W杯シュツットガルト大会(DTBチームチャレンジ、3月18日~20日)に出場したギリシャ男子のレポート
・ギリシャ体操連盟
いつもながら写真が大きく、わりと情報も迅速。
プレ五輪に出場予定の2名が団体戦の混成グループで演技。順位はつきませんが、プレ五輪を想定して全種目おこないました。
マラス 83.600
イリオポウロス 80.850
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コーチによりますと、マラスの得点は五輪出場権を得るには十分だろうとし、イリオポウロスも期待以上の出来、と満足げ。プレ五輪後は欧州選手権(5月・ベルン)で最終調整へ。五輪出場を決めているペトロウニアスは練習だけおこないました(余裕の表情ですね)
なおワタクシの勝手な試算による当落ラインは、83.500(ちがっても知りません)
カナダでおこなわれているカルガリー大学国際杯(3月17日~20日)の男子3か国対抗戦の結果
・大会サイト
1. 米国 346.750
2. 中国 341.750
3. カナダ 340.90
米国 ルジェリ、ペネフ、キンブル、マエスタス、ボック、ワッツ
中国 DU Yixin、GU Baisen(古柏森)、MU Jile、JIN Huanzhang、HU Xuwei(胡旭威)、WANG Peng(王鵬)
カナダ ペイン、カチア、スミス、ローラン、スカシー、イケダ
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リトウィン(カナダ)はひざのじん帯を痛めているそうで、出場せずテレビのコメンテイターをつとめたそうです。カナダ男子はプレ五輪代表候補が多数いるため、はずれる可能性もモーガン(カナダ)は個人での出場でした。カナダはこのあとさらに選考会を実施し、代表を決めるとしています。
ハンガリー女子のプレ五輪(4月16日~18日・リオデジャネイロ)代表が確定しました
・ハンガリー体操連盟
ノエミ・マクラ(18)
ゾフィア・コバチ(15または16)
コバチはシニア一年目で、昨年から期待されていた選手。先日のオーストリアチームオープン(5日・リンツ)ではスタイングルーバー(スイス)を抑えて個人総合優勝(56.250)ベテランのボゾゴ(24)ははずれました
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イスラエルはシャティロフ(28)に決定。最近では全盛期の力が見られず、80点台後半を出すことはできずにいますプレ五輪への調整としてW杯シュツットガルト大会(DTBチームチャレンジ、開催中)に出場していますがやはりふるわず、「がっかりな結果」と書かれています
・Walla!
プレ五輪(4月16日~18日・リオデジャネイロ)団体出場が急きょ決まったベルギー男子は、あわただしい状況
・ベルギー体操連盟
数週間前に「ベラルーシ辞退=>繰上げ出場」の知らせを受け、五輪団体出場へ向け再始動。W杯シュツットガルト大会(DTBチームチャレンジ、開催中)に8名を2チームに分けて出場させ、選考材料に。団体戦ですが、全種目おこなった選手のうち上位3名を代表にすると前もって決めており、
1. ベルベイス 84.600
2. ゲンゲス 83.250
3. ケニス 82.700
の3名が代表に決定残りの3名と補欠1名は、国内選考会のあと4月上旬に決めるとしています。フランスやオランダなどとちがい対抗戦などもろくにおこなっておらず、あわただしさが感じられます・・・
<ここまでの流れ>
2015年10月 世界選手権で団体17位、五輪団体出場が消える
2016年3月 プレ五輪代表候補を3名ほどにしぼる
同上 ベラルーシ辞退、繰上げ出場が決定
同上 代表候補を10名ほどに拡大、ホームページ用に写真撮影(そんなことしてる場合か)
同上 W杯シュツットガルトで3名が代表に内定 <= 今ココ
3月、4月の国内選考会後、残りの代表と補欠決定へ
W杯シュツットガルト大会(DTBチームチャレンジ、3月18日~20日)は18日、男女予選をおこないました
・大会サイト
<男子団体予選>
1. 英国 262.250
2. ブラジル 258.050
3. ドイツ1 257.800
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5. 日本 255.850
予選上位6チームが19日の決勝へ進出。上位チームが代表クラスを揃える中、若手だけの日本は十分力をみせました
英国 ベインズ、トーマス、ウイルソン、トゥロック、ホール
ブラジル バルボサ、バレート、ササキ、マリアーノ、ビテンコート
ドイツ1 ユルシュ、ヘルダー、ダウザー、トーバ、リーブリッヒ
日本 谷健太朗、竹中貴一、府殿大佑、北村郁弥、荒屋敷響貴
なお器具はシュピート社。