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**アカシアの木蔭で**

流れていく時間と逆らわずに流れていく自分を、ゆっくりペースで書いて行こうと思います

介護の等級の不思議

2005年10月11日 | 病棟
病棟で一緒に働く山田さん、私の一つ年下。
でもいろんなところで働き、経験を積みながら
看護婦の仕事をず~~~っと続けてきた大先輩です。
偉ぶることもないし、どんな状況でもパニックになったり
他人を責めたりしない。
いつも淡々と仕事をこなして、且つ患者さんに優しい。
彼女は気付かないけど、助手さんたちは山田さんが一番好き。
私も そう。

その山田さんが 訪問入浴サービスに携わっていた時。
浴槽のセットも終わり、患者さんの準備に入ろうとして・・・。
 (あれ?いない。誰を入れるの???)大きなハテナを抱くみんなの前で、
今まで庭で草むしりをしていたおじいちゃんが
「おお、準備できたのかね?」とおもむろに服を脱いで
ポータブル浴槽に自分で入ったそうです。
複雑な想いを抱えたまま、綺麗に体を洗ったんだけど、
介護認定ってナンなんだろうかと 今でも思ってる
と、話してくれました。

ほんとにね、必要・不必要の分かれ目はひどく曖昧。
裁量って言葉の重さを感じたの。

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