日本ハム春季キャンプ(14日、国頭村)D1位・大谷(花巻東高)が釣りデビューを果たした。この日は練習休養日だったが、休日返上で午前10時から約1時間半ほどランニングやキャッチボールを行った。午後は同室の先輩、上沢とD7位・河野(新日鉄住金広畑)とともに釣りざおを持って海岸へ。フエダイ(沖縄ではイナクー)を一匹釣り上げ、「楽しかったです」と日焼けした顔をほころばせていた。
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日本ハムのドラフト1位・大谷翔平投手(18)=花巻東高=が12日、キャンプ4度目のブルペン入り。フォークやチェンジアップも解禁し、捕手を座らせて51球を投げたが表情はさえない。
「朝から体が重くて、全体的に良くなかったです」と大谷。制球を乱し「すいません!」と捕手に謝る場面も見られた。
投球を受けた荒張裕司捕手(23)は「ちょっとばらつきがあったけど、いいボールもありました。140キロ後半は出ていた」と球威は評価した。しかし、加藤武治2軍投手コーチ(34)は「きょうの内容では次の段階に進ませてやれない。次も同じ50球を投げてもらう」と厳しい。
キャンプもそろそろ中盤。やはり気になるのは、二刀流の投打どちらにせよ実戦デビューと1軍合流のタイミングだ。
現段階で、最短は17日の紅白戦(くにがみ)。視察中の山田正雄ゼネラルマネジャー(68)は「打者として(出場)は十分にある。1打席ぐらいなら問題ない」と示唆した。しかし、1軍昇格となると、まだまだハードルは高い。
「トレーニングコーチから『体ができた』というゴーサインが出ないといけない」
キャンプ中盤で疲労が蓄積して満足に動けないようでは、まだ球団のいう“選手の体”というわけにはいかないのだ。
2軍は13日、1軍が休日となるため名護で練習。大谷は投球練習は予定していないが、栗山英樹監督(51)ら首脳陣の前で野手としての仕上がりを披露する。
「自分のことをしっかりやるだけ」と“御前練習”にも自然体で臨むことを強調したルーキーは、どれだけアピールできるだろうか。
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サウサンプトンは14日、日本代表FW李忠成のFC東京への期限付き移籍をクラブ公式HPを通じて発表した。移籍期間は6月末までとなっている。
クラブは声明の中で、「チュン(李の愛称)は、夏のプレシーズン前にはサウサンプトンへ戻ってくる予定となっている」と発表している。
李は、FC東京の下部組織出身で、2004年にトップチームに昇格すると、翌シーズンには柏へ移籍した。柏で4シーズン半過ごした後、2009年8月に広島へ加入。2012年1月にサウサンプトンへ完全移籍を果たした。今シーズンは、けがの影響もあり、リーグ戦での出場機会はなかった。
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3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する侍ジャパンの広島・前田健太投手(24)が、1次ラウンド2戦目となる3月3日の中国戦(ヤフオクドーム)に先発することが13日、内定した。宮崎・日南のキャンプを視察した山本浩二監督(66)から通達され、初戦のブラジル戦先発の楽天・田中将大投手(24)に続く、「通達第2号」となった。前田健は、14日に紅白戦に登板。同日の宮崎代表合宿集合を前に総仕上げを行う。
この日ノースローだったが、前田健の実力は分かっている。ブルペン脇で談笑した山本監督は「正式には合宿に入って投手コーチと話をしてから」と前置きした上で「前田健には登板について話はした」と明かした。事実上の通達。それは3・3中国戦先発だった。
キャンプ視察のスタートとなった1日の楽天・久米島キャンプで、田中に1次ラウンド初戦のブラジル戦先発を伝えた。そして視察最後となった古巣のキャンプで前田健に2戦目を通達。「(10日の)紅白戦のビデオを見たが、まだ五、六分で投げているかなと思ったら、144キロが出た。楽に投げて球が来ている」と順調な調整ぶりも感じ取った。3戦目となるキューバ戦は勝敗などの状況に応じて先発は決まるが、その前に田中、前田健の2枚看板でしっかりと連勝するのが狙いだ。
当初は1次ラウンド初戦のブラジル戦に田中と前田健をダブル投入するプランもあったが、山本監督は「先発要員として同世代のマー君とかと張り合いをしてほしい」と説明。3月8日からの2次ラウンドでは、1次ラウンドで中継ぎ起用が予定される杉内(巨人)も含めた3人で先発ローテーションを組むとみられる。14日の集合日を前に「選手には普段のプレーから入ってほしい。(最終メンバーから)外れる選手も侍ジャパンの一員だということを思ってほしい」と語った山本監督の先発構想は、ほぼ固まってきている。
前田健は14日の紅白戦に2イニングをメドに登板し、宮崎市内の代表宿舎に移動する。「(紅白戦は)普通に試合通り投げられるかどうか。やるだけです」と短い言葉に決意をにじませた。17日の侍ジャパン―広島戦では、広島側から登板、田中と先発対決する。
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日本ハム春季キャンプ(13日、名護)2軍キャンプに参加している日本ハムのドラフト1位・大谷翔平投手(18)=花巻東高=が13日、初めて1軍キャンプ地の沖縄・名護で練習を行った。投打二刀流ルーキーを一目見ようと、スコアラー経験もある巨人・香坂英典編成調査室長(55)が視察。米大リーグ、ヤンキースの名遊撃手、デレク・ジーター内野手(38)に匹敵すると絶賛した。休日返上で2軍キャンプに参加した稲葉篤紀内野手(40)、中田翔内野手(23)も潜在能力の高さに太鼓判を押した。
二刀流ルーキーが巨人の007を仰天させた。香坂氏が目を光らせる中、大谷は野手メニューで練習を行った。中でも、ビビらせたのは遊撃での投内連係。バントシフトと牽制(けんせい)のサインプレーに初参加した第2クール初日の5日には、タイミングが合わずドタバタする場面もあったが、この日は一塁へ矢のような送球をみせるなど、中学以来の遊撃とは思えない軽快なグラブさばきを披露した。
香坂氏が舌を巻いたのは天性の手首の柔らかさと身体能力の高さ。華麗なワンステップスローに「まるでジーター」と大絶賛。打者としても自然にバットが出るフォームにくぎ付けとなった。フリー打撃では44スイング中、右中間、中堅、右越えと3本のサク越えを含む20本の安打性の当たり。「逆方向に打ちたい」と話している通りに、左方向にも鋭い打球をかっ飛ばした。
この日は、1軍が休日だったため、名護の球場に“初見参”。休日返上トレで居合わせた稲葉と中田も大谷のフリー打撃を見学した。巨人だけでなく、先輩たちも驚きの連続。栗山監督から大谷のコーチ役を頼まれていた稲葉は「すごいの一言。センターから逆方向にいい打球を飛ばしていたね」とべた褒め。帰り際に握手を交わした中田も「見ていてすごいなと思った。柔らかいバッティングで逆方向に打てるのはうらやましい」と称賛の嵐だ。
ただ、大谷は「全然レベルが違います。まだまだだなと感じました」と恐縮。打撃練習後に稲葉から直接アドバイスを受け、「どんどん強く振っていけと言われました。意識してやっていきたいと思いました」と目を輝かせた。
首脳陣、先輩はもちろん、視察に訪れた野球評論家や各球団の007…。見るものに大きな衝撃を与える二刀流ルーキーは、さらなる高みを目指す。
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メンバーのMIYUこと長瀬実夕の専属契約解除が発表されたZONEが、予定していたライブ出演をキャンセルすることが明らかになった。
所属事務所のランタイムミュージックエンタテインメントは14日、3月25日に行われる「CD&DLでーた 25th Anniversary Live!! ZeppDiverCity公演」のZONE出演がキャンセルになったことを発表。18日に追加出演アーティストを発表するとともに同日10時よりチケットの再発売を行うという。すでにチケットを購入した人については払い戻しも受け付ける。
長瀬実夕は、13日付で所属事務所との専属契約を解除。理由については「著しい不品行及び度々の業務不履行などの行為があり、これによりファンの皆様,関係各位に大変なご迷惑をお掛けし,弊社にも多大な損害を生じさせました」と明かされており、「弊社は,長瀬実夕に対し,指導・説得を繰り返して参りましたが,残念ながら改善は見られませんでした」と専属契約解除に至った経緯が説明されている。
ZONEは2001年にメジャーデビュー。メンバーの脱退に伴い2005年に一旦解散した後、2011年8月に3人で再結成。同年10月末にギターのTOMOKAが芸能界引退して以降は、長瀬とMAIKOの2人体制となっていた。今後の活動についてはまだ発表されていない。
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FC東京が「最後のピース」としてサウサンプトンのFW李忠成(27)を獲得することが13日、決定的となった。関係者によれば、欧州志向の強かった李が移籍を決断したことが判明。1月から粘り強く交渉を進めるFC東京の立石敬之強化部長も「あとは向こうのクラブ次第」と話した。クラブ間交渉を残すが大型移籍の成立が秒読み段階に入った。
「ザックからの助言」も決め手になった。李は今季のリーグ戦で出場機会がなく、9日のマンチェスターC戦も出番なし。関係者によれば、李は試合後、視察に訪れていた日本代表のザッケローニ監督と直接会談し、移籍への助言を受けたという。それから一気に翻意し、04年まで在籍した古巣に9年ぶりに復帰する決意を固めた。
帰国、チーム合流については「来週から戦術練習に入るので、それまでには」と立石強化部長。現在、宮崎キャンプ中のFC東京は16日に鳥栖、17日にKリーグ蔚山、19日に仙台と実戦を予定。英国でプレーしている李はコンディションも問題なく、早速、実戦デビューの可能性もある。
背番号はFWの象徴「11」が有力だ。当初から今オフの補強の本命としてきたクラブ幹部は「1トップも2列目のアタッカーもできる。ポポヴィッチ監督のサッカーに必ずフィットする選手」と話す。平山、渡辺、ルーカス、新加入の東らがそろったアタッカー陣は国内屈指の破壊力となる。
▼李 忠成(り・ただなり)1985年(昭60)12月19日生まれ、東京都西東京市出身の在日韓国人4世の27歳。FC東京U―18から04年トップ昇格。05年から柏、09年から広島でプレーし、12年にサウサンプトン移籍。07年に日本国籍を取得し、08年北京五輪出場。11年にA代表に初選出され、国際Aマッチ通算11試合2得点。1メートル82、74キロ。
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