武弘・Takehiroの部屋

万物は流転する 日一日の命
“生涯一記者”は あらゆる分野で 真実を追求する

三途の川を渡る

2024年04月08日 14時34分20秒 | 詩、その他
三途の川(土佐光信の画) 「川の中ほどに来たけど このまま行っていいんだな?」 年老いた船頭さんが 棹を手元に置いて聞いてきた「ああ いいよ このまま行って」と 僕は答える「ここを過ぎたら もう帰れないんだぞ あの世へ行くだけだが それでいいんだな」 船頭さんが 念を押してきた 「ああ いいとも 僕はもう この世を去るだけだ」「そうか お前はよく観念しとるぞ ここまで来ると 急に帰りたがる . . . 本文を読む
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ド・ゴールと毛沢東・・・右と左の“核武装”主義者

2024年04月08日 14時33分02秒 | 政治・外交・防衛
<この記事は2004年9月21日に書いたものですが、一部修正して復刻します。>     ド・ゴール  毛沢東          1) ド・ゴール(1890年生れ)と毛沢東(1893年生れ)・・・共に20世紀を代表する世界的な政治家だが、両者の生い立ちや経歴、活躍した環境などは余りにも違いがある。 フランスのド・ゴールは軍人出身で、右派の代表のような存在だが、中国の毛沢東はマルクス主義 . . . 本文を読む
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『道(ジェルソミーナ)』

2024年04月08日 14時27分10秒 | 映画・芸能・音楽
1954年のイタリア映画で、ニーノ・ロータ作曲のテーマ音楽は、のちに日本で「ジェルソミーナ」として歌われるようになった。人間の“悲しみ”を象徴するかのようなメロディーで心に残る。ストーリーは旅芸人のザンパノという男と、少し頭のおかしいジェルソミーナという女が繰り広げる物語だが、人間の優しさと醜(みにく)さが随所に交錯して現われている。ジェルソミーナに扮したジュリエッタ・マシ . . . 本文を読む
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徘徊老人は「名札」ぐらい付けろ!

2024年04月08日 14時26分02秒 | 社会・事件・事故
<徘徊老人が多いので、過去の文を一部修正して復刻します。> 認知症にもいろいろあるようだが、NHKによれば全国で800万人はいるそうだ。特に“徘徊老人”は深刻な問題で、行方不明者が1万人もいるという。高齢化社会の日本、これからますます大きな問題になっていくだろう。私はまだ認知症ではないが、80歳に近づいたから何時(いつ)そうなってもおかしくはない。妻によく言っていることだ . . . 本文を読む
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反動的で時代錯誤か、自民党の憲法“改悪”草案

2024年04月08日 12時23分17秒 | 政治・外交・防衛
<以下の記事を復刻します。> 自民党は2012年4月に「日本国憲法改正草案」を発表したが、根本的な立法精神が完全に間違っている。末尾にその草案をリンクしておくが、主権在民・国民主権の精神が完全に失われている。 要するに、民主主義を否定する“反動右翼”そのものの憲法草案なのだ。21世紀に、こんな反動的な草案が出てくるとは、驚きと言うよりも呆れ返るばかりだ。特に第1章が問題だ . . . 本文を読む
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真夜中の『バラ色の人生』

2024年04月08日 01時30分58秒 | 詩、その他
<以下の詩を復刻します>   真夜中の2時過ぎに 目が覚めたなにか音楽が 頭の中をかけめぐる何だこれは なんだっけ?分からないまま コーヒーをカップに入れたあやしげなフランス語が 脳裏をかすめる シャンソンだ 分かった! ラ ヴィ アン ローズ!バラ色の人生だ パソコンですぐに 音楽サイトへ行くエディット・ピアフの歌声を 久しぶりに聴いた冷え込む夜 コーヒーを飲みながら私はバラ色の人 . . . 本文を読む
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ベートーヴェンへの感謝 ・Durch Leiden Freude!

2024年04月08日 01時25分15秒 | 芸術・文化・教育
<2002年11月に書いた以下の文を復刻します。> ルートヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェン 1) 音楽に関心がない人も、ベートーヴェンの名前は知っている。 この不世出の大作曲家については、余りに多くのことが語られ、余りに多くのことが伝えられている。 ほとんどの人が、この“楽聖”の断片的なことを知っているだろう。  フランスの文豪であるロマン・ロランは、一方 . . . 本文を読む
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ベートーヴェンの『田園』第5楽章

2024年04月08日 01時23分50秒 | 映画・芸能・音楽
ベートーヴェン 若いころ“学生運動”に挫折し、絶望的な気持ちになっていた自分を救ってくれたのはこの曲だ。そのころ、自殺や他殺(テロ)まで考えていたのだ。そんなある日、学生街をさまよっていた私は、誰かが(たぶん、学生だろう)口ずさんでいたメロディーを聞いて、不思議にも「生きよう」という前向きな気分になった。それがこの曲であり、その時の体験は一生 忘れられない。 ベート . . . 本文を読む
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