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潜伏キリシタン関連遺産が4度目の正直

2018-06-30 22:05:41 | 日記
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1 祝世界遺産! 潜伏キリシタン関連遺産が4度目の正直な訳--今後のあるべき姿
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2018年06月30日 19:15
祝世界遺産! 潜伏キリシタン関連遺産が4度目の正直な訳--今後のあるべき姿 1/2
●18年に及ぶ挑戦を経て--12の資産がもつ4つの時代
6月30日、バーレーン王国のマナーマで開催されている第42回世界遺産委員会で、日本から推薦された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」(長崎県・熊本県)が世界遺産に登録された。日本では、2013年から6年連続、22件目の世界遺産誕生となる。また、長崎県と熊本県では2015年に世界遺産登録された「明治日本の産業革命遺産」に引き続き2件目の世界遺産となった。

そこで今回、新しく世界遺産登録された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の魅力と、世界遺産としての課題について、世界遺産アカデミー/世界遺産検定事務局の主任研究員である宮澤光さんに改めてうかがった。

○立ちはだかった3度の壁! 最後はイコモスと共に

――今回の「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」は世界遺産委員会が始まる前から登録が有力視されていましたが、実際の審議はどうだったのでしょうか。

「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」は、5月に諮問機関であるイコモスから「世界遺産にふさわしい」という評価である「登録」勧告が出ていました。その勧告の中で、特に構成資産を減らすような指示や遺産名の変更の提案などがなかったこともあり、世界遺産委員会の本会議では反対意見などが出ることもなく、無事に登録されました。私もWEBで見ていたのですが、イコモスから「登録」勧告が出されている場合、世界遺産委員会でそれが覆されることはまずないので、安心して会議を見ていることができました。

ただ今回の世界遺産登録は、長崎で教会群を世界遺産にしようという運動が立ち上がった時から考えると、長い長い道のりでした。こんなに苦労した世界遺産登録は、日本では他にないと思います。まさに「潜伏キリシタン」の苦しみを髣髴(ほうふつ)とさせるものでした。

――その世界遺産登録までの長い道のりについて、もう一度お聞かせください。

「長崎の教会群を世界遺産にしよう」という市民運動が始まったのは、「長崎の教会群を世界遺産にする会」が設立した2001年のことです。その後、2007年に世界遺産登録を目指す日本の遺産リストである「暫定リスト」に記載され、2012年に国からの推薦候補になるべく推薦書原案を文化庁に提出しますが、同じく推薦書原案を提出していた群馬県の「富岡製糸場と絹産業遺産群」が国から推薦される遺産に選ばれてしまいました。これが一度目の挫折です。

長崎県は推薦書原案を修正し、2013年に再び文化庁に推薦します。この時は文化庁からの推薦を受けることができ、このまま国から推薦されるかと思われたのですが、国内での推薦ルールが変更され、内閣官房からも世界遺産に向けた推薦が可能となり、最終的には政治判断で内閣官房が推薦する「明治日本の産業革命遺産」が国から推薦されました。これが二度目の挫折です。

その後、三度目の正直でようやく2014年に日本からの推薦遺産に選ばれ、ユネスコに推薦書が提出されますが、2015年に行われたイコモスの現地調査を経て2016年1月に出された中間報告書で、「今のままでは世界遺産登録は難しい」という意見が出されてしまいます。それを受け、長崎県は推薦書を取り下げて推薦書の見直しを決断しました。これが三度目の挫折です。

そこから最短で世界遺産登録を目指すべく、イコモスとアドバイザー契約を結び、2017年に日本からの推薦遺産として推薦書がユネスコに提出され、今回ようやく世界遺産登録をなったわけです。こうして話しているだけでも長いですよね。地元の方々も、本当に待ちに待った世界遺産登録だったと思います。

○日本独自のキリスト教信仰の姿

――「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」とはどのような遺産なのでしょうか。

「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」は、「潜伏キリシタン」という名前が示すように、江戸時代初期にキリスト教信仰が禁止されてから明治時代初期に信仰の自由が認められキリスト教の教会堂が築かれるまでの約250年間、幕府の弾圧を逃れながら密かに信仰を続けた人々(潜伏キリシタン)の「信仰の姿」を証明する遺産です。

長崎県と熊本県に点在する12の資産は、大きく4つの時代に分けられます。ひとつ目は「始まり」。16世紀にキリスト教が日本に伝えられ人々の間に浸透していく一方、豊臣秀吉や徳川幕府によってキリスト教信仰が禁止され、キリシタン達が禁教の下でも信仰を続けることを決意する時代です。この時代を証明するのが天草四郎を総大将とするキリシタン達が幕府軍と戦った島原・天草一揆の舞台「原城跡」です。今は本丸の跡地に建物などは残っていませんが、発掘調査では多くの骨や十字架などが見つかっており、戦いの激しさを垣間見ることができます。

ふたつ目は「形成」。潜伏キリシタン達が神道の信者や仏教徒などを装いながら、密かにキリスト教信仰を続ける方法を作り上げていった時代です。この時代を証明するのは、山や島をキリスト教の聖地として信仰した「平戸の聖地と集落」や、漁村特有の姿でアワビ貝の模様を聖母マリアに見立てて信仰した「天草の崎津集落」、神道の信者や仏教徒を装い信仰を続けた「外海の大野集落」などです。

3つ目は「維持、拡大」。潜伏キリシタンの信仰を続けるために、外海地域からより信仰を隠すことができる五島列島の島々に移住していった時代です。この時代を証明するのは、病人の療養地であった「頭ヶ島の集落」や、神道の聖地であった「野崎島の集落跡」などです。病人の療養地は人があまり訪れない場所であり、神道の聖地にいるのは神道の信者であると見なされるので、潜伏キリシタン達にとって信仰を隠しやすかったと考えられます。

最後が「変容、終わり」。約200年ぶりにキリスト教の信仰を公に告白し世界中を驚かせた「信徒発見」から、教会堂が築かれていく時代です。この時代を証明するのが、この世界遺産のシンボルともいえる国宝の「大浦天主堂」です。浦上地区の潜伏キリシタンたちが大浦天主堂を訪れ信仰を告白した「信徒発見」は、奇跡としてローマ教皇にも伝えられました。その後、潜伏キリシタンたちは、カトリックに復帰する者や仏教や神道を信仰する者、禁教期の信仰を続ける者(かくれキリシタン)などへと分かれていきました。

こうしてみると、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の12資産で、日本独自のキリスト教信仰の姿というものがはっきりと見えてくると思います。

――今のお話の中で、せっかく禁教が解かれキリスト教の信仰が許されるようになったのに、なぜ仏教や神道を信仰するように改宗した人がいたのでしょうか。
2ページ
これはとても複雑なのですが、長い間、潜伏キリシタンとして地域の中で生活していくうちに、純粋なキリスト教信者としていることはやはり難しく、地域の神社の氏子であったり、お寺の檀家であったりという、地域の中での役割を担ってきたため、自然と仏教や神道の信仰を選んだということがあったようです。

また、カトリックに復帰せず禁教期の信仰をつづけることを選んだ人々は「かくれキリシタン」と呼ばれ、カトリックに復帰した人々のように教会堂を作らなかったため、彼らの集落には教会堂がありません。今回の構成資産では「平戸の聖地と集落」の中の「春日集落と安満岳」と「中江ノ島」だけが、「かくれキリシタン」の信仰を証明するものとなっていますが、平戸以外にももちろん「かくれキリシタン」の人々はいました。

――「かくれキリシタン」の方々はまだいらっしゃるのでしょうか。

「かくれキリシタン」であると公言している方はいらっしゃいますが、かなり人数が減ってきているようです。また、「かくれキリシタン」であることを公表していない方々もいるため、どれほどの人数が「かくれキリシタン」であるのか、はっきりとした数は分かりません。

○登録後に勃発する観光対策

――「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の今後の課題はどんなことでしょうか。

課題はいくつかあると思いますが、最も懸念されているのが人口減少の問題です。離島では特に高齢化と人口減少が続いており、遺産を今後どのように受け継いでいくのか、その将来性が不安視されています。これは元々、潜伏キリシタンたちが隠れて暮らした場所が、人が住みにくい人が訪れにくい場所であったこととも関係しています。日本全体で地方の過疎化が問題視されている中、世界遺産登録されたからといってこの問題が劇的に改善されるわけではありません。

また、世界遺産登録されたことによって観光客が多く訪れることになると思いますが、そうした観光客の対応も人口減少している集落では難しいと思います。実際に、今後の観光客の数や質のコントロールということは、イコモスからも指摘されています。

「出津教会堂」は2011年、国の重要文化財にも指定されている マイナビニュース

一方で、各自治体や教会は「教会守(きょうかいもり)」をおいて、世界遺産長崎チャーチトラストと協力しながら観光客への対応を行っています。これは、世界遺産登録を目指す長い道のりの中で整えられていったものです。多くの世界遺産では、世界遺産登録後にようやくこうした観光客対策などを悩んでいるので、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が長い時間をかけたのも無駄ではなかったと私は思います。

みなさんも教会を訪れる時には、世界遺産長崎チャーチトラストの運営する「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産インフォメーションセンター」のHPから申し込みをしてから訪問してください。この世界遺産は、現在も信仰の場として生きている遺産ですので、観光客の側にも充分な配慮が必要です。

――最後に、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」と共に世界遺産登録を目指していた「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」(鹿児島県、沖縄県)は、今後どうなるのでしょうか。

「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」は、日本から5件目の自然遺産としての登録を目指していましたが、5月のIUCNからの勧告で「今のままでは登録が難しい」とする「登録延期」勧告が出されてしまったため、政府は推薦書を取り下げました。そのまま世界遺産委員会に臨んで、世界遺産としての価値がないとする「不登録」決議が出てしまうと、同じ価値では2度と世界遺産を目指すことができなくなってしまうため、苦渋の決断でした。

IUCNの勧告の中でいくつか指摘があったのですが、特に「資産が分断されている」という点が問題視されました。沖縄島北部エリアに隣接し、「やんばるの森」の一部を成す米軍北部訓練場の返還地が含まれていなかったことが大きかったため、政府は2018年夏には返還地も国立公園に含め、再度世界遺産登録を目指すとしています。

最短で、2020年の世界遺産登録を目指していますので、今後は同じく2020年の登録を目指す「北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群」(北海道、青森県、秋田県、岩手県)や「金を中心とする佐渡鉱山の遺跡群」(新潟県)との争いになります。一国から推薦できる遺産は文化遺産と自然遺産を合わせて1件のみなので、厳しい争いになることは避けられません。2019年の登録に向けて既に推薦書が提出されている「百舌鳥・古市古墳群」(大阪府)の行方と共に注目です。

○筆者プロフィール: 宮澤光

世界遺産検定を主催する世界遺産アカデミーの主任研究員。イタリアの小説や映画、音楽、サッカーに惹かれながらも留学はなぜかフランスへ。ヨーロッパから世界各地の文化へと思いを馳せる毎日。世界遺産を「学ぶ」楽しさを伝えようと、世界遺産アカデミーHPにて「研究員ブログ」を連載中。

世界遺産決定

2018-06-30 19:30:20 | 日記
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1 NHK 熊本県のニュース|NHK NEWS WEB
www3.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/

ア 「潜伏キリシタン」世界遺産登録
06月30日 18時14分
ユネスコの世界遺産委員会は日本が推薦する「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」について、12の構成資産すべてを世界文化遺産に登録することを決めました。

「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」は、日本が鎖国政策をとるきっかけとなった「島原・天草一揆」で、信者たちが立てこもった原城跡や潜伏キリシタンが外国人神父に信仰を打ち明けた「信徒発見」の舞台となった大浦天主堂、さらに、禁教期にキリシタンが暮らした集落など、長崎県と熊本県のあわせて12の資産で構成されています。

中東のバーレーンで開かれている世界遺産委員会は、日本時間の30日夕方「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」について、12の構成資産すべてを世界文化遺産に登録することを決めました。

今回の登録によって、国内の世界遺産は文化遺産が18件、自然遺産が4件のあわせて22件となります。

イ 世界文化遺産の崎津集落とは
06月30日 18時17分
天草市の崎津集落は、天草諸島・下島の西部にある漁村で、16世紀にポルトガルの宣教師らによってキリスト教が広められました。

江戸時代に入り、キリスト教が禁じられ、「島原・天草一揆」を経て、取り締まりが厳しくなる中でも、仏教徒を装いながら、貝殻といった身近な物を洗礼の道具として代用して崇拝することで独自の信仰が守られてきました。

現在の崎津集落の象徴となっているのが、昭和9年に建設された崎津教会で、正面の塔の上に十字架が掲げられたヨーロッパの教会などで見られる「ゴシック様式」の建物です。

一方、内部は珍しい畳敷きとなっていて、祭壇は、キリシタンを取り調べる「絵踏」が行われていた場所に設置されていると言われています。

潜伏キリシタンの苦難の歴史を今に伝える崎津集落は、その文化的価値が、世界的に認められることになりました。

ウ 崎津集落 世界遺産登録への歩み
06月30日 18時35分
崎津集落は、6年前の平成24年に世界文化遺産への登録を目指していた長崎県の「キリスト教関連遺産」の構成資産に加えられました。

平成27年には、「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」としてユネスコに推薦書を提出しましたが、「キリスト教が禁止された禁教期に焦点をあてるべきだ」と指摘を受け、推薦は取り下げられました。

その後、構成資産を見直し、名称も「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」に変更して、去年、再び推薦書が提出されました。

そして、現地調査を経てことし5月、世界遺産委員会での審議に大きな影響を与えるユネスコの諮問機関「イコモス」から、「世界遺産にふさわしい」と勧告を受けていました。


2 NHK 長崎県のニュース|NHK NEWS WEB
www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/

ア 「潜伏キリシタン」世界遺産登録
06月30日 18時40分
中東のバーレーンで開かれているユネスコの世界遺産委員会で、日本が推薦する長崎県と熊本県の「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」について、12の構成資産すべてが世界文化遺産に登録されることが決まりました。

バーレーンで開かれている世界遺産委員会では、日本時間の30日午後5時半から「潜伏キリシタン関連遺産」の審査が始まりました。

はじめに諮問機関のイコモスが「世界遺産にふさわしい」という勧告内容を説明し、委員国から構成資産について称賛する声があがりました。

そして、「潜伏キリシタン関連遺産」の12の構成資産すべてについて、世界文化遺産に登録することを決めました。

決定の瞬間、会場からは大きな拍手が起き、現地を訪れてた長崎県の中村知事らはお互いに握手をするなどして喜びを分かち合っていました。

登録されるのは12の構成資産で、幕府が鎖国をするきっかけになった島原・天草一揆の舞台の「原城跡」や、キリスト教の信仰が禁じられた禁教期に、信者たちが弾圧を逃れて移り住んだ集落、それに、「信徒発見」の舞台になった国宝の大浦天主堂などがあります。

中村知事は会場で演説し「潜伏キリシタンの歴史は平和のメッセージを伝えるものだと思っています。今後も構成資産の保全に取り組み、その歴史を多くの人に伝えていきたい」と述べました。

今回、登録が決まったことで国内の世界遺産は文化遺産が18件、自然遺産が4件で、あわせて22件となります。

イ 世界遺産登録で各界から喜びの声
06月30日 18時09分

「長崎と天草地方のキリシタン関連遺産」の世界文化遺産への登録が決まったことについて、カトリック長崎大司教区高見三明大司教は、「世界中のすべての人々に価値があると認めてもらえたこと、日本初のキリスト教関連の世界遺産となることを大変ありがたくうれしく思う」とコメントしています。

また、長崎商工会議所の宮脇 雅俊 会頭は、「県内に2つ目の世界文化遺産が誕生し、大変うれしく、誇りに思う。今後は世界が認めた地域の宝に多くの人が訪れ、地域の発展・活性化につながるよう、一体となって取り組んでいきたい」とコメントしています。

ウ 長崎県庁は登録決定で大歓声
06月30日 18時46分
長崎県庁に設けられたパブリック・ビューイングの会場には、世界文化遺産への登録決定の瞬間を見守ろうと多くの市民が集まり、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の登録が決まると、大きな歓声をあげて喜びを分かち合いました。

長崎県庁のエントランスホールでは、午後3時半からパブリック・ビューイングが行われ、市民などおよそ350人が集まりました。

会場の大型モニターには、中東のバーレーンで行われている世界遺産委員会の審議の様子がインターネット中継で映し出され、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の審議が始まると、集まった人たちは緊張した表情で見守りました。

そして、午後6時前に登録が決まると、会場は大きな歓声と拍手に包まれ、直径およそ90センチのくす玉が割られました。

集まった人たちは、となりの人と握手したり「祝世界遺産登録」と書かれた横断幕を掲げたりして喜びを分かち合っていました。

長崎市の30代の女性は、「世界遺産登録を待ちわびていたのでみんなの気持ちが届いて良かったと思います。世界遺産を通して長崎の魅力が世界に広がっていけばいいと思います」と話していました。

日本政府の代表団の一員として、中東のバーレーンで開かれた世界遺産委員会に臨み、世界文化遺産への登録決定の瞬間に立ち会った長崎県の中村知事は、登録決定を受けて長崎県庁のパブリックビューイング会場にインターネット中継の映像でメッセージを送りました。

この中で中村知事は、「長崎から心強い声援を送っていただきありがとうございました。これからは世界の宝物となったこの遺産の保全と管理を行いながら、次の世代に引き継いでいくとともに、地域の活性化に取り組んでまいります。最後まで応援していただきありがとうございました」と話しました。

3 熊日 界遺産に潜伏キリシタン 崎津集落など構成

世界遺産に潜伏キリシタン 崎津集落など構成
世界文化遺産への登録が決まった崎津集落。中央は崎津教会=4月26日、天草市河浦町
 【マナマ共同=藤原崇志】中東バーレーンで開催中の国連教育科学文化機関(ユネスコ)第42回世界遺産委員会は30日、江戸時代以降のキリスト教禁制と独自信仰の歴史を伝える「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」(長崎、熊本)を世界文化遺産に登録すると決定した。

 2015年に日本政府が推薦した際は登録に至らず、内容を修正した推薦書を提出し直し、再挑戦したことが実を結んだ。

 国内の世界遺産は22件目。内訳は文化遺産18、自然遺産4。県関係では15年の万田坑(荒尾市)や三角西港(宇城市)を含む「明治日本の産業革命遺産」に続き2件目。

 潜伏キリシタン関連遺産は、信徒が暮らした「天草の崎津集落」(天草市)や国宝の大浦天主堂(長崎市)など12資産で構成。幕府による信徒弾圧と潜伏、仏教徒を装うなど独自の信仰形態を生み出した歴史を物語る。

 政府は15年に「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」として推薦したが、ユネスコ諮問機関の指摘を基に内容を見直して昨年、再推薦。諮問機関は今年5月、登録を勧告していた。


世界遺産登録決定の瞬間見守る

2018-06-29 18:35:31 | 日記
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1 NHK 長崎県のニュース|NHK NEWS WEB
www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/

世界遺産登録決定の瞬間見守る
06月29日 18時09分
中東のバーレーンで開かれているユネスコの世界遺産委員会は、日本時間の29日夜から新たな世界遺産の登録の審査が始まります。
日本が推薦する「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の世界文化遺産への登録の期待が高まっていて、県庁では登録決定の瞬間を見守るパブリック・ビューイングの準備が進められています。

バーレーンで開かれている世界遺産委員会では、日本時間の29日夜9時から、各国が推薦したあわせて28件の世界遺産の候補の登録審査が始まります。

県庁では、審査の様子を多くの人に見てもらおうと、1階のエントランスホールでパブリック・ビューイングが行われる予定で、午後4時ごろからスタッフが直径およそ90センチのくす玉を設置したり、およそ200席のいすを会場に並べたりするなど準備を進めていました。

「潜伏キリシタン関連遺産」は7番目に審査されるため、結果が出るのは日本時間の30日午後になる見通しですが、他の国が推薦を取り下げるなどして審査が早まれば、29日夜遅くにも登録が決まる可能性があるということです。

県は審査の進み具合に応じて、30日午後3時半からのパブリック・ビューイングの開始時間を早めることも検討していて、県のホームページで最新の情報を確認してほしいとしています。

県の世界遺産登録推進課の永田純平主事は、「県民の皆さんにぜひ世界遺産の登録の瞬間を見届けてほしい」と話していました。



午後の呟き

2018-06-29 15:25:16 | 日記
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1 世界遺産決定一斉に祝おう 潜伏キリシタン遺産 県と関連7市町でイベント ...
https://www.nishinippon.co.jp › 西日本新聞 › ニュース › 九州 › 長崎

世界遺産決定一斉に祝おう 潜伏キリシタン遺産 県と関連7市町でイベント [長崎県]
2018年06月29日 06時00分
新上五島町で配布される記念切手シート
新上五島町で配布される記念切手シート
写真を見る
平戸市の春日集落では登録決定時にライトアップする計画も
平戸市の春日集落では登録決定時にライトアップする計画も
写真を見る
 「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の世界文化遺産登録決定の瞬間を見守ろうと、構成資産がある県内の7市町と県は29、30の両日、審議の様子を生中継するパブリックビューイング(PV)や関連イベントを計画している。

 県によると、国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会での同遺産の審議日が29日か30日のどちらか確定していないため、PV開催は両日ともに設定している市町が多い。審議されない日は開催中止となる可能性もあり、各自治体のホームページなどで確認が必要。

 南島原市 29日午後9時からと30日午後3時半から、ありえコレジヨホールでPV。登録決定記念品が数量限定で配布される。

 平戸市 30日午後3時半から博物館島の館2階企画展示室でPV。審議次第で29日夜開催の可能性も。生月島に伝わる「唄オラショ」の披露もある。30日夜には春日集落がライトアップされ、一夜限りで「光の柱」の演出もある。

 長崎市 29日午後9時半からと30日午後4時から、遠藤周作文学館でPV。30日にはパスタの振る舞いや世界遺産関連グッズの販売がある。

 佐世保市 29日午後10時からと30日午後4時から、黒島地区公民館と市中央公民館の2会場でPV。

 小値賀町 29日午後6時からと30日午後2時から、町離島開発総合センター町民ホールでPV。登録決定後に合唱団による演奏会がある。

 新上五島町 29日午後9時半からと30日午後4時から、鯨賓館ミュージアムホールでPV。記念切手シートや五島うどんなどをセットにした記念品の配布がある。

 五島市 30日午後3時半から久賀島観光交流拠点センター、奈留離島開発総合センター、福江文化会館大ホールの3会場でそれぞれPV。SNS(交流サイト)に投稿しやすいよう写真映えするフレームを用意する。

 県 30日午後3時半から県庁1階でPV。歌手タナカハルナさんによる曲披露や、遺産群を学べるDVD放映もある。29日に審議されることが判明した場合は午後10時半からPVを開く。

=2018/06/29付 西日本新聞朝刊=


6月29日 スコタコの呟き

2018-06-29 05:41:16 | 日記
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1 天草市に関するトピックス:朝日新聞デジタル
www.asahi.com › トピックス

熊本)「○○ビズ」続々 きっかけは天草の「アマビズ」 大矢雅弘
2018年6月29日03時00分
写真・図版
小出宗昭さん(左から2人目)を囲み、勢ぞろいした内山隆さん(左端)ら九州各地の「ビズ」のセンター長ら=天草市

 全国で「Biz(ビズ)」と言われる組織が次々と設立されている。「ビズ」はビジネスの略語で、無料の経営相談の取り組み。九州の自治体にも広がっているが、きっかけとなったのが熊本県天草市の「Ama―biZ(アマビズ)」だ。関係者は驚きを込めて、「アマビズショック」と呼んでいる。

 アマビズは「天草市起業創業・中小企業支援センター」のことを指す。天草市や本渡商工会議所などが2015年4月、本渡中央銀天街の空き店舗に設立した組織で、内山隆センター長(52)ら9人でつくる。売り上げを伸ばしたい事業主や、起業を目指す人らの相談に無料で応じ、継続的にサポートしている。

 先月、開設3周年の記者会見をした内山センター長によると、相談件数は当初目標の「年間600」を大きく超え、3年間で4445件にのぼった。「3年間の新規創業」は100件の目標に対し96件、「創業による雇用」は300人に対し294人で、目標をほぼ達成した。

 相談件数は、中小企業庁が設置…

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