日々・from an architect

歩き、撮り、読み、創り、聴き、飲み、食い、語り合い、考えたことを書き留めてみます。

お知らせ

2018-02-19 21:50:45 | Weblog
最近迷惑コメントとトラックバックが送られることが多くなりましたので、当面確認の上公開させていただくようにします。どうかよろしくお願いいたします。
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桜散る仙台で(3)風に吹かれて

2017-05-20 14:27:22 | 東北考

この風に舞う鯉幟(こいのぼり)の写真を観ながら、ボブディランの´風に吹かれて´を想い起こし音を絞って聴きはじめる。

例年の3.11の跡地巡り、女川の帰りに小岩さんが、つと車を回して立ち寄ってくれた東松島の鯉幟に魅せられた。風に舞うこの先には、新たに構築した津浪よけの堤防があり、のっぱら(野原)のこの鯉幟の手前には、新しい小さな墓地がある。海に向かっている黒御影石の墓碑がこの地を慈しんでいるような気がしてきた。風になびく鯉幟は、此処墓地に留まっている人々(と、この鯉幟を此処へなびかせた人)の想いを受け留めながら風に吹かれているのだろう。

お墓に瞑目することしか出来なかったが、ディランの´風に吹かれて´を届けたいような気がしてくる。

 

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桜散る仙台で(2)女川の春の一齣を見ながら!

2017-05-14 09:57:11 | 東北考

女川が(常に)気になっている。

昨年とほぼ同じ時期、写真家小岩さんの運転する車で森一郎教授と共に閖上から女川へ向かいながら、通り過ぎて行く周辺の様相を観る。さして変わっていないと思ったものの、少数とは言え、新しい家屋が建ち並んでいる町村があってその姿を心に留める。 

さて女川のプロムナード(歩行者専用通路)、通称「レンガ道」をブラ歩きしながら、人が居ないなあ!とちょっと気になった。ところが、食事をしようと左右に建ち並んでいる飲食店のフロントに行くと、待っている人が並んでいたりして、ほとんどの店が満室、でも地元の人々とは見て取れない。

盛り土をした駅舎の背後の一帯もまだ工事通中のところがあるものの、日曜日で作業がなされていなかったとは言え、完成したあとどうなるのかと気になった。

<写真が小さくて見えにくいが、この画像の真ん中の先には女川の海が微かに見える>

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丹沢山塊の一齣・卯月の終わりに

2017-04-30 14:49:35 | 日々・音楽・BOOK

 明日から皐月(さつき)。春たけなわの5月になる。さて!と、我が家から見遣る風景(時折り記す丹沢山塊だろうか!)の、卯月(うづき)の一齣を記しておくことにした。

卯月(うづき)、うのはなの咲く月。思い立って久松潜一監修による新潮国語辞典・現代語古語辞典を開く。うのはな、「うつぎの花」とあり、宇能波奈は今ぞさかりと・・とある。・・は咲きにけり、だろうか!何はともあれ春のさかり、とは言え、のんびりとこんな事を書いている場合ではないのだが・・この連休中に3本の原稿、沢山の資料を拝受した`築地市場問題`、深く関わって改修なった`四国鬼北町町役場`、ロンドンで活躍する建築家を捉える『建築家模様』。

何となく`ぼやき`ながら聴いているのは、この春日にふさわしい・悩ましきこの一時をホッとさせてくれるNORAH JONSの` Not too Late` である。とは言いながら、悩ましき!が先行してしまう。

一休みして、なにはともあれ、島酒、アイレイ、吟醸酒類の買出しへ!

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桜散る仙台で(1)

2017-04-28 10:59:52 | 東北考

咲き誇った染井吉野の花散り、八重(桜)が俺様の方が偉いのだぞ!と満開。でも何やら一人ぼっちで見向きもされず、隣の大樹、緑葉になった染井吉野が大欠伸をしている。

ところで先週(4月21日)の仙台。新幹線やまびこ53号から望む光景。仙台に近づくと、遠くの山並みは雪景色、車窓から飛んで逝く桜花はここを先途と満々 開。2時間があっという間に過ぎて仙台駅へ。例年の、3.11の跡地をただ見るための閖上と女川。今年も写真家小岩勉さんの車に乗せてもらい、森一郎東北大教授と共にその地を訪ねた。

閖上の一画に仮設の店舗が建っていて、家族連れの住民で結構賑わっている。とは言え、この周辺にはほとんど家屋なし。昨年とさほど変わっていない。さて、取り囲んだ子供連れの人々を対象に、セリが始まった。300円とか500円,1000 円程度の魚や野菜などだけど、売店より2割ほど安い。皆、楽しそうだ。僕は、コンロで炭焼きをした魚を取得して頬張る。焼きたてなのでそれはそれは! 旨い。

その後、盟友とも言える建築家針生承一さんの建てた名取市斎場を訪ねてひっそりと溜息をつき、今年も高砂神社へ。参拝して日和山へ。この閖上の一帯、津波で傷んだこの地の改修のために盛土がなされたり、通路(道路)にはロープが張ってあって紆余曲折。前日の雨直後だったせいか、あちこちに大きな水溜りが散在していて、サテこれからどうなっていくのかと3人で首をかしげた。

 

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神奈川県民ホールから大桟橋ふ頭へ

2017-04-21 22:24:07 | 建築・風景

横浜市県民ホールギャラリーで開催されている、墨神会水墨画全国公募展に、妻君と一緒に出かけた。娘が出展しているし、優秀賞を受賞したからでもある。その後、久し振りに横浜港・大桟橋ふ頭などを歩き廻わり、ふ頭のさまと横浜港の光景を楽しんだ。

そして横浜貿易会館の一角にあるレストランで、窓から開港広場を歩いていく人たちを見ながらの遅い昼食を味わう。週末とは言え、金曜日、ウイークデイなのに大勢の人々がのんびりと歩いている。食事に満喫し、ブラ歩きして関内駅に向かいながら、妻君と語り合って共感したのは、此処は、都心とは異なる港町の風情、味わい深い町並みだなあ!ということだった。

明日から僕は例年の仙台行き。森一郎東北大学教授と写真家小岩勉さんと共に、3,11の後の閖上の様を確認し、女川を訪ねる。

<写真:大桟橋埠頭の地階からの通路>

 

 

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桜咲き・桜散り・青葉実る

2017-04-16 14:54:58 | 添景・点々

一週間前の桜を撮った写真がある。満開、ここを先途と咲き誇る。ところが雲に覆われ一日雨を浴びる。さてどうなるかと思ったものの、雨など意にもかけず無頓着、雨の一夜を経て陽を浴びると知らん顔、ひらりひらりと舞い落ちる花びら、その風情もまた心地よし。そして今日の日曜日、マイペース、青葉に覆われ始めた。

我が家のバルコニーから桜樹を見下ろしながら、ピート・シーガーのMhere Have All tha Flowers Gone・『花はどこへ行った』を音を絞って聴いている。吐息をつきながら・・・・

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竹とんぼ・舞い上がる

2017-04-08 16:59:55 | 自然

高校時代の同級生`小熊興爾´が、朝日新聞2月8日(水)の第2千葉版に登場した。

『竹とんぼおじさん』。

我孫子市の住人小熊は、親しみを込めてこう呼ばれる、との一文の後に、もう50年以上、子供たちに手づくり竹とんぼを送り続けていると記載された。「人」の欄である。高校卒業後、柏市の薬品工場に勤めたとあり、8歳の時に家具職人だった父から古い切り出しナイフをもらったのがきっかけ。工場の庭に遊びに来た子供たちに竹トンボを作って見せたのが発端。

そうだったのか、と我が家の棚にあるその竹とんぼを見遣った。5本もある。 

まずは3年弱前になる2014年の6月、57年前に卒業した母校柏市にある東葛(東葛飾)高校の(同学年の)同窓会「葛の会」でもらった2本、そして昨年の6月の「葛の会」では3本も。狭い我が部屋を飛び回るこの`竹とんぼは(小熊の苦笑・困った顔が思い浮かんでくるが)作品、其れも芸術作品である。 

この朝日の記事は、こう〆る。

`いまの子はまともにナイフを使えないが、(手直ししてもらった)竹とんぼが飛ぶと、夢中になるという`。

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烏(カラス)がカーと鳴く朝が!

2017-04-03 18:33:59 | 自然

「烏(カラス)、カーと鳴いて夜が明ける」と言うフレーズは、講談家がよく使う枕詞(まくら言葉)だが、昨今僕の住んでいる団地では烏を見かけなくなった。同時に鳩も!

明け方、うつらうつらしながら、今日の始まりだ!と思ったものだが・・・植栽整備と清掃が行き届いていて、ここに住む人たちが植えた草花なども整理されていて、食い物が無くなり、そうか!さても! と、思わないでもないが妙に寂しい。

朝、バルコニーの物干し竿に留まった烏と目と目があって、一瞬お互い眼を見開いたことをこのブログのどこかに書いたことがある。それもさほど昔の事ではないものの、その烏や鳩までもが見かけなくなったのは何故だろう。掃除が行き届き、食い物が無くなったからだろうか?などと首を捻る。 

その烏が一羽、久しぶりに舞い降りて電線に留まった。そしてキョロキョロと周りを見渡している。

 

―追記― 

本稿を掲載して一夜明けた今朝の5時5分、ふと目が覚めたら、烏(カラス)のクワア・クワア・クワアと言う鳴き音が、するとすぐ対応するようにちょっぴり声音の違う5連発が、なんとなくホッとしてうつらうつらしていたら、鳩らしき「グーグル・グーグル」という鳴き音が飛び交った。春を愛でているようなそんな気がしてきた。時計を見たら5時半。なんともはや!

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晴れ日和:車窓から見た人気(ひとけ)が感じ取れない建物の群れ

2017-03-29 17:17:40 | 建築・風景
日差しはそれなりに強い。とは言え、小田急線厚木駅のプラットホームから見る大山、その左手には真っ白な富士山の裾野の断片が光り輝いている。
その右手の背後に連なる山脈、おそらく蛭ケ岳などの丹沢山塊のチラホラと雪文様が宿る朝の光景が、昨日とは違って今朝はぼんやりとしている。

三月も末、晴天とは言えない茫漠とした空。
でもなぜか建物の影はしっかりとその地や隣接する建物に影を落とす。こういう光景も現れるのだと思いながら、がら空きの各駅停車新宿行きの座席に腰かけてニーチェの「愉しい学問」第3巻148番を開く。タイトルはこうだ。”宗教改革はどこで起こるか“
そしてこんな一文に思わずにやりとしてしまう。

‥…ドイツのキリスト教文化は、あたかも百重にも絢爛と花開こうとしていた。― わずかにあと一晩足りなかった。ちょうどその晩、嵐がやってきて、一切が終わってしまった…。

町田でロマンスカーに乗り換える。多摩川を通り過ぎると東京都。でも今朝の車窓から見る建物が埋れ込まれた初春の光景、人気(ひとけ)を感じ取れなくて異様な大平野を駆け抜けていくような錯覚(?)に襲われ、我、大丈夫かと思ったものだ。
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