yagiq

Ammazzare il tempo

ヒトリシズカ

2012年08月14日 16時16分33秒 | 
誉田哲也の「ヒトリシズカ」を読みました。
闇一重
蛍蜘蛛
腐屍蝶
罪時雨
死舞盃
独静加
という6つの話が載っています。
単なる短編集かと思っていたら、なんとそうではないくストーリーが続いていきます。
面白いところは、すべてが一人称で語られるのに、すべて別人なんです。
つまり語り手が別の人。
本の最後にジグソーパズルが完成するように、全部のパーツが収まるところに収まって物語が完成。
なかなか文章の扱いとしては面白い。