
トップを飾る写真は、建物の半分である。それでも十分に格好良いと分かる建築だ。「新潟市体育館」の設計者は、宮川英二氏と構造家の加藤渉氏である。HPシェル屋根の見事な曲面は、上から見るとよく分かる。昔は簡単に見ることは出来なかったであろうが、最近は長谷川逸子氏の「新潟市民芸術文化会館」最上階のカフェや、開放されている場合は同館屋上庭園より眺めることが出来る。窓際の客席の間から写したのが下の写真である。

HPシェルの屋根もさることながら、それを端部で支える柱のプロポーションや、外壁の格子のディテールも、素晴しい。たまたま、アリーナ隅部の扉が開いていて、館の関係者の方に内部を撮影させて頂いた。さすがに照明は点けていただけなかったが、ごく緩い勾配が付く天井面と、両端が高くなる客席の、面白い構成を見た。
来年は「ときめき国体」と称して新潟で国体が開催される。早くもその看板が掲げてあった。新潟大学時代は育種繁殖学教室で、朱鷺の研究をしていた。大会マスコットの朱鷺の名前が「トッキッキ」だそうである。ええと・・・。
「新潟市体育館」
設計者:宮川英二・加藤渉 竣工:1961年 新潟市中央区一番堀通町3-1
DOCOMOMO JAPAN115選選定建築 当ブログ23件目

HPシェルの屋根もさることながら、それを端部で支える柱のプロポーションや、外壁の格子のディテールも、素晴しい。たまたま、アリーナ隅部の扉が開いていて、館の関係者の方に内部を撮影させて頂いた。さすがに照明は点けていただけなかったが、ごく緩い勾配が付く天井面と、両端が高くなる客席の、面白い構成を見た。
来年は「ときめき国体」と称して新潟で国体が開催される。早くもその看板が掲げてあった。新潟大学時代は育種繁殖学教室で、朱鷺の研究をしていた。大会マスコットの朱鷺の名前が「トッキッキ」だそうである。ええと・・・。
「新潟市体育館」
設計者:宮川英二・加藤渉 竣工:1961年 新潟市中央区一番堀通町3-1
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しかしやはり1日では、時間に限りがありマックス・ヒンデルの教会など見逃した建築も沢山あります。
長谷川さんのあの建築の屋上からこのように見えるのですね。シェルのダイナミックな姿が・・・今度新潟に行ったときにはぜひ屋上を歩いてみよう。それにしても短い時間によくもまああちこちと(笑)