〈2014年12月3日に書いた以下の記事を復刻します。〉
総選挙の公示で昔、テレビ局でいろいろな選挙報道を手がけたことを思い出した。大変だったが、今になれば楽しい思い出である。冬の選挙となると、雪の多い地域の取材は大変だった。ある時、たしか北陸地方や長野などを担当したことがあるが、短い期間に強行スケジュールで取材をしなければならない。ちょうどこの季節だったと思うが、長野県のある所で一泊し、北陸の . . . 本文を読む
1972年(昭和47年)に小柳ルミ子が歌った大ヒット・ソングで、結婚披露宴の定番ソングにもなった。当時はどこへ行ってもこの曲が流れ、人々の心を潤したものだ。これほど愛された歌も珍しいだろう。
作詞・山上路夫、作曲・平尾昌晃
1 瀬戸は日暮れて 夕波小波 あなたの島へ お嫁にゆくの 若いと誰もが 心配するけれど 愛があるから 大丈夫なの 段々畑と さよならするのよ 幼い弟 行くなと泣い . . . 本文を読む
<2015年11月18日に書いた以下の文を復刻します。>
若い人はあまり知らないだろうが、フランスと言えば、戦後日本のいわば“憧れの的”だった。それは芸術や思想、学問だけでなくファッション、映画、シャンソン、グルメに至るあらゆる分野において憧れの的だったと思う。そして、多くの精神的分野において、日本と日本人に大きな影響を与えたはずだ。そのフランスがいま、イスラム過激派との . . . 本文を読む
〈以下の記事を復刻します〉
織田信長の肖像画(三宝寺所蔵)
織田信長については、実に多くの伝記や歴史小説が出ているので、ほとんどの人がその存在を知っていると思う。 また、私などよりも、信長について詳しく知っている人は大勢いるはずである。 従って、具体的な事例を示しつつも、むしろ私の“信長観”をできるだけ語っていきたいと思う。 一言でいって信長は、日本史上、類例を見な . . . 本文を読む
<市原悦子さん、樹木希林さんが亡くなったのでご冥福をお祈りし、過去の記事を復刻します>
昨日、たまたまNHKテレビを見たら泉ピン子が出ていたが、彼女は自分のことを何度か“ブス”と呼んでいた。確かにそうだが、今日はヒマなのでブスについて考えてみたい。ブスとは「醜女」と書くが、これを「しこめ」と呼ぶことが多い。要するに容貌が醜い女のことだ。泉ピン子は謙遜の意味も込めて自分を& . . . 本文を読む
<以下の文は2013年11月に書いたものですが、一部修正して復刻します。>
先に4大“ブス”女優というのを選んだが、これは比較的簡単だった(笑)。しかし、日本の4大美人女優となると、これはもう候補がキラ星のごとくいて絞るのは極めて難しい。正直言って無理だ。したがって、あえて4人に絞るとなると“独断と偏見”が必要になる。つまり、個人的な意思が必要にな . . . 本文を読む
<以下の文を復刻します>
テレビの報道によると、ドイツなどヨーロッパでは極右のネオ・ナチズムが台頭しているようだが、気になる映像があった。それは鉤十字・卐(ハーケンクロイツ)とともに、「88」の数字が落書きされていたことだ。調べてみると、これはアルファベットの8番目が「H」のため、88はH・Hでハイル・ヒトラーの隠語だそうである。同様に18はアルファベットの最初のAとHが組み合わさり、アドルフ・ . . . 本文を読む
終戦後、最も有名になった曲は『みかんの花咲く丘』だろう。この童謡がNHKラジオで放送された直後に、全国の津々浦々からもの凄い反響があったという。敗戦に打ちひしがれた人々は、きっと心の潤いと慰めを求めていたのだろう。 川田正子さんの歌声が今でも忘れられない。
https://www.youtube.com/watch?v=9JLubaIMfeI . . . 本文を読む
<2022年8月20日に書いた以下の記事を復刻します>
<はじめに>「旧統一教会」のことばかり考えていると、暗たんとした気持ちになる。救いようのない感じになるのだ・・・ ほかになにか書くことはないかと模索していたら、唾液腺のことを思い出した。少し下品な話になるかもしれないがお許し願いたい。
1) よく涙腺が崩壊して涙がとまらないと言うが、唾液腺ももちろん崩壊する時がある。私は医学的、生理学的な . . . 本文を読む
以前、俳句のことでいろいろ話したことがあるが、日本人はどうも「権威」や「形式」に弱い。今は民主主義社会だから、昔のように「お上」にひれ伏すことは少なくなったが、権威に弱い風習は未だに残っているようだ。 そこで、以前取り上げた俳句の話を、もう一度書き直しながら論じていきたい。
松尾芭蕉像(葛飾北斎の画)
「松島や ああ松島や 松島や」という句がある。素人や俳句を始めたばかりの人が . . . 本文を読む
<2022年8月13日に書いた記事を“原文のまま”復刻します。>
1) 一国の元総理大臣が公衆の面前で暴漢に射殺されるというのは、尋常なことではない。ご存知のように、安部晋三元総理大臣が7月8日、参議院選挙の応援演説に行った奈良市内で、山上徹也という男に手製の銃で撃たれて死亡した。この事件は日本中を驚かせた。戦前ならいざ知らず、戦後の平和な日本でこのような“テ . . . 本文を読む
<以下の記事を復刻します。>
日本人に最も親しまれている物語に『忠臣蔵』がある。ごぞんじ赤穂浪士47人の討ち入りを描いたもので、あまりにも有名だから説明する必要もないだろう。それほど赤穂浪士の討ち入りは、300年以上にわたって日本人の心を揺さぶってきた。俗に“元禄赤穂事件”と呼ばれるこの討ち入りは、今で言うと正に“テロ行為”だと私は思う。テロとは一 . . . 本文を読む
多くの訳詞がある歌の中で、この『ロンドンデリーの歌』ほど様々な歌詞があるのは珍しいだろう。それだけ皆に愛され、歌い継がれてきたと思う。歌詞は野上彰。https://www.youtube.com/watch?v=VMWbXEtjz0Q . . . 本文を読む
おとといの午後、同窓会の打ち合わせのため、6年ぶりに母校・早稲田大学へ行ってみた。途中、時間があったので「タリーズ」でアイスコーヒーを飲んだあと、大学の周辺を散歩していると懐かしい思い出がよみがえってくる。正門付近は学生の姿もまばらで、静かな落ち着いた雰囲気だった。学生運動が盛んだった頃とは大違いだ。大隈講堂だけがなにか補修工事をしていて、少し騒がしい感じだ。 同窓会の打ち合わせも無事に終わり、懐 . . . 本文を読む