# 養殖アオサ」の収穫盛ん # 「ティッシュ品切れ」はデマ
下のキーワードを検索してください。
1 NHK 熊本県のニュース
「養殖アオサ」の収穫盛ん
02月28日 14時15分
天草市では、海に張った網で養殖されたアオサの収穫が、盛んに行われています。
「ヒトエグサ」とも呼ばれるアオサは、海藻の一種で、かき揚げや吸い物のほか、つくだ煮などに使われます。
天草市新和町の遠浅の浜では、くいに張られた網に緑色のアオサがびっしりと付き、収穫の時期を迎えています。
アオサの養殖や加工をしている松岡邦安さんは、家族や従業員と一緒に、長さ20メートル、幅1.8メートルの網を、漁船に積んだ専用の機械で次々に巻き上げ、収穫作業を行っていました。
収穫されたアオサは水で洗い、乾燥させたあと、出荷されるということです。
松岡さんは「去年と比べて、収穫が20日ほど遅れていますが、品質は例年通りで、色ツヤよく育っています。きれいな海で育ったアオサを、食べてほしいです」と話していました。
収穫を終えた網は、再び海に張られ、4月下旬まで収穫が続くということです。
2 NHK 熊本県のニュース
「ティッシュ品切れ」はデマ
02月28日 15時51分
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、紙不足になるという、うその情報が流れ、ティッシュペーパーなどの日用品の品切れが起きているとして、熊本市の大西一史市長は、27日夜、自身のツイッターで注意を呼びかけました。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、SNSで「マスクの材料に紙が回される」とか「原材料が中国から輸入できなくなる」といったうその情報が流れ、県内のドラッグストアなどでは、トイレットペーパーやティッシュペーパーなどの日用品の品切れが起きているということです。
熊本市東区のドラッグストアでは、27日から紙製品を買い求める人が増え、トイレットペーパーは「1人1個まで」と張り紙を出したということです。
70代の女性は「まだ家にもストックはあるが、うわさを聞いて不安だったので買いに来た」と話していました。
ドラッグストアの馬原稔店長は「きのうから品薄状態が続き、けさも営業時間前から行列ができて驚いています。この異常な状況は、熊本地震のときもありましたが、卸元から供給が滞ることはないと聞いているので、生活に必要な分を必要なだけ購入してほしい」と話しました。
こうした状況に熊本市の大西市長は、27日夜、自身のツイッターで「デマにご注意。確認したところ、ティッシュ等はほとんどが国産で、製造に全く影響ありません。まとめ買いしなくても大丈夫です。皆さん落ち着いて行動して下さい」と投稿しました。
また、トイレットペーパーやティッシュペーパーのメーカーなどでつくる業界団体の「日本家庭紙工業会」は「トイレットペーパーやティッシュペーパーの多くは、国内で生産されています。在庫も十分あるため、まとめ買いをしなくても十分供給することができるので、落ち着いて行動して下さい」とコメントしています。
【県警も注意呼びかけ】。
熊本県警察本部サイバー犯罪対策課の小田和宏サイバー犯罪対策官は「SNSでは情報が大量に飛び交い、真偽の分からない、いわゆるデマ情報も含まれます。熊本地震の際には、ライオンが逃げ出したという情報を流した被疑者を逮捕しています。デマ情報によって被害を受ける人が出た場合には、捜査をする可能性もありますので、情報を伝えるときには、真偽の分からない情報をむやみに拡散しないよう気をつけて下さい」と話しています。
3 NHK 「トイレットペーパー 在庫は十分」買いだめの動きに工業会
2020年2月28日 16時49分新型コロナウイルス
トイレットペーパーの買いだめが相次いでいることについて、トイレットペーパーの業界団体では「品切れになることはない」として消費者に冷静な行動を呼びかけています。
トイレットペーパーのメーカー各社で作る日本家庭紙工業会の林廣文会長は、「SNS上には『マスクとトイレットペーパーが同じ原料で作られていて品切れになる』という情報が出ているが、トイレットペーパーとマスクの原料は全く異なり誤った情報だ。また、『日本で売られているもののほとんどが中国製で輸入できず品切れになる』という情報も出ているが、日本の市場に流通しているおよそ97%は国内産でこれも誤った情報だ」と指摘しています。
そのうえで「現在、在庫は十分にあり、生産体制も問題ないので新型コロナウイルスの影響で品切れになる心配は全くない。仮に一時的に店舗からなくなってもすぐに供給されるので、消費者には安心して通常どおりの購入をしてもらいたい」としています。
業界団体「供給が不足していることはない」
日本チェーンストア協会の井上淳専務理事は「食料品などは一時的に店の棚から商品がなくなっていることはあっても、全体として供給が不足していることはない」としています。
そして井上専務理事は「ふだん1つ2つ買っている商品を、急に10個も20個も買いだめをされると、消費者自身にとっても無駄な買い物になるし、その光景を見ていた隣の人が、これは大変なんだということでまた買いだめをすると、パニック的な行動になり、商品不足を作り出してしまう」と指摘しました。
そのうえで消費者に対しては「冷静にふだん通りの買い物をして頂きたい」と述べ買いだめをせず冷静に対応するよう呼びかけています。
経産省「間違った情報に振り回されず冷静に行動して」
経済産業省は「トイレットペーパーの原材料は中国に依存しておらず、生産は国内で行っている。現状も通常通りの供給が続いている」としています。そのうえで「間違った情報に振り回されず、冷静に行動してほしい」と買いだめをしないよう呼びかけるとともに、製紙業界とも情報を共有して対応することにしています。
「うわさを否定するには」
トイレットペーパーの買いだめが相次いでいることについて、社会心理学が専門の慶應義塾大学の吉川肇子教授は「マスクの買い占めが起こった際に、『2週間ほどで品切れが解消する』と言われたこともあったが、現状でも品切れ状態が解消されていないこともあり、品切れするかもしれないといううわさだけで『今買えるのであれば買っておいた方がいい』と多くの人が判断した結果だ」と分析しています。
そのうえで「在庫があるなら、山積みにするなど、実際に在庫があることを目で見える形で示したり、『通常より2倍の注文をしました』など、在庫が手に入る状況を説明したりすることで、不安が解消するのでは」と話していました。
下のキーワードを検索してください。
1 NHK 熊本県のニュース
「養殖アオサ」の収穫盛ん
02月28日 14時15分
天草市では、海に張った網で養殖されたアオサの収穫が、盛んに行われています。
「ヒトエグサ」とも呼ばれるアオサは、海藻の一種で、かき揚げや吸い物のほか、つくだ煮などに使われます。
天草市新和町の遠浅の浜では、くいに張られた網に緑色のアオサがびっしりと付き、収穫の時期を迎えています。
アオサの養殖や加工をしている松岡邦安さんは、家族や従業員と一緒に、長さ20メートル、幅1.8メートルの網を、漁船に積んだ専用の機械で次々に巻き上げ、収穫作業を行っていました。
収穫されたアオサは水で洗い、乾燥させたあと、出荷されるということです。
松岡さんは「去年と比べて、収穫が20日ほど遅れていますが、品質は例年通りで、色ツヤよく育っています。きれいな海で育ったアオサを、食べてほしいです」と話していました。
収穫を終えた網は、再び海に張られ、4月下旬まで収穫が続くということです。
2 NHK 熊本県のニュース
「ティッシュ品切れ」はデマ
02月28日 15時51分
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、紙不足になるという、うその情報が流れ、ティッシュペーパーなどの日用品の品切れが起きているとして、熊本市の大西一史市長は、27日夜、自身のツイッターで注意を呼びかけました。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、SNSで「マスクの材料に紙が回される」とか「原材料が中国から輸入できなくなる」といったうその情報が流れ、県内のドラッグストアなどでは、トイレットペーパーやティッシュペーパーなどの日用品の品切れが起きているということです。
熊本市東区のドラッグストアでは、27日から紙製品を買い求める人が増え、トイレットペーパーは「1人1個まで」と張り紙を出したということです。
70代の女性は「まだ家にもストックはあるが、うわさを聞いて不安だったので買いに来た」と話していました。
ドラッグストアの馬原稔店長は「きのうから品薄状態が続き、けさも営業時間前から行列ができて驚いています。この異常な状況は、熊本地震のときもありましたが、卸元から供給が滞ることはないと聞いているので、生活に必要な分を必要なだけ購入してほしい」と話しました。
こうした状況に熊本市の大西市長は、27日夜、自身のツイッターで「デマにご注意。確認したところ、ティッシュ等はほとんどが国産で、製造に全く影響ありません。まとめ買いしなくても大丈夫です。皆さん落ち着いて行動して下さい」と投稿しました。
また、トイレットペーパーやティッシュペーパーのメーカーなどでつくる業界団体の「日本家庭紙工業会」は「トイレットペーパーやティッシュペーパーの多くは、国内で生産されています。在庫も十分あるため、まとめ買いをしなくても十分供給することができるので、落ち着いて行動して下さい」とコメントしています。
【県警も注意呼びかけ】。
熊本県警察本部サイバー犯罪対策課の小田和宏サイバー犯罪対策官は「SNSでは情報が大量に飛び交い、真偽の分からない、いわゆるデマ情報も含まれます。熊本地震の際には、ライオンが逃げ出したという情報を流した被疑者を逮捕しています。デマ情報によって被害を受ける人が出た場合には、捜査をする可能性もありますので、情報を伝えるときには、真偽の分からない情報をむやみに拡散しないよう気をつけて下さい」と話しています。
3 NHK 「トイレットペーパー 在庫は十分」買いだめの動きに工業会
2020年2月28日 16時49分新型コロナウイルス
トイレットペーパーの買いだめが相次いでいることについて、トイレットペーパーの業界団体では「品切れになることはない」として消費者に冷静な行動を呼びかけています。
トイレットペーパーのメーカー各社で作る日本家庭紙工業会の林廣文会長は、「SNS上には『マスクとトイレットペーパーが同じ原料で作られていて品切れになる』という情報が出ているが、トイレットペーパーとマスクの原料は全く異なり誤った情報だ。また、『日本で売られているもののほとんどが中国製で輸入できず品切れになる』という情報も出ているが、日本の市場に流通しているおよそ97%は国内産でこれも誤った情報だ」と指摘しています。
そのうえで「現在、在庫は十分にあり、生産体制も問題ないので新型コロナウイルスの影響で品切れになる心配は全くない。仮に一時的に店舗からなくなってもすぐに供給されるので、消費者には安心して通常どおりの購入をしてもらいたい」としています。
業界団体「供給が不足していることはない」
日本チェーンストア協会の井上淳専務理事は「食料品などは一時的に店の棚から商品がなくなっていることはあっても、全体として供給が不足していることはない」としています。
そして井上専務理事は「ふだん1つ2つ買っている商品を、急に10個も20個も買いだめをされると、消費者自身にとっても無駄な買い物になるし、その光景を見ていた隣の人が、これは大変なんだということでまた買いだめをすると、パニック的な行動になり、商品不足を作り出してしまう」と指摘しました。
そのうえで消費者に対しては「冷静にふだん通りの買い物をして頂きたい」と述べ買いだめをせず冷静に対応するよう呼びかけています。
経産省「間違った情報に振り回されず冷静に行動して」
経済産業省は「トイレットペーパーの原材料は中国に依存しておらず、生産は国内で行っている。現状も通常通りの供給が続いている」としています。そのうえで「間違った情報に振り回されず、冷静に行動してほしい」と買いだめをしないよう呼びかけるとともに、製紙業界とも情報を共有して対応することにしています。
「うわさを否定するには」
トイレットペーパーの買いだめが相次いでいることについて、社会心理学が専門の慶應義塾大学の吉川肇子教授は「マスクの買い占めが起こった際に、『2週間ほどで品切れが解消する』と言われたこともあったが、現状でも品切れ状態が解消されていないこともあり、品切れするかもしれないといううわさだけで『今買えるのであれば買っておいた方がいい』と多くの人が判断した結果だ」と分析しています。
そのうえで「在庫があるなら、山積みにするなど、実際に在庫があることを目で見える形で示したり、『通常より2倍の注文をしました』など、在庫が手に入る状況を説明したりすることで、不安が解消するのでは」と話していました。