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**アカシアの木蔭で**

流れていく時間と逆らわずに流れていく自分を、ゆっくりペースで書いて行こうと思います

筆の後始末

2005年04月20日 | 生活
下のむすめ=海が学校で習字を習い始めることになり、
花の使っていたお習字セットを久しぶりに物置から出してきました。
そのまま使えそうね、と開けてびっくり。
墨が綺麗に落とされた筆はパサパサ、箒のようになっていたのです。

(私が子供の頃、習字の筆はいつも墨に染まっていたような・・・・)

そうそう、筆は使い終わったら書き損じの半紙で綺麗に拭って
穂先をきちんと形づくって終わりましたよね。
次には硬くなっていても、丁寧にすった墨を含ませると
また腰のある筆に戻って。
花に聞くと、学校では授業が終わるとバケツに水を張って
みんなで筆を洗うんだそうです。
「きれいに墨を落としなさいと習うよ」

どうして?

文房具の大黒屋さんが教えてくれました。
「今は墨汁を使うでしょ?中には安定剤か何かの薬品が入っているので
 付けたままにしておくと、筆がカチカチに固まってしまうみたい。
 墨石を丁寧にすって使えば昔の方法でいいのに。
 洗うと筆はダメになってしまうのに。
 今はそんな時間が取れないのね。
 ゆとり教育なんて うそだわ。
 お習字には、心を落ち着けて墨をするということも大切なのよ。
 日本の伝統の上っ面だけおしえても、何も残らないわよね。」

本当。海なんて習字を絵の具の延長のように捉えてる。
じゃばじゃば、ぺたぺたって。
なんだかおかしい。



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1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown ()
2005-04-22 21:44:08
 習の ページに 来ていただいて

 ありがとうございました。



 下手の横好きの 部類ですが、

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