碧緑香華

中国語、武侠小説、ドラマの話などなどにたまに日常の話を織り交ぜて

陸小鳳伝奇 (銀鈎賭坊) ね

2007-09-12 09:37:05 | 古龍

本当に、久しぶりの陸の旦那です。

「天外飛仙」は本当に、見ごたえがあってロマンチックな作品でした。益々「竇智孔」君の虜になってしまった管理人ですが、やはり陸の旦那のことも忘れては居ないのです(笑) それで久々に続きを妄想しようと思います(ff^0^)ポリポリ

那?,?始!

『「まだ、解からん!!」陸小鳳は叫んだ。』

  老人のかさかさで痩せこけた顔は、すでに深緑色にも変わったようで、突然手を伸ばして机を貫いた。

  ただ「ドゥン」と言う音だけが鳴り響き、彼の五本の鳥の爪のような指の爪は、すでに机の中に食い込んで、彼が更に手を引いて納めると、その二、三寸の厚い木の板には、突如大きな五つの穴が現われた。

  また「ガラガラ」と言う大きな音が響き、半分に断ち切られた鉄の鎖が地上に落ち、捕り手頭は驚きの余り手足の力が抜けてしまった。

  部屋の中は突然、例えようの無い悪臭が広がり、三人の捕り手大急ぎで門に駆け寄り我先に飛び出した。彼ら自身のズボンはずぶ濡れだった。

  陸小鳳は、見ない振りをする事ができずに、とうとう「お見事!」と褒め称えた。

  老人は冷ややかに笑い「お主にもこの武功の素晴らしさが解かるのか?」と言った。

  陸小鳳は頷いたが、実は彼はとっくにこの三人の奇妙な老人の正体を見抜いていた。彼は顔では笑っていたが、手には冷や汗をかいて、ハラハラとしていた。

  老人は突然目を閉じ、仰向けになりゆっくりとした声で吟じた。

  「全知全霊、諸々の神諸々の霊、全て私に入りたまえ、命令に従います!」

  陸小鳳はため息をつき「今、私はやっとの事であなた達が何者なのか知ったよ!」

  老人は冷ややかに笑う。

★さて、本日はこれにて・・・続きはまた、妄想訳が進んだ後に( ̄_ ̄|||) あせあせ

☆って・・・きっと長い事ほったらかしだったから、このページを覗きに来て下さる方など居ないのかもしれない? 

もしも、万が一何かの拍子に此処を覗かれた方が居られましたら、コメントを書いて下さると、管理人はこのページをほったらかしに出来なくなるのですが(笑)

那?,保重!