goo blog サービス終了のお知らせ 

矢嶋武弘・Takehiroの部屋

死ぬ前に 言うべきことは すべて言おう
行なうべきことは すべて行なおう それが“終活”だ!

南大門(ナムデムン)悲歌

2025年09月04日 12時21分26秒 | 詩、その他
<2008年2月12日に書いた詩を復刻します>燃えさかる紅蓮の炎に ナムデムンは 身をよじらせて崩れ落ちた 絶世の美女よ ソウルの 韓国の誇りよ 貴女は姿を消したのかこれまで何度も 貴女を拝み見たのに その姿は 灰になってしまったのか韓国の人々は 悲しみに沈んでいるだろう そして 憤っているだろう私も悲しい 放火した奴が憎い なぜ 絶世の美女に火をつけたのか美しいから 妬ましいのか 国の宝だから  . . . 本文を読む
コメント

愛の巣

2025年09月03日 04時08分25秒 | 詩、その他
ここは 君と僕との 愛の巣だよ3DKと 小さな家だけど 二人にとっては 広い巣だだけど 赤ちゃんが次々に生まれたら どうしよう 狭くなるかな でも 今は広い愛の巣だ 今は僕らにとって 充分な家だ35年払いのローン それが何だと言うのだ 僕らには愛がある朝はいつも 君に見送られて 僕は家を出る仕事で どんなに遅く帰っても 君は待っていてくれる暖かい食事と 素敵な音楽が 僕らを満たしてくれるのだ君と付 . . . 本文を読む
コメント

永遠の命よ

2025年08月27日 04時05分36秒 | 詩、その他
 地球は 静まりかえっていたのだろうか 太古 生き物がいなかった時代 でも 生の息吹は 徐々に芽生えてきたのだろう 沈黙の地球 神のみぞ知る世界  なぜ 生き物は生まれたの? 科学者の学説は 聞き飽きた もう説明はいらない 神が地球に 命を与えたのだ そして 命の輪が さらに輪を広げていった &nb . . . 本文を読む
コメント (2)

五月の歌(Mailied・ゲーテの詩)

2025年08月24日 13時47分49秒 | 詩、その他
若き日のゲーテ ドイツの大詩人・ゲーテが満21歳のころに作った詩。青春の恋心と自然の情景がこれほど見事に融合した詩は滅多にない。そして、生きる喜びを高らかに謳っているのだ。大好きな詩である。 訳者は大山定一氏で少し古い印象を受けるが、そのまま載せておこう。 『自然はうつくしく われに燃え 太陽はかがやき 野辺はわらう小枝に咲きみつる 花々 しげみを洩るる 鳥のこえわが胸にわく よろこび お . . . 本文を読む
コメント

<復刻> みんな “コロナ”に負けるな!

2025年08月22日 03時27分32秒 | 詩、その他
左翼も右翼も 負けるな! 中道も 負けるな! みんな 負けるな! 新型コロナウィルスに負けるな! みんな 頑張っていこう!!   (2020年4月12日)     . . . 本文を読む
コメント

朝の散歩と原節子さん

2025年08月18日 05時07分10秒 | 詩、その他
<2015年11月に書いた以下の詩を復刻します> 朝6時半 僕は散歩をするため 門を出ようとしたその時 ツカッツカッツカッと ハイヒールの音が聞こえた坂道を コートを着た若い女性が下りてくる 僕は彼女が通り過ぎるのを待った そして外に出たその女性は 僕がいく散歩道を どこまでも歩いていくついていくわけではないが 彼女のあとを追うようになる僕は途中で足を止め 距離を広げた そして脇道にまがったそう . . . 本文を読む
コメント

純子17歳

2025年08月15日 12時35分40秒 | 詩、その他
(遠い夏の思い出) けさ 純子の夢を見た 純子17歳 僕も17歳君が旅立つ前に 僕らは何度も会ったね六甲山を散歩したり わが家でも会ったり僕らは手を握り合って 別れを惜しんだ君は水色のブラウスが とてもよく似合ってたよ「1年間さようなら 手紙をちょうだいね」僕がそう言うと 君は黙ってうなずいた 横浜の埠頭に 五色のテープが飛びかい君は船のデッキから 手を振りほほ笑んだ純子は太平洋を渡り . . . 本文を読む
コメント (2)

バラバラの時代

2025年08月14日 13時27分36秒 | 詩、その他
<2008年頃に書いた少しオーバーな詩を復刻します> 何もかもバラバラ バラバラ年金記録もバラバラ 人間関係もバラバラバラバラ殺人に バラバラ死体 殺す相手もバラバラ 殺し方までバラバラ衆参両院もバラバラ 親子関係もバラバラ何もかもバラバラ バラバラ 個性の時代だって? 君には本当の盟友がいるのか誓い合った友がいるのか ケンカしても仲良くなれる人がいるのかデモやストはなぜ起きないの? 「団結」 . . . 本文を読む
コメント

<詩> 幸せな自転車

2025年08月14日 02時54分14秒 | 詩、その他
僕は新品の自転車だ 今日も元気いっぱい!先日 美しいお嬢さんが 僕を買ってくれた毎朝 お嬢さんが 僕を運転してくれる柔らかい両手が 僕の“両手首”を握りしめるそれに お嬢さんの暖かい体が 僕を包んでくれるかぐわしい息吹が漂ってきて 僕はもう有頂天だ 優しい運転で 僕はスイスイと走る信号待ちになると お嬢さんがいたわってくれるそして 発車オーライ また僕は走り始める . . . 本文を読む
コメント

永遠の人

2025年08月12日 15時05分21秒 | 詩、その他
あなたと同じ空気を吸い 同じ陽光を浴び 同じ雨に濡れる 100億年の宇宙の中で 一瞬のこの時を 共にできる幸せ ああ 永遠の人よ 私の女神よ これは奇跡ではないのか この世に生まれ この世を去る 一瞬の灯りの中の命よ それは儚(はかな)くても 永遠の光に満ちている 宇宙の彼方まで 愛よ 命よ 灯りに群がる羽虫のように 私は息づく この世は . . . 本文を読む
コメント (4)

髪を梳く女

2025年08月10日 13時49分37秒 | 詩、その他
ぼくが散歩をしていると家の外に出てきた女が 長い髪を梳いていた中年風の女だったが なぜか気になる髪を梳くと 女は美しく見えるのだろうか ノースリーブのその女は 気持良さそうに梳いている目と目が合うと 彼女がほほ笑んだように見えたぼくもにこりとしたが そのまま通りすぎる髪は女の命なのか かぐわしい雰囲気が漂う  (2010年6月17日) . . . 本文を読む
コメント

<詩> ある日本兵の死

2025年08月04日 05時00分42秒 | 詩、その他
 ここは一体どこの島だ インドネシア方面に送られてきて 名前も知らない島を転々とさせられ いま俺はヤシの木陰の下 息を引き取ろうとしている これが運命なのか なんと哀れな運命だ  これが戦争なのか アメリカ兵と一度も戦うこともなく いま俺は朽ち果てようとしている 食うものもなく飢え死にしそうだ その上 マラリアにかかったのか高熱が退かない  栄養失調と熱病に弱り果てた俺には 立ち上がる気力もない  . . . 本文を読む
コメント (2)

三途の川を渡る

2025年07月30日 14時38分45秒 | 詩、その他
三途の川(土佐光信の画) 「川の中ほどに来たけど このまま行っていいんだな?」 年老いた船頭さんが 棹を手元に置いて聞いてきた「ああ いいよ このまま行って」と 僕は答える「ここを過ぎたら もう帰れないんだぞ あの世へ行くだけだが それでいいんだな」 船頭さんが 念を押してきた 「ああ いいとも 僕はもう この世を去るだけだ」「そうか お前はよく観念しとるぞ ここまで来ると 急に帰りたがる . . . 本文を読む
コメント (2)

真夜中の『バラ色の人生』

2025年07月27日 03時46分40秒 | 詩、その他
<以下の詩を復刻します>   真夜中の2時過ぎに 目が覚めたなにか音楽が 頭の中をかけめぐる何だこれは なんだっけ?分からないまま コーヒーをカップに入れたあやしげなフランス語が 脳裏をかすめる シャンソンだ 分かった! ラ ヴィ アン ローズ!バラ色の人生だ パソコンですぐに 音楽サイトへ行くエディット・ピアフの歌声を 久しぶりに聴いた冷え込む夜 コーヒーを飲みながら私はバラ色の人 . . . 本文を読む
コメント (2)

新国歌『わが日本』(私案)

2025年07月24日 13時29分54秒 | 詩、その他
以前、民主主義の日本に国歌『君が代』はふさわしくないので、新国歌を制定すべきであると主張したことがある。具体的には「国歌制定委員会」(仮称)が決めることだが、そう述べた以上、私案を公表すべきだと考えた。もちろん、その歌詞には異論・反論も多くあろうが、国民の1人として発表する責務がある。新国歌『わが日本』だ。ずたずたに修正されても構わない。これが新国歌制定への動きに、少しでも弾みがつけられれば幸いで . . . 本文を読む
コメント