~~ あまくさ ~~  スコタコ ブログ

世界遺産 崎津教会 大江天主堂 イルカ ハイヤ 気嵐
切支丹館 殉教公園 天草・島原の乱 天草松島 Ama-Biz

ゴルフ 女子国内ツアー初日 森田が首位 渋野2打差の2位タイ

2019-11-21 22:36:46 | 日記
ゴルフ 女子国内ツアー初日 森田が首位 渋野2打差の2位タイ
下のキーワードを検索してください。
1 NHK ゴルフ 女子国内ツアー初日 森田が首位 渋野2打差の2位タイ

ゴルフ 女子国内ツアー初日 森田が首位 渋野2打差の2位タイ
2019年11月21日 19時06分ゴルフ
女子ゴルフの国内ツアーの大会は、松山市で第1ラウンドが行われ、23歳の森田遙選手が7アンダーで首位に立ち、2打差の2位には渋野日向子選手など4人がつけました。

ツアー2勝目を目指す森田選手は、バーディー7つ、ボギーなしの7アンダーで首位に立ちました。

賞金ランキング3位の渋野選手は、前半でダブルボギーをたたくなど、イーブンパーでしたが、後半5つのバーディーを奪って5アンダーで回り、賞金ランキング2位につけている韓国のシン・ジエ選手や、高橋彩華選手などと並び、2打差の2位につけました。

先週、3週連続の優勝を果たし、今シーズン7勝目をあげた鈴木愛選手は、1アンダーで36位スタートとなりました。



俳優 木内みどりさん死去  # 福井県職員ら109人 元助役から金品受け取る # 「桜を見る会」招待者名簿の廃棄は適切と認識

2019-11-21 19:20:44 | 日記
俳優 木内みどりさん死去  # 福井県職員ら109人 元助役から金品受け取る # 「桜を見る会」招待者名簿の廃棄は適切と認識
下のキーワードを検索してください。
1 俳優 木内みどりさん死去 ドラマ バラエティーで幅広く活躍

俳優 木内みどりさん死去 ドラマ バラエティーで幅広く活躍
2019年11月21日 17時34分おくやみ
ドラマやバラエティーなどで幅広く活躍した俳優の木内みどりさんが、今月18日、亡くなりました。69歳でした。

木内みどりさんは愛知県の出身で、劇団四季の団員を経て昭和46年の「『されどわれらが日々ー』より別れの詩」で本格的に映画デビューしました。

演技派の俳優として数多くの映画やテレビドラマでシリアスからコメディまで幅広い役柄を演じたほか、民放テレビのバラエティー番組にも出演してお茶の間で親しまれました。

また去年放送されたNHKの大河ドラマ「西郷どん」では奄美大島で西郷吉之助を支える地元の当主の妻役で慈愛あふれる女性を演じました。

また現在公開中の鹿児島県長島町を舞台にした映画「夕陽のあと」では役作りのために地元を1人で回るなど、意欲的に撮影に取り組んでいたということです。

このほか去年7月からは脱原発や平和問題など社会的なテーマについて、大学教授や俳優などさまざまなジャンルの人たちにみずからインタビューをして自身のウェブページで配信する活動も始めていました。

映画配給会社などによりますと、木内さんは広島県に出張中だった今月18日に突然倒れ、69歳で亡くなったということです。

2 NHK 関電問題 福井県職員ら109人 元助役から金品受け取る 県調査委

関電問題 福井県職員ら109人 元助役から金品受け取る 県調査委
2019年11月21日 18時06分関西電力問題
関西電力の経営幹部らが福井県高浜町の元助役から3億円を超える金品を受け取っていた問題で、福井県職員らの金品の授受について調査してきた県の調査委員会は21日、109人が何らかの金品を受け取っていたとする調査結果を公表しました。

関西電力の経営幹部らが福井県高浜町の森山栄治元助役から合わせて3億円を超える金品を受け取っていた問題を受けて、県は先月、3人の弁護士からなる調査委員会を設置し、現役の職員や元幹部ら377人を対象に元助役との接点や金品の授受がなかったかなどを調査しました。

その結果、聞き取りや書面で313人から回答を得て、このうち180人が「元助役と接点があった」と回答し、その中で109人が「何らかの金品を受け取った」と回答しました。

このうち就任祝いやせん別として10万円を受け取ったのが5人、5万円以下が10人、金額不明が3人だということです。

このほかお歳暮やお中元で食品などの贈答品を受け取ったのは69人、手土産で菓子などを受け取ったのは28人でした。

調査委員会によりますと見返りとして便宜を図った事案は確認されなかったということです。また金品を受け取った職員らの大半は同程度の商品などを返礼として森山氏に送っていたということです。


「10万円相当の小判1枚をもらっていた人も」

県の調査委員会は21日会見し、この中で、「10万円相当の小判1枚をもらっていた人もいて、返そうとしたら強く拒否され、その後も返却ができず、そのまま保管していた人もいた」と述べました。

そして「109人の多くは5000円から1万円程度のお中元などのやりとりで社会通念上、儀礼の範囲内と考えられるが、特に現金や商品券10万円などを受領した場合、相応の返礼品を返送したとしても社会通念上、相当とは認められない」としています。


経緯まとめ

関西電力をめぐっては当時の八木誠会長や岩根茂樹社長など経営幹部ら20人が福井県高浜町の森山栄治元助役から現金や商品券、小判型の金貨などあわせて3億2000万円相当の金品を受け取っていたことが明らかになり、先月、八木会長が責任を取って辞任しました。

この問題をめぐっては関西電力から原発関連の工事を受注していた「吉田開発」から工事受注などの手数料として元助役におよそ3億円が渡っていたことが明らかになっていて、関西電力が元助役に工事の概算額などの情報を事前に伝えていたことも分かっています。

関西電力は元検事総長の但木敬一弁護士をトップとする第三者委員会を設置し、森山元助役からの金品の授受について時期や対象範囲を広げて調査を進めていて、年内に記者会見を開くことにしています。

3 NHK 「桜を見る会」招待者名簿の廃棄は適切と認識 官房長官

「桜を見る会」招待者名簿の廃棄は適切と認識 官房長官
2019年11月21日 13時34分桜を見る会
総理大臣主催の「桜を見る会」をめぐり、菅官房長官は、ことしの招待者名簿が野党議員が国会への提出を求めたのと同じ日に廃棄されたことについて、廃棄のための設備の利用状況などから当初の予定がずれ込んだことが理由で、適切に行われたという認識を示しました。

ことし4月の「桜を見る会」の招待者名簿をめぐり、内閣府は20日の衆議院内閣委員会で、当初は5月の大型連休前に廃棄する予定だったものの省内にあるシュレッダーの利用が混み合っていたことなどから、廃棄が連休明けの9日にずれ込んだと説明しました。

これについて、菅官房長官は午前の記者会見で「シュレッダーの利用状況や職員の勤務時間などの調整を行い、9日になった」と説明しました。

そのうえで、共産党の議員が同じ日に招待者名簿などを国会に提出するよう求めていたことを踏まえ、記者団が「安倍総理大臣に問題が及ばないよう廃棄したのではないか」と質問したのに対し、菅官房長官は「資料請求は承知していなかったと聞いている」と述べ、廃棄は適切に行われたという認識を示しました。

また、菅官房長官は、内閣官房と内閣府が各省庁などに招待者の推薦を依頼する際、前年の招待者は推薦しないよう配慮を求めていたことを明らかにしたうえで、自身が事務所を通じて推薦した人の中に前年の招待者が含まれていたことについて、「適切なことではなかった」と述べました。

さらに、菅官房長官は「桜を見る会」の前日夜に開かれた懇親会の会費について、「ホテル側が、人数や宿泊者である事情などを考慮して柔軟に対応するのは普通のことだ」と述べました。

一方、記者団が、この問題をめぐる野党側の発信の一部に事実誤認があるのではないかと指摘したのに対し、「正しい情報に基づいて議論するのが基本ではないか」と述べました。



寄附の状況(令和元年度) / 天草市

2019-11-21 18:21:37 | 日記
寄附の状況(令和元年度) / 天草市
寄附実績(平成31年4月1日~令和1年11月21日)
寄附の状況を公表します。
皆さまからの温かいご寄附に心から感謝いたします。
※県受付による寄附受領分につきましては、県から市へ交付後に寄附実績として計上されます。


合計12,812件 ¥160,472,300「18時」例話1年11月21日
合計12,781件 ¥159,882,300「24時」例話1年11月20日
合計12,758件 ¥159,422,300「24時」例話1年11月19日
合計12,546件 ¥156,102,300「24時」例話1年11月15日
合計12,479件 ¥154,912,300「10時」例話1年11月14日
合計11,835件 ¥145,482,300「23時」例話1年11月13日
合計11,825件 ¥145,372,300「14時」例話1年11月11日
合計11,809件 ¥144,992,300「14時」例話1年11月6日
合計11,797件 ¥144,802,300「15時」例話1年11月5日
合計11,791件 ¥144,712,300「14時」例話1年11月1日

# 警察署の被災を想定 機能移転訓練 # 期待と緊張 沸く長崎 ホテル満室、離島船増便 ローマ法王 爆心地へ

2019-11-21 10:42:02 | 日記
# 警察署の被災を想定 機能移転訓練 # 期待と緊張 沸く長崎 ホテル満室、離島船増便 ローマ法王 爆心地へ
下のキーワードを検索してください。
1 TKU 警察署の被災を想定 機能移転訓練

警察署の被災を想定 機能移転訓練
熊本2019.11.20 20:13
地震や津波による警察署の倒壊や水没を想定し、機能を別の場所に移す訓練が19日、天草市で行われた。震度7の地震が発生し海に近い天草警察署の建物が使えなくなった想定で実施。参加した署員は高台にある中学校に臨時の警察署を設置し、視聴覚室に無線機や衛星電話などの通信機器を運び込んで災害警備本部を設営した。天草警察署は天草広域連合消防本部や天草空港にも臨時の警察署を設置できるよう天草市と協定を結んでいるという。

2 西日本 期待と緊張 沸く長崎 ホテル満室、離島船増便 ローマ法王 爆心地へ

期待と緊張 沸く長崎 ホテル満室、離島船増便 ローマ法王 爆心地へ
2019/11/21 6:00
西

 ローマ法王フランシスコが長崎市を訪れる24日、カトリック信者13億人の頂点に立つ法王を一目見ようと、全国から信者や観光客が長崎に集まる。ホテルは軒並み満室で、交通機関の予約は平年の7割増。法王の姿に触れるチャンスは「一生に一度」(国内のカトリック関係者)。ミサがある県営野球場付近は大混雑が予想され、長崎県警は「過去最大級」(警備課)の構えで迎える。

 長崎市内の宿泊施設の収容能力は1万5千人。修学旅行の時期が重なり訪問前夜の23日は空きがない。217全室が埋まったJR長崎駅前のビジネスホテルは「精いっぱいのおもてなしをしたい」。市外で宿泊先を押さえた人も少なくない。

 交通機関の予約もあふれる。九州急行バス(福岡市)によると、23日に福岡を出発する高速バスは、長崎を目指す人で半分が予約済み。禁教期に潜伏キリシタンが渡った五島列島から駆け付ける信者も多く、24日に五島・福江港を出る九州商船(長崎市)の高速船始発便は満席で、帰りはフェリーの増便で対応する。

 法王がミサを執り行う県営野球場には、約3万人の信者らが集う。長崎の教会関係者でつくる受け入れ組織「教皇訪日長崎実行委員会」はバチカンと日本、法王の出身地アルゼンチンの国旗を記した約4万本の小旗を用意。「準備は順調」と胸を張る。

 体調を押して参列する高齢の信者もいるとみられ、長崎市消防局はミサ会場に救急隊員のチームを置くほか、法王専用の救急車を各会場に待機させるなど通常の日曜より30人多い「万全の態勢」で臨む。

 一方、地元自治体や経済界が期待する経済効果は不透明だ。長崎市の観光客1人当たりの消費額は約2万円(2018年度、市観光統計)。ミサに参列した3万人が市内を観光すると6億円になる計算だが、長崎国際観光コンベンション協会の担当者は「神聖な式典の参列者の消費行動が読めない。法王来県が世界に知られた後の波及効果を期待したい」と話す。
 県警は、他県からの応援を含む計約2800人で警備する。県も法王の訪問先での小型無人機ドローンの飛行を条例で禁止しており、現地では緊張と期待が高まる。 (西田昌矢)


# “女性にはうれしい” って誰が決めたの? # 就職氷河期世代の叫び ~女子学生は今

2019-11-21 10:09:43 | 日記
# “女性にはうれしい” って誰が決めたの? # 就職氷河期世代の叫び ~女子学生は今
下のキーワードを検索してください。
1 NHK “女性にはうれしい” って誰が決めたの?

“女性にはうれしい” って誰が決めたの?
2019年11月20日 20時58分
「女性にはうれしい」「男のがっつりメシ」。時々見かけるような広告ですが、「外国ではアウトだ」と指摘するツイートがネット上で話題になっています。性別による固定化されたイメージを前面に出すような広告や看板、あなたはどう感じますか?
(ネットワーク報道部記者 川田侑彦 加藤陽平 斉藤直哉)

“海外の目” で見ると

話題になっているのは、フィンランドから一時的に帰国したばかりだという日本人女性のツイートです。

「フィンランドならアウト」
「フィンランドならアウト」

日本では街なかにあふれている…

投稿をした女性が訴えたのは、街なかにあふれている広告表現への違和感です。

帰国してすぐに都内の街角で撮影したという写真では、飲食店のメニューやランチの看板に「女性に人気」や「女性にオススメ」の文字。

不動産会社の広告には「女性にはうれしい広々としたキッチン」。

木工教室のパンフレットには「女性の方でも指導員がお手伝いしますので楽しめます」という表現も。

こうした表現にフィンランド人の夫が驚いたというエピソードを紹介しています。

かつては意識していなかったが…

投稿をした女性に経緯を聞きました。

「日本にいたときには意識していませんでしたが、フィンランド国内ではこんな広告は全く見ないので帰国して改めて驚きました」

「性差別が激しい国」のイメージが

女性は30代。
仕事の関係で6年前に日本を離れ、現在はフィンランドで夫と暮らしています。

この投稿を英訳したところ、フィンランドの友人から
「信じられない」
「性差別が激しい国と聞いていたけどこんなにとは」
といった反応があったということです。

女性は「日本だと毎日こんなメッセージを目にするので、女性が息苦しくないのかなと感じてしまうし、広告主がどんな思いで書いているのか分からない。もし苦しんでいる人がいるなら少しでも生きやすい社会になればいいと思う」と話していました。

ツイートに「賛否」

このツイートに対しては
「日本にいると当たり前すぎて気付かなかった」
「今の時代男だからとか女だからとか関係ない」といった反応が寄せられています。

一方で、
「客観的な事実だ」
「そう書けば売れるからしかたない」
といった意見も寄せられています。

街を歩いてみると
街を歩いてみると
こうした表現はどの程度使われているのか、
実際に都内の繁華街を歩いて探してみました。

飲食店の看板には「女性ひとりでも安心」。

不動産業者の壁には「女性向けの物件」。

飲食店の看板の、味付けの濃いメニューの横には「男のポテトサラダ」の文字。

思ったより少なかった

街を歩いてみると、確かに性別によるイメージを基にした広告を使っている店がありました。

ただ、こうした表現を使っている店は少なく、繁華街をくまなく歩いても、見つかったのは数店舗でした。

ほかの多くの店では同じようなメニューの説明でも、「がっつり食べたい方へ」のように、性別を特定しない形にするなど、意図的なものかどうかはともかく、性別を強調しない表現を使っている印象でした。

フィンランド大使館に聞いてみた
フィンランド大使館に聞いてみた
美しい自然にあふれるフィンランド。
今回のツイートについて、日本にあるフィンランド大使館に問い合わせたところ、フィンランド国内では「女性にオススメ」など特定の性別だけに訴えるような広告はあまり見かけないということです。

フィンランドの行政機関の公表資料では、消費者保護に関する法律で、性別などに基づいて誰かを侮辱するような広告表現は規制されているということです。

英では自主規制 「性差別は社会全体に悪影響」
英では自主規制 「性差別は社会全体に悪影響」
一方、より具体的な規制が行われている国もあります。

イギリスの広告業界でつくる規制団体、ASA=広告基準協議会では、男女の違いの偏見を助長するような表現の広告について、ことし6月からガイドラインを定めて禁止しています。

禁止しているのは、
「男性はおむつを替えることができない」
「女性は駐車が苦手」
など、性別によって得意なことと苦手なことがあるといった性差別に基づく広告などで、「『とても簡単です。男性でもできます』という表現は受け入れられない」と明示しています。

禁止している理由として、性差別的な偏見に基づいた考えや行動が助長されると個人の自尊心が低下し、社会全体に悪い影響があることを挙げています。

日本でも変化が見えてきた

日本では、男女のイメージや役割を固定化するような表現は、街角にとどまらず、これまで大手企業が発信した広告でもたびたび「炎上」を招いてきました。

一方で、最近では、大手企業の広告に変化も出てきています。

生活用品メーカーの花王は、ことし4月から新たな洗濯用洗剤のテレビCMを展開しました。

洗濯=女性 じゃない
洗濯=女性 じゃない
この中では人気の若手男性俳優を5人起用し、楽しんで洗濯をする様子を描きました。

CM総合研究所が発表している「CM好感度ランキング」では、ことし5月度の製品別の順位で、会社として初めて1位を記録しました。

広報担当者は「以前は洗剤のCMというと、女性が青空のもと洗濯物を干すようなものが目立ちましたが、徐々に変化しています。夫婦であっても共働きが増え、実際に10年前と比べて、家庭で洗濯をする男性も増えています。製品自体もリニューアルしたタイミングだったので、思い切って男性だけが出演するものを制作しました」と話しています。

また、最近ではほかの商品の広告でも、性別と家庭での役割を固定化するような表現はしないよう、特に気をつけているということです。


「新しい価値観に寄り添って」
「新しい価値観に寄り添って」
ことばとマーケティングの関係について研究している一橋大学経営管理研究科の松井剛教授は「性別の役割を決めつけると炎上につながるが、一方で、モノを売る際にターゲットとする層の『常識』に合わせることが求められるのも事実だ」と指摘しています。

そのうえで「企業にとっては悩ましいが、古い価値観にも合わせつつ新しいものに寄り添っていかないといけない時代だ」と話しています。


「経営層に女性増やす必要」
「経営層に女性増やす必要」
企業の市場戦略のコンサルティングをしている遠藤結万さんは、日本で性別のイメージを固定化するような広告が今も使われている背景として、企業の意思決定層に女性が少ないことを挙げています。

遠藤さんは「広告代理店は結局、クライアントである企業の側を向いてしまう。そももそも、経営層に女性や多様な背景を持つ人を増やすことが必要だ」と話しています。

固定観念にとらわれない表現を

今は人の生き方や価値観、そして性の在り方そのものが多様化しています。

私たちも固定化したイメージにとらわれずに表現を考えていく必要があるのだと強く感じました。

2 NHK 就職氷河期世代の叫び ~女子学生は今

就職氷河期世代の叫び ~女子学生は今
2019年11月20日 20時45分
非正規の職を転々とした今、彼女たちは正社員を積極的に目指す気持ちにはなれないといいます。多くの学生が思いどおりの就職ができなかったバブル崩壊後の就職難の時代。女子学生の就職活動は男子に輪をかけて厳しいものでした。彼女たちが直面した数々の困難とは。(社会部記者 福田和郎)

~文系私立女子大卒・慶子さん(仮名・46)の場合~
・都内の私立女子大学で家政学を学ぶ。
・現在は病院で非常勤のソーシャルワーカーとして勤務。
・神奈川県で1人暮らし。

最初に直面した男子学生との違い

(慶子さん)「大卒の女性にはほとんど就職先はなかった時代ですね。大卒の女性の採用は控えるみたいな感じでした」

「大卒の女性」そう慶子さんは何度も口にしました。就職試験で強みになるはずの大卒の学歴が、むしろマイナスになったといわんばかりに。

今から23年前の平成8年。慶子さんが大学を卒業した当時、世の中にはバブル崩壊後の不況の嵐が吹き荒れていました。大卒の求人倍率は1.08倍。過去2番目に低い年でした。

まず直面したのが男子学生との情報格差。まだインターネットが普及する前の時代、企業の採用情報は、大手人材会社などがまとめた分厚い冊子で得るのが一般的でした。大学3年生の秋ごろ、ダイレクトメールのように大量に送られてきたという冊子。しかし、慶子さんの元には1冊も届かなかったといいます。

(慶子さん)「なんだったんでしょうね、あれは。兄には結構来ていましたし、同級生の理系の男子とかはあったと思います。でも私には1冊も来なかった。私たちが高校生の時には女子大生ブームで、高校を卒業して大学生になったら女子高生ブームでした」

言いたいことは何となく分かりました。高校生の時も、大学生の時も、ずっとスポットライトは当たらなかった。そして大学を卒業しても…。

慶子さんは第2次ベビーブーム、いわゆる団塊ジュニアと呼ばれる世代です。人数が多いことに加え、大学進学率が大きく上昇。特に女子の進学率は初めて3割を超え、大卒女子は、バブル崩壊後の10年で2倍に増えました。

急増した“大卒女子”たちは就職氷河期という不運な巡り合わせで正社員の限られたパイをめぐって激しい競争にさらされたのです。

今でも覚えている光景があるといいます。バブル経済まっただ中に就職した先輩たちは就職活動でジーンズOK、スーツはピンク。

一方、自分たちはというと、黒、紺、グレーのスーツを着て集団で面接を受け、ふるいにかけられる。それを目の当たりにした時、就職への意欲も自信もしぼんでいったと言います。

(慶子さん)「その時の私には真っ黒の世界はびっくりでした。そういうことをしないと仕事には就けないんだと。私にはそこをかき分けていくのは無理だと」

結局、採用試験を受けたのは1社のみ。面接で「4年制の子はことしは採っていない」と言われ、あっさり就職を諦めてしまいました。

大学卒業後に専門学校へ

大学を卒業後、好きな編み物を学ぶため専門学校に進学。卒業後は毛糸屋などのアルバイトをしながら食いつなぎようやく就職が決まったのは27歳の時でした。

ニット製品の企画という、まさにやりたかった仕事でしたが、今度は過酷な長時間労働が待っていました。
大学卒業後に専門学校へ
慶子さんが製作した編み物

(慶子さん)「涙が止まらない状態でした。終電近くまで働き、朝も早い。残業はかなり多かったです。その中でもっとおもしろいアイデアを出せとけなされる。自分が好きなことを仕事にしているので『やれるでしょ』と」

9年間、働いたもののうつと診断され、休職しようとしていたやさき、社長から突然「明日から来なくていい」と退職を強要されました。この時、30代半ば。同じ業界で働くことはもう考えられなくなっていたと言います。

(慶子さん)「若い人の感覚を求められることが多いんですよ。働いていたところの社長も1歳でも若い人をって」

この先、自分の心配だけしているわけにはいかない

その後、慶子さんは社会福祉士などの資格を取得し、6年前に都内の病院で非常勤のソーシャルワーカーとして働き始めます。この頃、知り合った男性と結婚しましたが去年、がんで先立たれ、再び1人に。

今、いちばん心配なのは80代の両親と、子どもの頃の事故の影響で高次脳機能障害がある兄のことです。まだ介護の必要はありませんが近い将来、自分が家族を支えなければならない日が来ると感じています。

生活するだけで精いっぱいですが、それでも正社員を目指して転職活動をしようという気持ちになれないといいます。

(慶子さん)「国は働ける人を増やしたいと思って『氷河期世代の正社員を増やす』と言っているのだろうけどこの年になると親や配偶者に何かあったりすれば週5日フルタイムで働くのが難しくなる。しかも年収は30代、40代がピークでそれからは下がっていく。それが社会の評価なんですよね。そうした中で正社員で何をやらせたいのかなって思いますね」

~理系専門学校卒・加奈子さん(仮名・46)の場合~
・専門学校で当時人気だったバイオテクノロジーを学ぶ。
・現在、非正規でトリプルワーク。
・埼玉県で1人暮らし。

専門学校卒はもっと厳しい?

就職難に直面していたのは大卒女子だけではありません。専門学校や短大卒の女性たちもまた厳しさと闘っていました。

加奈子さんが専門学校を卒業したのは平成6年。植物が好きで、学校で学んだバイオテクノロジーの知識を生かしたいとメーカーの研究職を希望していました。まだ求人倍率は底を打つ少し前でしたが、就職活動を始めるとすぐに学歴の壁を痛感したといいます。

(加奈子さん)「専門学校ってだけではじかれて、面接まで残っても『ちょっとうちじゃ無理』みたいな感じで鼻で笑われて、大卒の人ばかりが採用されていくんですよね」

およそ50社に応募しましたが、「何を学んだか」よりも「どこの学校を卒業したのか」ばかりが重視される現実。結局、卒業までに内定を得ることはできませんでした。

実家との折り合いが悪かった加奈子さんは卒業後、非正規でトリプルワークをしながら1人暮らしを始めます。花屋のアルバイト店員や旅行会社の契約社員など、どれもバイオテクノロジーとは直接関係ない仕事ばかりでしたが、選んではいられなかったといいます。

(加奈子さん)「契約社員の募集ですら、当時は大卒の人たちが降りてくるんですよね。私たち(専門学校卒)が就くような仕事に。だから仕事は全く選ばなかったですね。低賃金で食いつなげるくらいの仕事で」

そうしたぎりぎりの生活を30代半ばまで続けたころ、転機が訪れます。結婚して生活に余裕が生まれたのです。改めて正社員を目指そうと決意。非正規の仕事を辞めて60社ほど採用試験を受けまくり、ようやく1社、事務職での採用が決まりました。

初めての正社員、張り切って臨んだものの、求人の内容とは全く違う飛び込み営業やチラシ配りをさせられ、月の残業は160時間を超えることも。それでも、給料は手取りで16万円ほどしかありませんでした。

(加奈子さん)「ブラック企業だった。時給に換算してみたら1000円切ってました。当時、『この年齢の女性を雇っているだけでもありがたく思って』と言われてじゃあ派遣でいいやと思いましたね」

自治体の求人は“蜘蛛の糸”

その後、離婚。そして再び、非正規のトリプルワークで1人暮らしをする生活に戻りました。収入は合わせて月に22~25万円。休みはほぼありません。厳しい暮らしですが加奈子さんもまた正社員を目指すつもりはないといいます。

(加奈子さん)「私の学歴や職歴からいくと、そこそこ給料がもらえる仕事に就く可能性は果てしなくゼロに近いと思っています。いい給料の求人だと大卒以上なんですよね。氷河期世代を対象にした自治体職員の募集も年齢がすでにオーバー。ああいう求人をみると芥川龍之介の『蜘蛛の糸』を思い出します。私たちって罪人なのかなって」

ことしに入って全国の複数の自治体が氷河期世代を対象にした求人を出しました。大きな反響を呼び、応募者が殺到したことを私たちは前向きなニュースとして伝えました。それを「蜘蛛の糸」のように感じていたとは…。

確かに採用されるのはどこも数人。50万人とも言われる非正規で働く氷河期世代からすればチャンスをつかむことができるのはほんの一握りにすぎません。

この話を聞いた翌日から加奈子さんは2週間連続で仕事だと話していました。就職活動をしようにも時間も金銭的余裕もない。そんな状態が、25年前から続いているのです。

(加奈子さん)「氷河期はずっと続いています。怒れる人ってそれまで怒る体力を残していたんですよ。私たちは最初から絶望の中から始まったので、怒ることもない。諦めしかないです」

正社員を目指すことだけが解決策なのか

今回、2人の女性から話を聞いて、必ずしも正社員を目指すことだけが解決策ではないのではないかと感じました。

年齢を重ねれば、病気や親の介護などさまざまな理由でフルタイムで働けなくなることもあります。そもそも正社員でフルタイム、週5日働かなくてはダメなのか?非正規と正規の賃金はどうしてこんなにも差があるのか?氷河期世代の正社員化だけでなくほかにも改善すべき課題があると感じています。

引き続き、就職氷河期世代について取材をしていきます。皆さんの声を聞かせてください。