碧緑香華

中国語、武侠小説、ドラマの話などなどにたまに日常の話を織り交ぜて

陸小鳳伝奇 再 7

2021-06-27 22:17:49 | 古龍
冰山已穿过人丛往外走,她走路的时候,也有种特别的
风姿。
“像这种气质的女人,十万个里面也没有一个,错过了
实在可惜,你若不追上去一定会后悔的!”陆小凤在心里劝告
自己。
他一向是个很听从自己劝告的人,所以他立刻就追了上
去。
方玉飞却迎了上去,慢慢道:“你真的要爬冰山?“
陆小凤道:”我不怕得冻疮!“
方玉飞拍拍他的肩,道:”可是你总得小心,冰山上很
滑,你小心摔下来!“
陆小凤道:“你摔过几次?”
方玉飞笑了,当然是苦笑,直到陆小凤走出了门,他才
叹息着喃喃道:“从这座冰山上摔下来,最多只能摔一次,因
为一次已经可以把人摔死。”
黑暗的长巷里还是同样黑暗。
夜已很深了。

 氷山(彼女)はすでに人込みを横切りって外へと歩いて行く、彼女が歩く時の
容姿は特別だった。
 『こんな性格の女は、十万に一つも無く、逃がしてしまうのは、確かに残念だ
お前は追って行かなければ、きっと後悔するぞ!』陸小鳳の心の中の己が忠告した。
 彼は自分自身の中の忠告者の言葉を聞いた、そして直ちに追いかけ始めた。
 方玉飛は、彼を追いかけて行き、ゆっくりと話した「お主は本当に氷山に
よじ登ろうって言うのかい?」
 陸小鳳は「俺はしもやけなんか怖くない!」
 方玉飛は、彼の肩をポンポンと軽くたたくと「しかし、注意をしなければ、
氷山の上はよく滑る、気を付けなければ転げ落ちるぞ!」
 「ところでお前は何度転げたのかな?」と陸小鳳
 方玉飛は笑った、当然苦笑いだ、陸小鳳が門から出ていくまで、彼はわず
かにため息をつきブツブツと呟いた「この氷山から転げ落ちてきたのは、
最も多くても一度きりだ、何故なら一度でも転げ落ちると死んじまうのさ。」
 闇のように暗く長い坑道はさらに暗くなった。
 夜はすでに更けていた。

 日本語が難しいと感じている純粋な日本人です。
本当に、難しくて、日本語についての詳しい説明ができない
中国語の勉強の為に始めたラインのオブチャで、中国の方からの質問に
的確にこたえられずに、あたふたしてしまいます。

それでは、本日も夜が深まりつつありますゆえこれにて失礼いたします。
お休みなさいませ



陸小鳳伝奇 再 6

2021-06-20 00:15:08 | 古龍
他微笑着走过去,笔直的向这座冰山走过去,无论多高
的山岭他都攀登过,现在他只想登上这座冰山。
那当然不是脂粉的香气,更不是酒香。
有种女人就像是鲜花一样,不但美丽,而且本身就可以
发出香气。
她无疑就是这种女人。
陆小凤现在又变得像是只蜜蜂,嗅见花香就想飞到花蕊
上去。
幸好他还没有醉,总算在她身后停了下来。
冰山没有回头,纤柔美丽的手上,拿着叠筹码,正在考
虑着,不知是该押大?还是该押小?
庄家已开始在摇骰子,然后“砰”的一声,将宝匣摆下,
大喝道:“有注的快押!”
冰山还在考虑,陆小凤眨了眨眼,凑过头去,在她耳畔
轻轻道:“这一注应该押小!”
纤手里的筹码立刻押了下去,却押在“大”上。
“开”
掀开宝匣,三粒骰子加起来也只不过七点。
“七点小,吃大赔小!”
冰山的脸色更苍白,回过头狠狠瞪了陆小凤一眼,扭头
就走。
陆小凤只有苦笑。
有些女人的血液里,天生就有种反叛性,尤其是反叛男
人。

 彼は微笑みながらまっすぐにこの氷山に向かって歩いて行った。
多くの高い峰々にすべてよじ登ったことが有るにもかかわらず、今の
彼はこの氷山だけに上りたいと思っている。
 それは勿論、白粉の良い香りも、さらには酒の良い香りもしない。
 花のように美しいこのような女子は、ただ美しいだけでなく、自分自身が
良い香りを放つのだ。
 彼女は、紛れもなくこの様な女子に違いない。
 陸小鳳は今、蜜蜂に成り変わり、花の香りを辿って花の蕊の上に飛んで
行きたいと思った。
 都合よく彼はまだ酔っていなく、やっとの事で彼女の後ろに居ることができた。
 氷山は振り返らなかった、細くて柔らかな美しいその手には、点棒を持ち
正に大なのか小なのか考えを巡らしていた。
 親はすでにサイコロを振り始めている、そして「パン!」と賭博床に壺を並べて
置き、大声で「賭けるなら早くしろ!」と一喝した。
 氷山はまだ考えていた、陸小鳳は目配せをし、集まった輩の頭越しに、彼女の
耳元で「この賭けは絶対に小だぜ」と囁いた。
 ところが細い手の中の点棒は、直ちに「大」に賭けられた。
 「開」
 壺は開かれた、三つのサイコロの目を加えると、ただの七にしかならなかった。
 「七だ! 小、大の負け、小は勝ちだ!」
 氷山の顔色は蒼白になり、陸小鳳を振り返り容赦なく睨みつけた。
 陸小鳳はただ苦笑いをするだけだった。
 一部の女子の中には生まれつき、反抗心の強い傾向が有り、とりわけ男に
対しての反抗心が強い女子がいる。


★真夜中の更新でした。
先日、久しぶりに植物園に散歩に出かけ、きれいな花に癒されてきました。
では、皆様お休みなさいませ★

陸小鳳伝奇 再 5

2021-06-13 21:45:47 | 古龍
这个人居然是女人!
她穿着件轻飘飘的,苹果绿色的,柔软的丝袍,柔软得
就像皮肤般贴在她又苗条,又成熟的胴体上。
她的皮肤细致光滑如白玉,有时看来甚至像是冰一样,
几乎是透明的。
她美丽的脸上完全没有一点脂粉,那双清澈明亮的眸子
已是任何一个女人梦想中最好的装饰。
她连眼角都没有去看陆小凤,陆小凤却在全心全意的盯
着她。
方玉飞笑了,摇着头笑道:“这屋子里好看的女人至少总
有七八个,你为什么偏偏盯上了她?”
陆小凤道:“因为她不睬我。”
方玉飞笑道:“你难道想所有的女人一看见你,就跪下来
吻你的脚?”
陆小凤叹了口气,道:“她至少应该看我一眼的,我至少
不是个很难看的男人。”
方玉飞道:“你就算要看她,最好也离她远一点!”
陆小凤道:“为什么?”
方玉飞压低了声音,道:“这女人是个冰山,你若想去动
她,小心手上生冻疮!"
陆小凤也笑了。

 ことも有ろうにこの人は女だった!
 彼女の身なりは、ふわふわと軽く淡い緑色の柔らかな絹の長い服を着ていた。
柔らかく彼女の皮膚にぴったりと貼りついているようで、また彼女の体はすらり
として美しく成熟していた。
 彼女の肌はきめ細かくすべすべとして、白玉の様だ、見たところ時々、
氷の様でさえある。
 方玉飛は笑った、頭を揺らしながら笑って「この部屋の中には見栄えの良い
おなごが少なくても7,8人居るではないか、お主は何故どうしても彼女なのか?」
 陸小鳳は「何故かって! 彼女は俺様を気にも留めないんだぜ」
 方玉飛は笑いながら「まさかすべての女がお主を見て、跪きその脚に口づけを
すると思っているのか?」
 陸小鳳はため息をついて「彼女は少なくとも、一目俺様を見るべきだ、俺様はそんなに
みっともない男ではない!」
 方玉飛は「たとえ彼女がお主を見ても、彼女との距離は少し離れている方が良い」
 陸小鳳は「何故だ!」
 方玉飛は、声を潜めて「この女は氷山で、もしお主が彼女の心を動かしたいのなら、
しもやけになるから気を付けないと!」
 陸小鳳も笑った。

中国語に少しでも触れることができる時間が持てて本日は幸せでした。
次回もなるべく早く更新したいです。
 


陸小鳳伝奇 再 4

2021-05-15 23:29:24 | 古龍
“听说他姐姐方玉香也是个很有名的美人!”
“比花花解语,比玉玉生香”。一个人眯着眼睛叹了口:
“那女人又岂是《美人》两个字所能形容的,简直是个倾国倾
的尤物!”
“方玉飞旁边那小子又是谁?怎么长着两撇和眉毛一摸一
样的胡子?”
“假如我没有猜错,他一定就是那个长着四条眉毛的陆
小凤!”
“陆小凤!”
有些人在活着时就已成为传奇人物,陆小凤无疑也是这
种人。
提起了他的名字,每个人的眼睛立刻都盯在他身上,只
有一个人例外。


 「聞くところによると、奴の姉、方玉香も有名な美人だそうだ!」
 「花とも玉とも比べ物にならないほど美しく香りが良い」一人のやから
が目を細めながらため息をついた「その女はまた、(美人)という二文字で
形容が出来ようか、実際のそれは絶世の美女そのものだ! 」
 方玉飛の傍らの小さいのは、また誰なんだ? なぜ眉毛とよく似た髭を伸ば
しているのだ? 」
 「もしも、俺様の見当が外れてなければ、彼はまさしくあの四本眉毛の
陸小鳳に違いない!」
 「陸小鳳!」
 陸小鳳もまた人々の中で伝奇的人物になっている様な人物なのだ。
 すべての人が、彼の名前を言いながら、直ぐに彼を目を凝らして見つめた、
ただ一人の人を除いて。」

★本日はこれまで
 陸小鳳に目もくれないその人の正体は・・・・・・★

陸小鳳伝奇 再 3

2021-05-11 22:38:45 | 古龍
每个人都在赌 ,每个人都聚精会神在他们的赌注上,可
是陆小凤和方玉飞走进来的时候,大家还是不自由主要抬起
头。
有些人在人丛中就好像磁铁在铁钉里,陆小凤和方玉飞
无疑都是这种人。
“这两个自命不凡的年轻人是谁?”
“穿银缎子衣裳的一个,就是这赌坊大老板的小舅子。”
说话的人又千又瘦,已赌成了精。
“你说他就是蓝胡子那新夫人的弟弟?”
“嫡亲的弟弟”
“他是不是叫《银鹞子》方玉飞?”
“就是他”
”听说他本来就是个很有名的花花公子,吃喝嫖赌,样
样精通,轻功也很不错。“
所以还有很多人说”他是个采花盗!“赌精微笑着道:”其实
他想要女人用手指勾一勾就来了,根本用不着半夜去采花。“

 すべての人が賭博をし、すべての人が一心不乱に自らの賭博に
集中する。しかし、陸小鳳と方玉飛が入ってきた時、さすがに
皆はついつい頭をもたげた。
 群衆の中にいる二人は、まるで鉄釘の中の磁石だ陸小鳳と方玉飛
は、疑いなく人の目を引き寄せる。
 「その二人の自惚れた若造は誰だ? 」
 「銀緞子の衣装を着てる一人は、まさしくこの賭博場の主
の義理の弟だ」
干からび痩せこけた輩は賭けに興じながらも話した。
 「お主の言っている奴は、正に(藍胡子)あの新しい夫人の弟だ」
 「実の弟!」
 「奴は、(銀鹞子)と呼ばれている方玉飛なのか?」
 「いかにも奴さ」
 「聞くところによると、奴は本当に有名な道楽息子で、女郎買いや、賭博
をして暮らし、様々なものに精通しており、軽功の達人だと聞いているぜ」
 「だから、多くの人間は奴が花泥棒(強姦犯)だと言うんだ!」賭けをしながら
笑って話した「実際は女の方から奴に言い寄って来るので、夜中にわざわざ
花泥棒する必要は無いのさ」

今回はここまで・・・・・


「奴は、(銀鹞子)と呼ばれている方玉飛なのか?」の一行が抜けていました。











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