<以下の記事は2013年1月10日に書いたものですが、日露関係を現実的に改善していくため、参考までに復刻します。>
森喜朗元首相が2月にロシアを訪問しプーチン大統領と会談するそうだが、それを前に民放テレビの番組で、択捉以外の国後、色丹、歯舞諸島の返還を求めるべきだとの考えを示したという。要するに択捉島を除く3島返還論だ。北方領土問題をここであれこれ言うつもりはないが、結論から言えば、2島でも3島 . . . 本文を読む
〈以下の文を復刻します。〉
荒井恵子さんと言っても若い人は知らないだろうが、1950年代に活躍した歌手である。その彼女が80歳で亡くなった(2010年6月18日)のをつい最近知ったが、荒井さんの最も有名な歌『森の水車』を思い出した。早速 ネットで調べてみたら、彼女の歌声よりも他の歌手の方が多く出ており、この中に大女優・高峰秀子が映画『秀子の車掌さん』で歌うものがあった。この映画は1941年(昭和 . . . 本文を読む
<2002年6月に書いた以下の記事を一部修正して復刻します。>
1) 我々が「政治」にいろいろの事を期待し、また善いものであって欲しいと願うのは当然のことである。 政治は我々国民の生活、安全、生存にとって重要な要素となっているからだ。 しかし、政治に“幻想”を抱くのは止めよう。 何故なら、政治の根本とは“利害得失”であり、国内政治においては&ldq . . . 本文を読む
<以下の文を復刻します>
私はいまgooのブログを使っているが、実は2012年2月23日にヤフー(Yahoo!)のマイブログを「全面削除」されたのでこちらに移ってきたのである。ヤフーのブログを全面削除されたのは、私の記事が音楽著作権を侵害したという理由からだ。この件について、Yahoo!ブログカスタマーサービスより以下のようなメールが届いた。参考になると思うので、紹介しておきたい。
「Yaho . . . 本文を読む
(以下の文は2010年9月10日に書いたものですが、復刻します。)
2階の書棚を眺めていたら、まだ読んでいない福田赳夫氏(元首相)の『回顧九十年』という本が目に留まった。この本は15年ほど前、福田氏の卒寿(90歳)を記念して岩波書店から発行されたものだが、その記念パーティーでもらったまま中身はほとんど読んでいなかった。 昔、福田さんの番記者を3年やったので記念に . . . 本文を読む
アンニー・ローリーは17世紀後半に生まれ、スコットランド中に知られた絶世の美人だったという。彼女に失恋したウィリアム・ダグラスの詩が歌になったもので、最も有名なスコットランド民謡と言えるだろう。https://www.youtube.com/watch?v=oLuTd63IkmE . . . 本文を読む
第6幕・・・胡耀邦の失脚と趙紫陽総書記の誕生へ
第1場 (1986年の8月下旬、ホンコン(香港)の繁華街を宋哲元と李慶之が並んで歩いている。2人は妻や幼い子供をホテルに残して散策中だ。)
宋哲元 「盂蘭盆(うらぼん)になると、ホンコンも大勢の人で賑わうね。僕らのような観光客が多いということだ」李慶之 「そうだな、混んでるから、子供たちをホテルに置いてきて良かったよ。ところで、君は9月からま . . . 本文を読む
それからおよそ6年後、中国は華国鋒ら最後の文革派グループが失脚し、代わって鄧小平の指導のもと、胡耀邦や趙紫陽らの改革・開放派が完全に実権を掌握していた。 その間、国内は目覚ましい経済成長を続け、国力を増強していった。しかし、政権の内部では、民主化、自由化をめぐって対立がいっそう深まっていったのである。
第5幕・・・鄧小平・胡耀邦の関係に亀裂
第1場 <1985年の&l . . . 本文を読む
第4幕・・・鄧小平の復活→華国鋒との戦い
第1場 <1976年の10月下旬、北京市・東城区にある鄧小平の居宅。鄧小平のほかに胡耀邦、趙刻明、卓琳夫人がいる>
趙刻明 「四人組が逮捕されたのを、多くの国民は歓迎していますよ。いたる所に壁新聞が貼られ、喜びのメッセージが寄せられています」胡耀邦 「なにか世の中が大きく変わる感じがしますね。毛主席と四人組がいなくなって、こ . . . 本文を読む
第3幕・・・毛沢東の死と“四人組”の滅亡
第1場 <8月上旬のある日、北京・中南海にある江青の居宅。江青ら四人組が集まっている>
江青 「唐山の大地震はすごかったですね。ようやく余震も治まってきましたが、被害は甚大だと聞いていますよ」張春橋 「死者がどのくらいになるのか分からない。20万人、いや30万人以上になるとか・・・ もっと多いかもしれない」王洪文 . . . 本文を読む
第2幕・・・第1次天安門事件と鄧小平の失脚
第1場 <2月中旬、北京市の郊外にある鄧小平の仮住まい。失脚した彼は、卓琳夫人と共にここに隠れ住んでいる。そこへ、長年の友人である趙刻明(ちょうこくめい・50歳ぐらい)が訪れてきた。彼は四川省出身で、某新聞の記者である>
趙刻明 「やあ、しばらくですね。ここに緊急避難ということですか?」鄧小平 「党や政府の職務をすべて解任されたからね . . . 本文を読む
<まえがき>
このレーゼドラマ(読むための戯曲)は、40年前に書いた中国現代史劇『文化大革命』の続編である。対象の期間は1975年12月末から1989年6月(第2次天安門事件)にかけてだ。史実に基づいてはいるが、戯曲のため創作・フィクションであることをご了解願いたい。 なお、登場人物や参考文献などについては、後日まとめて表示する予定である。(2020年10月12日)
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