紺野美沙子さん
<2024年8月4日に書いた以下の記事を復刻します>
ここ数日 書こうかどうか迷っていたが、やはり書こう。というのは、私は女優の紺野美沙子さんとは個人的な友人関係などは一切ない。まったくの他人である。 しかし、ある“事実”を覚えているので、やはり書いていこうと思う。その前に、大相撲名古屋場所の話から入る。名古屋場所は1週間前に終わったが、その7日目( . . . 本文を読む
<2024年8月6日に書いた以下の記事を復刻します>
今日は広島に原爆が投下されてから79年目の日です。ただし、この曲が作られたのは昭和29年(1954年)のことです。その年の3月、アメリカは中部太平洋のビキニ環礁で水爆実験を行ないました。その影響で、静岡県焼津のマグロ漁船「第五福竜丸」が“死の灰”を浴び、久保山愛吉無線長が約7か月後に死亡しました。このため、原水爆禁止運 . . . 本文を読む
1975年(昭和50年)、フジテレビの子供向け番組「ひらけ!ポンキッキ」で発表された童謡で、史上最高の450万枚以上のレコード売り上げを記録したものとして有名だ。当時、世の中は国鉄(今のJR)の「スト権スト」で多くのサラリーマンが出勤できず、やむなく自宅に待機し子供たちと戯れていた。そこにテレビからこの歌が流れると、親子そろっていつの間にか親しむようになったという。子門真人(しもんまさと)の歌声も . . . 本文を読む
1960年のフランス・イタリアの合作映画で、テーマ音楽の作曲はイタリアの巨匠ニーノ・ロータ。 貧乏な青年が大金持ちの友人を殺し、その財産と恋人を奪い取るという物語だが、最後は思わぬ出来事が起きて彼の策略は失敗する。哀愁に満ちた物悲しいメロディーが、貧乏青年の心を表わしているのだろう。主役の彼に扮したアラン・ドロンはこの映画でいちやく有名となり、世界の輝かしい“イケメン”の象 . . . 本文を読む
1956年のアメリカ映画で、テキサス州を舞台にした“一大スペクタクル”である。また、テーマ音楽も軽快で華やかだ。主演はエリザベス・テイラー、ジェームズ・ディーン、ロック・ハドソンだが、ディーンはこの映画の撮影が終わった1週間後に、交通事故で24歳の命を落とした。 また、23歳ぐらいのエリザベス・テイラーが実に美しい。1920年代の油田ブームを背景に、アメリカが世界的な大国に . . . 本文を読む
私は小林旭の歌声が好きだ。この唄は男の哀愁、切なさ、わびしさを歌ったものだろうが、一方でほのぼのとした温かみも感じられるのが良い。昔、友人のW君一家とゴルフに行ったことがある。その前夜、W君とお兄さん、私の3人がカラオケルームで歌を楽しんだが、やがて、お兄さんがこの唄を歌い出した。その時の情景が忘れられない。私はメロディーも歌詞もいっぺんに好きになったのである。男は心に傷を持つと“北へ . . . 本文を読む
学生時代にデモに参加した時、最も多く聞いたり歌ったのが『インターナショナル』だった。あれから60年以上たったが(笑)、今でも忘れられない。軍歌も元気が出てくるが、こういう革命歌や労働歌も元気が出てくる。 最近はほとんど聞かないが、名曲の一つには違いない。
「インターナショナル」 . . . 本文を読む
1963年公開のアメリカ映画だが、これまでに見た外国映画の中で、最も面白いものの1つである。 第2次大戦中に、ドイツ軍の捕虜収容所から連合国軍の兵士らが集団脱走する物語だ。脱走にはいろいろな方法や手段が用いられるが、それが興味深くて面白い。またスティーブ・マックイーンらの俳優も魅力的だ。中でもマックイーンがバイクで草原を疾走するシーンは、爽快な「大脱走マーチ」(作曲はエルマー・バーンスタイン) . . . 本文を読む
1963年のイタリア・フランスの合作映画。 第2次大戦直後の混乱したイタリアで、ブーベ(ジョージ・チャキリス)という青年がマーラ(クラウディア・カルディナーレ)という若い女性に恋をし婚約する。しかし、ブーベはパルチザン活動が原因で、仲間を殺害した警察署長らを殺して国外に逃亡した。やがて彼は逮捕されイタリアに移送され、裁判の結果、懲役14年の刑に服することになった。マーラは覚悟を決めて、ブーベが釈放 . . . 本文を読む
<以下の記事を復刻します。>
JASRAC・日本音楽著作権協会の本部(東京都渋谷区)
「音楽著作権」によれば、歌詞の引用は原則的に禁じられているという。私も以前のヤフーブログに、良かれと思って大いに歌詞を引用し紹介したのだが、それらが著作権を侵害したとのことでブログが全面削除された。しかし、これははなはだ疑問である。著作権法第32条にも「引用利用権」が明記されている。歌詞を引用・紹介して音 . . . 本文を読む
旧陸軍の挺進部隊
日本の大作曲家・高木東六が1942年(昭和17年)に出した曲。いわゆる“軍歌”で歌詞は時代錯誤の面があるが、メロディーは実にさわやかで美しい。 私が最も好きな曲の一つである。
空の神兵【戦時歌謡】「陸上自衛隊第一空挺団歌」 . . . 本文を読む
当時の宣伝写真
歴代の興行収入で“ナンバーワン”と言われるアメリカ映画の超大作。作られたのが1939年(昭和14年)だというのに、その壮大で迫力のある内容には驚くばかりである。子供のころ、この映画を観た時「これじゃ、日本はアメリカに(戦争で)負けるわけだ」と思ったものだ。また、長編カラー映画のパイオニアとしても知られている。アメリカの南北戦争を背景にしたその内容はあま . . . 本文を読む
ギターを習う人はよくこの曲から始めるというが、1952年のフランス映画『禁じられた遊び』の挿入曲が『愛のロマンス』だ。映画は第2次世界大戦中にドイツ軍の爆撃で、両親を亡くした5歳のフランス人少女・ポーレットの物語である。詳細は省くが、全編に“戦災孤児”の悲しい運命が語られている。 そして、所々にこの『愛のロマンス』が奏でられているのだ。ポーレットは結局、孤児院へ連れられ . . . 本文を読む
1957年のイギリス・アメリカの合作映画で、そのテーマ音楽である「クワイ河マーチ」は行進曲として有名だ。映画は第2次世界大戦中の1943年、日本軍がタイとビルマ(現在はミャンマー)の国境に鉄道を敷設しようとして、イギリス軍の捕虜を動員した話を元にしている。この橋は結局、脱走兵らによって爆破されるが、その経緯が映画の根幹になっているのだ。日本軍の大佐に扮した早川雪洲をはじめ、ウィリアム・ホールデンや . . . 本文を読む
1960年(昭和35年)の日米安保反対闘争時に、『インターナショナル』とともによく歌われたのが『国際学連の歌』だった。 日本の全学連は前年の1959年に国際学生連盟に加入したばかりだったから、より意識して学生にこの曲を歌わせたのだろうか。集会やデモ行進の時にこれを歌うと、自分らが“正義”を代表していると強く思ったものだ。今でもこの曲を聴くと闘志が湧いてくる感じだ。
国際学 . . . 本文を読む