今日、同僚の若者33才が言いました
この辺りでは、山の紅葉よりも蜜柑山の色の変化で
季節が解りますね・・・上手い!座布団一枚
上の写真で解る様に
奥の山でも、手前の木でも
早生の蜜柑がなくなり、晩生の蜜柑が残る事で
山の色が日々変わって行きます
後二週間ほどで蜜柑摘みも終わりです(多分?)
施工の方は、桁ではなく小屋束を取付けて行きます
柱が1200mm間隔で立っているので
その真ん中に来る様に胴貫に墨を付けておいて
その胴貫の間に挟むように落し込んで行き
小屋束の下の木口が胴貫の下の木刃と揃った所で高さを決め
立を確認したら、取敢えず仮止めとして
胴貫の片側からだけ65mmのコーススレッドを
対角打ちにして止めておきます
小屋束Mが絵の左手で小屋束Lが右手になります
と言う事は左手が三寸勾配で右手が六寸勾配ですので
小屋束Lの向きを間違えない様に注意して下さい
同様に片面だけ対角打ちで仮止めしたら
次は梁を取付けます
梁はLとSを小屋束Lのセンターで二本繋ぎにしているので
まずは小屋束Lにセンター墨と高さの墨を付けてやります
高さは胴貫の上の木刃から380mmが梁の下の木刃の高さになるので
この高さの墨から上へ135mm以下の長さのセンター墨を
小屋束Lの内外両面に付けておきます
更に、三本の柱と小屋束Mにも高さの墨を付けておいて
(柱の頭から85mm下がりと言う付け方をする方が良いかも?)
梁の方には真直ぐに切り落とした木口を基準に
600m±42.5mmの墨とそこから600mm追出しの墨を付けて
柱や小屋束の横面と合わせられるようにして置き
其々の梁を小屋束と柱に止めて行きます
まずは小屋束Lに付けた墨に梁の木口を合わせ
65mmのコーススレッドを二本上下に打ち込んで止め
梁に付けた墨と柱の横面を合わせ
高さの墨と梁の下の木刃を揃えたら
65mmのコーススレッドを対角打ちにして
柱に固定してやります(ここで問題が起きるかも?)
小屋束の立が悪かったり、胴貫への取付位置がズレていると
梁が上手く寸法通りに取り付けられない事に成ったりします
(その為に小屋束は取敢えず仮止めにしておきます)
再度、小屋束の立等を調整して其々の梁を取付けたら
今日はこの辺で勘弁しといたら~(しといてm(__)m)
と言う事で、又明日ですm(__)m
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