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**アカシアの木蔭で**

流れていく時間と逆らわずに流れていく自分を、ゆっくりペースで書いて行こうと思います

人体の神秘!?

2005年07月05日 | 病棟
オムツ交換はヘルパーさんにしてもらうところも多いようですが
うちの病院では 看護婦とヘルパーさんが組んで行ないます。
患者さんと自分の体に無理をさせないためにも。
台所洗剤の容器にお湯を入れ、それでオムツを替えるときに洗い流すと
いつも清潔でさらさらしたお尻の出来上がり。
それから手足の関節を曲げたり伸ばしたり、
縮こまって固まらないようにストレッチをして差し上げます。
背中を軽くカッピングしたりマッサージしたり。
その他にも 動かせば痰が出てくるので吸引したり
汗をかいていれば 簡単な清拭をして着替えさせたり
丁寧にやると 思いのほか時間がかかる仕事です。
ウンチやおしっこが漏れていると更に時間が・・。
でも、ゆっくり患者さんに手を掛けられる時間なので 嫌いじゃありません。

今 病棟の平均年齢は90才近くになっていますが
そのほとんどが女性です。
・・・と言うか、男性は一人しかいません。
やっぱり女性のほうが長生きなのですね。
貴重な男性だけに、慣れないことが起こります。
あやちゃんとオムツ交換に回っていた時、
オムツを開けると あるべきものがなかったんです。
・・・・鎮座してるのは ちんたまちゃんのみ。

(・・・へ????)

しばし固まるあやちゃんとわたし。
「・・・??ちんちょすが 無くなった!!??」
「なぜだ~~!!」
ありえない状況にパニック!!
恐々ちんたまちゃんをつついてみたら にゅ~っと出てきました!!
よかった・・・けど こんなことって有り得る????
院長にも 話題が話題だけに 訊きづらい。
謎は謎のまま 、です。
ちんちょすが格納式だったなんて 人体の神秘だなあ・・・。




泣いてくれるのか・・・

2005年07月01日 | 病棟
・・・・富さんが あの世に早く行きたい と か細い声で言った。
わたしは あの世へ行ったらもう会えない 寂しくて泣くから・・・と応えた。
富さんが タオルケットを被って 泣いてくれるのか・・・と つぶやいた。

そうだよ、富さん、病院のみんながあなたのために泣きます。
泣いてもあなたの骨折は治らない。
けれど きっと みんな泣いてしまうよ。
だから この世にしがみついてください。