碧緑香華

中国語、武侠小説、ドラマの話などなどにたまに日常の話を織り交ぜて

天龍八部(第二十三章)五

2005-08-22 16:40:30 | 中国語
xiaofeng zizai xin yang ting mafuern shuochu
duanzhengzhun de mingzi hou, rixi suosi, bian zai zhao dao ta hou er lingkong chi wai si,
jueyi jiao ta chi zu lingsui kutou zhi hou, zhe cai qu ta xingming.
?峰自在信阳听?夫人?出,段正?的名字后,日夕所思,
便在找到他后而凌空?外死,决意教他吃足零碎苦?之后,?才取他性命。

☆簫峯は馬夫人から聞いた話に、段正淳のなまえが有った事を、日夜思っていた。
絶えず彼を探し出して後、体をバラバラにする様な死刑を、彼に十分な苦痛を与えてから命をとろうと決意していた。

*難しかった一行・・・・『便在找到他后而凌空?外死』
             この中の、(凌空?)この部分ですが、(凌?)という熟語が存在して、意味は『昔の死刑の方法で、
             体をバラバラにする』を引用しました。

結構、難しいです。直訳すると意味不明になりそう。
辞書三冊と格闘してます。

此処までの単語

『便』・・・・・此処では、ピンインを見てくれると解かりますが、pianではなくてbianで、すでに、たとえ~でも
『后而』・・・・『而后』にすると、それから、以後
『吃』・・・・・(戯曲、小説で)~される
『零碎』・・・・・こまごましている
『苦?』・・・・・苦痛、試練、不幸、

danshi caijian ta dai you renyi, dui di haomai, buxiang shi ge zhuan zuo huaishi de beibi jiantu, buyoude xinxia qiyi,
但适才?他待友仁?,??豪?,不像是个?做坏事的卑鄙奸徒,不由得心下起疑,

☆しかし、たった今仁義が有り、勇壮な友に対する彼に会い、それは、もっぱら下品て名悪事ばかりではない様だ、
心の中では疑う事を許さないが、

xunsi‘tazai yanmenguanwai sha wo fumu, nai shi chuyu wuhui, zhe deng cuowu ren ren neng fan.
?思:‘他在雁??外?我父母,乃是出于?会,?等??人人能犯。

思う;彼が雁門関外で父と母を殺した、誤解なのでは、この間違いは皆犯す事がある。

此処までの単語

『适才』・・・・・今さっき、たった今
『仁?』・・・・・仁義、慈しみの心と正しい筋道にかなった方法。
『豪?』・・・・・豪快だ、勇壮だ
『?』・・・・・もっぱら
『坏事』・・・・・事を悪くする、駄目にする
『卑鄙』・・・・・下品である、卑屈だ
『奸徒』・・・・・悪事
『不由得』・・・・・許さない
『?思』・・・・・考える
『乃』・・・・・なんじ
『出于』・・・・・~による
『?会』・・・・・誤解する、思い違いをする
『人人』・・・・・みな
『??』・・・・・間違い

*簫峯が、胸の中で考えている文章はまだ続きますが、とりあえずここまでで・・・・
続きは、帰省から、戻ってからということで、暫くお待ちください* だって・・・・・難しくて・・・もうすぐ夏休み『中国語の』が終わると、授業で宿題沢山出るので、益々遅くなると思います。

♪気長に付き合ってくださいませ・・・・・  アドバイス宜しくで~す。


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3 コメント

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■第一文 (NOB)
2005-08-24 20:51:01
■第一文
蕭峰は信陽で馬夫人から段正淳の名前を聞かされてから日夜思いふけていた。
あいつを見つけ出して体を切り刻み、ありとあらゆる苦しみを味わせてから命を取ってやろう、と―。

「凌?」の刑法は、体をバラバラにするという意味でもありますが、正確的にはゆっくりと時間をかけて、肉をひと切れひと切れ切り落として苦しませてから死なせる―というもっとも残酷な刑法。

蕭峰がここまで考えるなんて心の底から憎んでいますね…。


■第二文
しかし、彼の仁義を持って友に接する様や、敵に対しても豪快で臆せずするその姿、もっぱら悪事をなすような下劣な輩のようには見えぬ―。

で、“不由得心下起疑,”は上記の文章の後に繋いで翻訳するとおかしくなるので、正しい区切りは下記の通りです。

■第三文
不由得心下起疑,?思:‘他在雁??外?我父母,乃是出于?会,?等??人人能犯。

思わず自分の考えに対して疑問を抱き始めた…
「彼が雁門関で誤って父と母を殺めてしまったのも、全ては誤解からだ。こういう間違いは誰にも起きる可能性はある―。」


こんな感じでいかがでしょうか?
でも難しいもんですね。もっと古い慣用句を使っている文章も多くあるので、それを堅苦しくなく、スムーズに翻訳するのはさすがに難しい^^;
返信する
NOBさんへ (mimi)
2005-08-25 15:54:08
NOBさんへ

大変、勉強になります。特に第三文は、わたしは、大きな誤解(笑)をしていましたね。 簫峯が段正淳に対して、誤解を抱いたのではなく、段正淳が誤解から、彼の父と母を殺してしまったのですね。
また、実家より戻りましたら、続き頑張りますので、引き続きお付き合いくださいね。

やっぱり、難しいですね、中国語でも決して嫌いにはなりません。沢山の話が出来るようになりたいです。
返信する
いつも見せていただいて、NOBさんの的確な (えまの)
2005-08-25 22:56:42
いつも見せていただいて、NOBさんの的確な
説明、とってもためになります。
日本語は省略の多い言葉なので、語彙が多いと
なめらかな日本語にするのは難しいように
思います。
姐姐、どうぞご実家でごゆっくりしてきて
下さいね~。
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