碧緑香華

中国語、武侠小説、ドラマの話などなどにたまに日常の話を織り交ぜて

陸小鳳伝記 【決戦前後】

2006-11-20 10:35:08 | 古龍

リンクの方にも書きましたが、陸小鳳の登場シーンが、もうたまりません。

思わず指で銅銭を弾く真似をしてみちゃったり(ff^0^)ポリポリ  そのくらい、妄想が膨らむシーンが続出です。

勿論、今回は、陸の旦那も、猜疑心に悩みつつ、しかし、持つべきものは大親友(好朋友)なのだと、改めて感じ入りました。

何と言っても、陸の旦那が本気で女心を理解しようと努力したり、西門の繊細な優しい心を垣間見ちゃったり、 登場人物皆が怪しかったり・・・本当に最後の最後まで楽しめました。 なんと、私の最短読書時間を更新しました。

陸小鳳伝記シリーズ最終巻まで読みたい気持ちが募ります。

そして、古龍の作品も、沢山読みたいぞー・・・・

自分で訳さなきゃだめかな?


書剣恩仇録 より

2006-11-01 12:44:48 | 女侠

駱冰(らくひょう)

紅花会四番差配(文泰来)の妻。

神刀駱家の末裔、飛刀の使い手『鴛鴦刀 えんおうとう』と呼ばれる。

夫を一途に慕い、捕らわれの身になった、夫の身を案じる心情の喜怒哀楽が、伝わってきます。江湖の女性として生きていくこの人は、妻としての鏡。

先に、紹介した胡夫人と、タイプは違いますが(私感)共通している所があるかな? もしかして、金庸老師の理想の妻の姿かしら(笑)