(以下ネタバレあり)
影法師読了。最後、嗚咽をもらしながら読んだ。
途中まで、百田尚樹版アリとキリギリスかと思ってたが、全く違った。走れメロスばり。
文庫版では、袋とじになってる終章がついてたのも乙なオマケ。単行本の方の担当の編集者もかなりの手練れなんだな。終章がないと話が断然引き締まる。
終章がついてよかったわるかったは純粋に好みの問題だな。焼き鳥をタレでいくか塩で食べるかみたいな。
途中の万作話はどうしても「ベロだしチョンマ」と「佐倉惣五郎」を思い出してしまった。
勘一も彦四郎も、宮部久蔵や国岡鐵造、マリア同様、ラブだ。
百田尚樹はホント、「必死」で生きる男や死に物狂いの闘いを書くのがうまい。
風の中のマリア同様(マリアを読む前は虫の話?ヤダ!と思っていた)時代もの?イマイチ!と思ってたが、こと百田尚樹については好き嫌いせずに読んでみてよかった。
どんな材料でもおいしい料理に仕上げる名シェフだわ。
今度は「ボックス!」いってみよう。
影法師読了。最後、嗚咽をもらしながら読んだ。
途中まで、百田尚樹版アリとキリギリスかと思ってたが、全く違った。走れメロスばり。
文庫版では、袋とじになってる終章がついてたのも乙なオマケ。単行本の方の担当の編集者もかなりの手練れなんだな。終章がないと話が断然引き締まる。
終章がついてよかったわるかったは純粋に好みの問題だな。焼き鳥をタレでいくか塩で食べるかみたいな。
途中の万作話はどうしても「ベロだしチョンマ」と「佐倉惣五郎」を思い出してしまった。
勘一も彦四郎も、宮部久蔵や国岡鐵造、マリア同様、ラブだ。
百田尚樹はホント、「必死」で生きる男や死に物狂いの闘いを書くのがうまい。
風の中のマリア同様(マリアを読む前は虫の話?ヤダ!と思っていた)時代もの?イマイチ!と思ってたが、こと百田尚樹については好き嫌いせずに読んでみてよかった。
どんな材料でもおいしい料理に仕上げる名シェフだわ。
今度は「ボックス!」いってみよう。