バンゲルダー(オランダ)が、オランダ五輪委員会を相手取り、訴訟を起こしました
・de Volkskrant
オランダのアーンヘムで。弁護士によりますと、「酔っていなかったし、誰にも迷惑をかけていない」そうで、つり輪決勝棄権および強制帰国は不当であると主張。(15日の)つり輪決勝への出場と、リオへのビジネスクラスの航空券、さらに15万ユーロ(約1700万円)を要求しています。
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弁護士によると事実は以下のとおり。
オランダ・ハイネケン・ハウス(選手村の中か外か不明)で4~5杯ビールを飲む
客の家に招待され、そこでガールフレンドと同僚のワムズと合流
そのあと(客の家で?)いっさい飲酒はせず、朝5時に選手村へ戻る
その日午前の練習をさぼる
コーチはメールしたというが、本人は読んでいないと主張
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FIGはすでにロドリゲス(仏)の繰り上がり出場を認めており、バンゲルダーがつり輪決勝に出場できる可能性はほとんどゼロまた、実際にはCAS(スポーツ仲裁裁判所)にも訴えなければならず、15日にはとうてい間に合いません
やっぱ飲んでんじゃねーか・・・
自動翻訳が不安ですので、詳細は不明です。ワムズが証言でもするのでしょうか?
あん馬の種目別決勝に進んだメルディニャン(アルメニア)は、決勝でさらに難度を上げ複雑な演技にすると話しました。
・アルメニア五輪委員会
予選の演技には満足しているそうです。予選は4位(15.583)でした。
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種目をしぼって種目別決勝を狙いながら予選落ちした選手からは、採点に対する不満の声がたいへん多いです。ゴンザレス(ゆか)、ヒドベギ(あん馬)、などなど・・・種目別で狙うなら、(ちょっと前ですが、跳馬の)ブラニクぐらいビシっと決めてほしいもの。
中国・・・といっても、採点の話ではありませんもうその話題はいいです。
商春松は、家族に関する報道にうんざりしているそうです
・Sports Sina
・貧しい家庭に育った
・お兄さんの目が不自由
・商春松はそんな兄の手をとって、遠くの学校までかよった
・今は、体操の賞金を送って家族を支えている
・・・といった内容で、感動をあおるもの。これによって「娘から搾取している」「男尊女卑」などという批判まで起こる始末しかし商選手は、事実はちがうと主張。
・裕福ではないが、普通の家庭
・兄に目の障害はあるが、自立している
・家族は普通の生活を送っている
などとしています(なおお兄さんは全盲ではありません)おおげさな報道で、五輪前に集中力を欠いた、としています。どこの国のメディアも同じですか~・・・
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これは昨年の世界選手権(グラスゴー)の前から私は目にしていた(英語記事も多数あった)ものですが、私は「●●を乗り越えて」みたいな話が大キライで、ここでは一切紹介しませんでした。どんな感動秘話があろうと、五輪ではハンディなしでしょう?
きのうは「ククセンコフ」の検索ワードが多かったようですが、何かあったのですかね?
ま、それはおいといて、ウクライナ五輪委員会会長のセルゲイ・ブブカ氏が、銀メダルのベルニャイエフを祝福
・ウクライナ五輪委員会
現地を訪れているブブカ氏が、直接本人とコーチに会いました。種目別決勝(4種目)での健闘を祈る、などと声をかけたようです。
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鉄棒については、TV中継の解説が「0.9点差はすごく大きい」と強調しすぎたのでは(実際にはそうでもない)、という意見もあるようです。また、たまたま鉄棒は最後でしたが、両者のEスコアの差が見た目より大きかった種目はほかにもある、もともと鉄棒はベルニャイエフは得意ではない、などいろいろな声が飛び交っています。
今年のおもな大会におけるベルニャイエフの得点(合計点が90点を超えたときだけ)
だからどうだというワケではありませんが、参考まで
ニューエン(独・28)が、個人総合はリオ五輪が最後になると話しています
・WAZ
10日の個人総合決勝が、事実上最後になりました。ロンドン五輪の個人総合で銀メダルなどのオールラウンダーですが、ここ数年ケガが続いたことや、あん馬がどうしても苦手なことが理由。年齢(9月で29歳)も関係があるかもしれません。
今後は3種目に限定していくそうです。
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ドイツ男子は若手が少なく、今回代表のうち最年少はダウザー(23)で、決して主力とはいえません。今回出ていないファーリヒ、ヘルダー、クリマー、ユルシュらも25~30歳前後で若手とはいえず、今後の世代交代が注目されます