向かっても進めますので地図読み地形読みの力量が試されます
先行者トレースが正しいとは限りません
自分で道を拓いて行く そこがまた楽しい所ではありますが




これから行く飯綱山山頂がきれいに見えています




そうこうしているうちに霊仙寺山山頂到着
出発から2時間




稜線を飯綱山に向かいます
林の中天気も良く風景を楽しみながらの山歩き



高妻山を始めなじみの山々が今日もきれいに望めます



飯綱山頂への最後の急斜面を一歩一歩・・

山頂はたくさんのパーティーで賑わっています
12本爪アイゼン ピッケル ヘルメットの登山者がいるかと思えば
トレランの延長くらいの軽装装備の登山者も
それぞれのアプローチがあって見ているだけで参考にもなるし楽しい
ほとんど無風の暖かな雪広場空間 思い思いのひと時を満喫している様子





山頂からは東側の山頂直下尾根をくだります
コゲラのドラミングが遠くから聴こえてきます




出発地点に戻り登って来た山を振り返ります


青い空と白い雪を満喫できた一日でした




早春 飯綱山登山

2021年02月14日 | スポーツ
久しぶりの登山
飯綱山に瑪瑙山経由で登ってきました

中社に到着したときはまだ真っ暗
星がまたたき今日の晴天を予感させてくれる

中社から暗い林道を進みゲレンデの鞍部を目指す
ルートファインディングしながら踏み跡のない雪の森 途中からロストしてしまい予定より上部に出る
この所戸隠から足が遠のいているので道感が鈍ったな
登れば必ずゲレンデに行き着くのが分かってるので何とかなる 良い足慣らしと強気 

地形や状況を読みながら最適なルートを考え辿る雪山登山の楽しみ
但し道迷いのリスクもつきまとう


ピステンできれいに整備されたゲレンデ 端を歩かせてもらう
高妻に連なる戸隠連峰が輝いている



これから行く飯綱の山頂から朝日が顔を覗かせた



ヤレヤレ 瑪瑙山に到着 体勢を整え飯綱へ



もうすぐ山頂 
途中斜めから差す朝日に浮かび上がる飯綱裾野に広がる木々や山肌のうねりが美しく何度も見入ってしまう




戸隠連峰の向こうに北アルプスのなじみの山並みがくっきりと青空をバックに林立




北に目をやると妙高や火打 焼山 斑尾山や野尻湖
更に目を凝らすと直江津の海岸線に展開する白いオイルタンク群らしきものも見えている
今日はバーナーを持参したので山頂でのひと時はホットレモネードと洒落てみました




山頂を後に西登山道をくだる
まだまだ厚い雪が残ってますが陽の光に春の息吹を感じる



雪の上を「セッケイカワゲラ」が何匹も忙しく歩き回っている




重い雪から開放される日がもうそこまで来ている


葉を落とした森に差し込む太陽光はけっこう暖かい
冬から早春にかけての山歩きは本当に気持ちが良い・・晴れていれば




表銀座 中房温泉〜一ノ沢へ

2020年08月31日 | スポーツ
恒例トレマンツアーに参加
夏の北アルプス 表銀座を銀ブラ



北アルプスの人気コース 早朝から登山者が多い



基本自己完結型ツアー スタート早々に単独 
このスタイル自分には合っています



合戦小屋到着 ここで有名なスイカ 真っ赤な果肉 みなさん美味しそう
休まずにスルー



青い空を背景に燕山荘が見えてきました
登山者憧れとなるのも分かるような光景 これぞ夏山



燕岳山頂付近から燕山荘方面を望む



イルカ岩




大天井方向に進んだ所から燕岳方面を望む
山道から登山者は一気に減り静かな山の時間が流れて行く




小林喜作レリーフ




大天井岳前の分岐点 常念岳方面に進む 大天井荘までのキツい登りが始まる




大天井岳山頂
霧が沸き立ち少し前から雨が降り出した
幸に雷鳴は聞こえてこない



東大天井岳 横通岳 と雨の中前後に登山者は見えず一人旅が続く
雷鳥がポンと道に飛び出てきた



常念小屋までもう少し 振り返ると通ってきた山道がずっと見通せる
雄大なきれいな光景だ



霧の晴れ間に常念小屋と常念岳が見える
常念に登ってから一ノ沢か三股に下ろうと思っていましたが
折からの悪天 時間も考慮し乗越から一ノ沢を下り下山することに



一ノ沢 深くて長い谷筋を5キロ程下らなくてはいけない
流れる水は冷たくて気持良いが出口までとにかく長い
川の中を進むような道が多いので疲れ切った足で転倒や足首のひねり事故には要注意だ


約21キロの行程
ほうほうの体で山を後にするときはこのツアーも今年が最後かなと思うのに
翌日にはもうあの稜線を懐かしんでいる








甲斐駒ヶ岳

2020年08月10日 | スポーツ
山の日の一日前
山梨 甲斐駒ヶ岳 黒戸尾根コースに日帰りで行ってきました

噂には聞いていましたがハードな山でした

日帰りと言いましたが前夜に甲府入り
横手駒ヶ獄神社駐車場内の脇地にテント泊

駒ヶ岳に黒戸尾根コースで登るには甲斐駒ヶ岳神社とこの横手駒ヶ獄神社からの2ヶ所の入口がある
途中で合流するのでどちらでも登れるのだがほとんど甲斐駒ヶ岳神社入口を選ぶようだ
そちらの方が合流点まで登り一辺 距離も短い

途中甲斐駒ヶ岳神社側から登って来た方にお聞きしましたが
2ヶ所の駐車場 一方は満車 もう一方も70%程の入りだったそうで

一方私達がとめた横手は4台だけ まだ空スペースがたっぷりでした
しかし横手側のルートは合流点に至るまでもう結構なアップダウンの道のり 尾根2ツ越え
ヤレヤレです(汗)



黒戸山巻き道登山道を過ぎると何か雲間のはるか遠くに高い山々が見えて来る あそこまで?
気が遠くなる







せっかく登ったのにかなり下る
これが二回



登って



下って
あ 又登る・・っと
因果な趣味でございます



古くからの修験の山 いたる所にお仏像や石碑が建立されている
ここまで背負って来たのでしょうか 霊験あらたかでございます
もう少し歩を進めると険しい岩稜の頭に劔が刺さっている光景も見えました
抜いても国王にはなれません バチがあたるだけです おそらく




いよいよピークかと思わせぶりな光景がこれから何回か続きます




小屋に到着
協力金をお支払いしおいしい水をゴクゴクといただきます



小屋からもまだまだハードな登りが続きます




鎖場 岩場 ハシゴ 満載です




山を歩いていると
何の変哲もないのに惹かれる光景に時折遭遇します
こんな出会いがあるのも登山の魅力なんだろうな




バリエーションに富んだ風景と山道が続き過去に登った山々が脳裏をかすめます




曇りの天気が幸いして暑さにやられなくて済みました
ピーカンだったらもっと苦しんだかも




やっとこさ本ピークが見えてきました 山頂の祠が見えます



山頂に到着しました



2967メートル
甲斐駒ケ岳山頂です
麓を出発してから約7時間の長い道のりでした