何が違うでしょう?
これが昨日最後に掲げた絵で
こっちが当初からの遣り方で屋根を貼り上げた絵です
(地面が仕上がってない!正解‼違う!)
要は、棟包に立上りを付けたわけですが
本当のと言うか一般的な屋根の仕上げもこんな感じになってます
(ヨドプリントを棟包には使いませんが)
で、この棟包をどうやって作るかですが・・・作れません⁉
と言う事は無いのですが、素人にはかなり至難の業です
(白い所は何や?一部は3Dソフトのバグですm(__)m)
こんな形状になる様に板金を折り曲げるのですが
まずは縦長の折り目から折ります・・・が
早くもここで挫折します長さは先に説明したように
≒1200mmから長めに見て≒1500mmも有れば良いのですが
その距離を真直ぐに折り曲げる事が・・・出来ません↷?
板金を裏表から合板などで挟んで挟んだ角を
折り曲げる位置に合わせておけば、そこを起点に
折り曲げられると思いますからチャレンジしてみて下さい
板金の切り出し幅は≒230mmになり
元の素材から端の山を切り落として、一つ山を残して次の山の手前で
切り分ける事に成るので、一枚のヨドプリントで
棟包二枚分の材料しか取れない事に成りますから
ヨドプリントは棟包用に四枚必要に成ります
(だからこの白いのは何やねん?大人の事情です⁈)
何とか両サイドを曲げられたら、次はこの軒先部分です
勿論その前に全体を屋根勾配に合せて隅棟の左右で
屋根面に沿う様に板金の山の部分を少し曲げるとはなく
折り曲げておきます(どないやねんそれ⁈)
で、隅棟の通りに沿う様にこの棟包を置いてみて
軒先の形状に合う様に折り曲げて行きます
まずは屋根面に直接当たる耳の部分の余分を切り落とし
立上りを造った部分の出角と入角の角に沿って
折り曲げる位置まで切り込みを入れてやり
こういう道具を使って立上りの余長(切り残っている部分)をつかみ
内側へ向かって折り曲げますが、板金をつかんだ刃先が
折り曲げ点になるのでそこは注意して位置を決めて下さい
それと、この板金攫みとか言う道具は写真で見て
上向きに曲げて上側で入角を作り、下側で出角を作る様に・・・
使うんだったと・・・思いますが・・・意識混濁ですm(__)m
で、立ち上がりの余長を内側へ曲げ込んだら
上側の余長も同様にして、今度は下へ向いて曲げてやります
そこで問題が出るのが左右の白い部分です
ここは立ち上がりの方を折り込んだので穴こそ開いていませんが
ふさがっている訳ではないので、最終的にはコーキングで
塞いでやる必要が有ります
それと、真中の差し歯の様な形状の白い部分
ここは完全に空洞になるのでバックアップ材(丸めたティッシュ)
を詰めて裏側からマスキングテープとかで止めておいてから
コーキングを塗りたくって塞いでしまいます
軒先は極々ざっとした説明ですがこんな感じです
後は、屋根面の方に張ったヨドプリントの山の部分を躱すのに
最初の貼り方では山の方をつぶしましたが
このやり方では棟包に作った立ち上がりと耳の方を切って
躱してやります
棟包の模様を消してみましたが解り難いですかね?
軒先の形状を決めて、位置を決めたら
山の位置と頂上の形状をヒカッテ、棟包に墨を付け
切取って、合わせて、微調整で
データー量が足りなくなったので
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