人狼プレイ目録

人狼物語~月狼国~に関しての記事や、長期人狼をプレイした中で思ったことを纏めてます。

コラム「村人の保身を利用する」

2020-01-24 06:57:56 | 狼について
人狼関連のメモを見直したら、以前ツイートした物が残っていたので、少し手直ししてこちらに纏めておきます。




疑われると身構えてしまいがちなタイプは、終盤自分がSGになりそうと思った時に、二つに分岐する。
最終日前に自分を処理させに走るか、保身の為に吊れる先を吊っていくか。
後者のタイプなら、良き理解者になって落ち着かせつつ、村人達を吊ってくれるのを見守れば良い。
狼時は御しやすいと言える。

自分が安全域に居ない状況下において「冷静に狼を探せる人」というのは、実は結構少ない。
どうしても、保身にリソースが割かれてしまう。
だから、灰狼時の終盤は自分以外で白決め打てる灰なんてのは、作らないのが一番。
冷静な観察者なんて作ったらダメだ。程よく疑いを分散させよう。

「保身」がそれぞれに芽生えてくると、どうしても「敵対関係」が生じがちになってくる。
たとえ黒く見ていない相手でも、終盤自分に吊り票を投じそうとなれば、邪魔になるものだ。
拗れれば、「自分をSGにしようとしている狼なのでは?」という疑念も浮かぶだろう。

結論。狼時、灰の中で安全域なんてものは作らない。
もし出来てしまった場合、自身に有利に運べそうにない場合は、さくっと噛んでしまっていい。
冷静な観察者の目線も、仲裁役も、ない方が狼有利に働くに決まっている。

誰かが安全域にいて、なかなかその位置が落ちない場合は、やりあっている灰達を落ち着かせる一方で「この中に本当に狼いるのか?」と首を傾げておこう。
「これ、村同士のいざこざなんじゃ…」とワンクッションを置いた後、安全域に目線を向ければOK。
傍観者スタイルの狼として塗れるようになる。

自分が安全域を取れそうな場合は、容赦なくその位置を確保しに行こう。
最終日への見通しと各灰の力関係を見て、最終日まで誰を吊って誰を残すか計算してみる。
最終日に残す灰には、自分が理解者ポジションとなれればいい。

もし進行的に確白が残りそうな場合は、仲裁している様子を見せつつ、「苦労している印象」を取らせるといい。
それがあるだけで、傍観者印象が大分薄れる。
誰よりも必死になって、時には確白にヘルプを求めたり「お前もなんとかしてくれよ!」と強めに言うくらいでもいいな。

疑惑が向けられている灰というのは、どうしてもその足元は崩れやすい状態。
だからこそ、「自分がその足場を固めて」しまえば、相手からは此方は吊りにくくなる。
こちらが居なくなると、相手の身も危うくなるからだ。

という感じで、保身に走る灰は狼時は相手しやすいとも言えるのだよねぇ。

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コラム「狼時の振る舞いについて」

2017-08-01 02:01:22 | 狼について
狼探しの観点は、見る人の数だけあります。

白い人を非狼と見る者。
癖のある人を非狼と見る者。
見る側によって、様々ではありますが。

大きく二分すると、
”白い相手”を村人と仮定し、消去法を含めて黒い相手を探す。
いわば、村人は白く、狼はそうではないと位置づけて見る者と。
”白い行動は狼でも出来る”として、安定性や村利発言を非狼とはせず、それ以外の観点から見る者とに分けられます。


それを踏まえた上で、狼時の振る舞いについて考えてみましょう。



■第一段階。
まずは、「違和感を消す」

露骨に黒い要素があっては、黒要素を素直に狼と位置づけるストレートなタイプに、ロックされかねない。
尻尾を隠し、村人に混じって違和感なく振る舞えるように。

ポイントとしては、
①自分が村人の時にはどう行動していたか、村人経験をいくつか積んでみて、その時の思考を思い出せるようにしておく
②狼だからと物怖じせず対話できるようにする

黒視される大きな理由は、村人思考との剥離と、潜伏由来の一歩引いた態度。
ここ二点を消せるようになると、黒ロックからは逃れやすくなるでしょう。



■第二段階。
「自分という人物を安定させる」

突然性格が変わったようになったり、強気に決め打ち主張をしている相手が突然弱気な希望を出してきたら、皆不思議そうに首を傾げることでしょう。

③基本的には、なるべく人物に一貫性を持たせるように。
④人物像から外れる時は、重要なタイミングを見計らう。

まずは初動いくつか発言してみる。
自分という人物がどういう方向性を持っているか、周囲からどう見られているか。
自分の発言、周囲の反応から、そこを一度考えてみましょう。

以後の発言は、「基本的には」そこから大きく外れることがないように。
大きく外れる時は、逆に、重要な局面となります。

協調性を大事にしている人が、真贋で村が揺れている時に、突然強めの主張をしてきたとしましょう。
それが「村にとって大事な時」あるいは「当人にとって譲れない時」であれば、一貫性から外れたと見られるよりも「その人にとって、それだけその主張が大事なのだ」と受け取られます。
そういう時は、逆にアピール時でもある。

基本は外れないようにしつつも、外れる時は「外れる局面である」ことを意識して、主張を強めに振る舞ってみましょう。



■第三段階。
「発言で印象を稼ぐ」

考察でも、戦術・戦略話でも、どういった話題でも構いません。
貴方が「しっかりと村を見て」「狼を探している」と思わせるか。
あるいは「その村に即したやり方を考え」「狼を追い詰めようとする思考を持っている」と思わせればいい。

戦術話ならば、①を軸に。
これも実際に村を経験して、色んな考え方を覚えていくといいでしょう。

考察ならば、大事なのは「相手を見る」こと。
そして、他者から「確かに」と思わせるか、当人に見せる場合は投影出来る像を見せられれば望ましい。

ポイントは
⑤結論ありきになってしまわないこと(要素あってこその考察とする)
⑥要素が取れたなら、主張としてしっかりと盛り込む
⑦考察にはわかりやすく結論を添える
⑧文章を綴る中に、自信の意思や感情を盛り込む
たとえば、戦術的な提案ならば、説得の中に熱意を見せる。
考察ならば、対象者への興味を持ち、「人を知る」ことを楽しげに見せる。

よく狼視点で他者の考察が出来ないという人を見かけますが。
狼であっても、相手の非狼は知っていても「相手がどういう人か」は知らないはずです。
そこに興味を持ち、「あなたはどんな人?」という好奇心を、狼を探しているとすげ替えてしまいましょう。

楽しげに相手を探り、「この人はこういう人か」を掴めたならば、「だから××だと思う」と結論まで繋げる。
これがあれば、色を知る為に相手を探っていたのだと他者に見られやすい。

黒考察が苦手な人は、狼視点の黒考察は村人達のあら探しだと思えば良し。
それでも悩むようならば、
・自分の意見と違うところ
・相手の意見の切り替わりポイント
・夜明け、決定まわり、COまわり等要所要所での相手の反応
・相手の全体的な印象
これらを見直してみよう。

・自分の意見と違うところ
→どうしてこうなるの? 私はこうだと思うんだけど
→なんでそうと言い切れるの?

・相手の意見の切り替わりポイント
→今まで××と言ってなかった? なんでそうなった?
→(理由を踏まえた上で、それが他者の意見にあわせたものであれば)追従ではないか?安易に他者の話に乗ってはいないか?

・夜明け、決定まわり、COまわり等の要所要所での相手の反応
→(反応が大きい場合は)大げさに作ってはいないか?
→(反応が淡泊な場合は)反応が薄い。予め知っていたからではないか?
※両方とも、村全体の反応と比較して対象の反応が極端なほど良い。
ただ、強反応の場合には、それを逆に非狼的と見る人も少なからず居るので注意。
反応が弱い場合は、相手の人物像等と絡め、悩む様子等を盛り込むと良し。

・相手の全体的な印象
→(強気な人ならば)強誘導に出ている狼の可能性はないか?
→(大人しめの人ならば)溶け込もうとしている狼ではないか?
→(弱気な人ならば)周囲にあわせようとしていないか?
→(社交的な人ならば)好意を振りまくタイプの狼の可能性は?
※どれも度を過ぎると黒塗りと取られます。
あくまで「そういう狼の可能性は?」と検証を始める形で。
もし誰か対象者に白を取っている人が居るならば、その人に検証を投げてはいけない。(反論から、相手の白固めをされることが予想される)
相手の色が取れていない人、あるいはあまり白視していない相手と共にやるようにしましょう。


どれも、「まず要素ありき」で、かつ「一見、説得力がある」ことが大事。
厳しいようならば、無理に塗らずとも大丈夫です。
そうせずとも、終盤になれば自然と狼候補が狭まってきます。
灰が少なくなれば、白い相手を除外していっても、狼が作れます。
「この人が狼じゃないか!」と詰めたならば、そこから色々と膨らませてみましょう。

考察・主張をする時には、③④も忘れずに。



■第四段階。
「対話で他者に取らせる」

他者との関係性を築くことは、長期人狼においてとても大事です。
GSが同じくらいの相手が二人いて、どちらかを吊るとなれば。
きっと、自分と話が出来る相手、気の合う相手を残そうとする人が多いでしょう。
人は知らず知らずのうち、好意に影響を受けているものなのです。

⑨自分側からも、村を、そして村人を好きになる
好意を持てば、相手からもそれが返ってきます。(好意の返報性)

⑩何度も会話を持つことが大事
繰り返すことで、自然と相手との関係性が築かれます。



■第五段階。
「尖ったところを作る」

安定性ばかりでは、普通に「こういう狼もいるよね」と言われて終わります。
あえて目立つ角を作ってみましょう。

基本的な考えは第二段階の④で書いた通りですが。
自分の主張の中で、特に強く押せるところを作ってみる。
そこを軸に推理をしていると思わせられれば、極論でも案外通るものです。

狼をやっていると、周囲の様子や見られ方を気にして主張が弱くなったり、他者にあわせる形になったり、疑いが弱くなったりしがちです。
疑われることを恐れず、「自分はこう思う!」という部分をいくつか作っておきましょう。
それが真実でもでっち上げでも、どちらでも構いません。
「自分が村人としてそう思っている」と理屈が通せるならば、それが貴方にとっての真実となります。

狼時に陥りがちなのが印象が薄かったり、誰をどう見ているか他者に伝わらなかったり、疑い先が行方不明になること。
強い主張を持てれば、「この人はこう思っているんだ」と他者に印象付きます。
それだけでも、大分違ってくることでしょう。



■第六段階。
「さらに踏み込む」

ここから先は、どんどんと「魅せていく」「取らせていく」部分になります。
基本は、取ってくれたらラッキー。
誰も拾ってくれなくても、それはそれ。
数打ちゃ当たるくらいの軽い気持ちでやっていきましょう。
何かしら、芽が出ることもあるものです。

⑪過去の発言に繋げられるところはどんどん繋げていく

「なるほど、あの時はこう思ったけど、これはこういうことだったのか」
「やっぱりこの人はこうだよなぁ」等々。
ただ「こうだと思う」というよりも、「過去にはこう感じたけど~」というバックボーンを見せることで、「継続して考え続けている」「対象について、ずっと考えていたんだ」と周囲に思わせることが出来ます。

一貫性はストーリー性に繋がる。
「この人はこういう人」「この村でこう考えて動いている」と相手に取らせることが出来れば、それは「村人像」として相手の中に強く印象づけられるのです。


⑫他者を揺さぶる

第四段階にて取らせた部分から、更に発展させる。
ただ相手と仲良くなる、懐柔するだけでなく、此方が「非狼である」と思わせるようになる。
時には相手のことを「こいつ本当に人間で大丈夫なんだよな?」と疑って見せることも大事です。

ただ仲良くなるだけではなく、「相手にとって自分は必要な存在」となれれば何より。
自分側からも相手を必要として見せるのは当然ですが、ただ懐柔と思わせない為にも、「相手を見極める姿勢を見せる」なり、「相手が狼だったらどうしようという不安を滲ませる」ことも大事。
あくまで滲ませるのは、不安程度で結構です。
下手に強く出し過ぎて、相手から「自分をSGにしようとしているのでは」などと取られてしまっては、元も子もありません。

適度に匂わせて、程よく引き上げる。
この塩梅が重要となります。





最初に白要素を見るか、非狼要素を見るかという話をしましたが。
第一、第二、第三段階はこの「白要素」を作る段階となります。
第五段階は、「非狼要素」を作る段階。
第四、第六段階は、上記に加えて”自分を吊らせにくくする”為の段階となります。

ただ白く振る舞うだけでは、「白いだけなら狼でも出来る……」と言われるのがオチ。
そこから更に、見せられる部分を作る。
他者との関係性を構築して、吊られないようにする。
そういった過程が必要となってきます。




①村人時の思考を思い出す
②狼だからと物怖じせず対話する
③人物に一貫性を持たせる
④人物像から外れる時は、重要なタイミングで
⑤結論ありきになってしまわない
⑥要素が取れたなら、主張としてしっかりと盛り込む
⑦考察にはわかりやすく結論を添える
⑧文章を綴る中に、自信の意思や感情を盛り込む
⑨自分側からも、村を、そして村人を好きになる
⑩何度も会話を持つことが大事
⑪過去の発言に繋げられるところはどんどん繋げていく
⑫他者を揺さぶる



上記はあくまで私のやり方ではありますが。
他の皆様からも、コツ等ありましたら是非お教えください。
特に私個人としましては、白く見せるコツよりも「非狼印象」を稼ぐコツが欲しいところであります。

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ちびっこ狼のための赤講座・4 ~まとめ~

2013-08-19 15:04:49 | 狼について
基本的な部分はでだいたい書いた気がする。
後は「こんな時どうする?」というのを、ちらりほらりと。





◆更新後の反応

これは襲撃が通った時と、GJによって阻まれた時がメイン。
たまには意図的に襲撃をなしにしたりとかもあるかもしれない。

大事なのは「夜明け前に、パターン想定して思考の作り込みをしておく」こと。
襲撃先を考え、通った場合とGJが発生した場合、両方のパターンを考えておく。


・GJ発生時

GJが出た場合、村人なら当然嬉しい。
狩/非狩透けは気にしながらも、やったー!とか狩人すげー!とか、そんな感情が出たりする。
村人たちは、そういった感情発露を即時容赦なく出してきます。
狼もそれに乗れなくては、重さを取られることになりかねない。

GJは狼にとって悔しいもの。
でも、白ログでは「村人を装う」必要がある。
だからこそ、赤で悔しがるよりもまず先に、村人になったつもりで表で喜びましょう。

大丈夫。GJが出ても、詰みとならない限りはまだ諦めるには早い。
もし詰みやそれに近い状態となったとしても、一人でも多く村人を騙したいじゃないか。
だからこそ、悔しさは押し殺して村人として振る舞おう。



・襲撃が通った時

まずは、「誰に襲撃セットしたか」による。
重要なところを襲撃成功した場合。(おめでとう!!)
村側だったら落胆したり、うわーって声が出たり、そんな反応になるでしょうか。
意表をついた噛み先の場合は、なんでそこ?ってなったり。

大事なのは、「村視点で考えた時に、その相手が襲撃されたらどういう感想を抱くか」を「更新前に考えてみる」こと。
過保護村3では「思考背景の作り込み」と説明していた。
これ、狼をやる時全般で重要になる思考なのだけど。
村人たちは進行に素直に反応して、その都度感情を出す。
でも狼は事実を知っているだけに、その感情部分は「自分で作らないといけない」んだ。

だからこそ、反応をする時に村人ならどう感じるかを考えて、その感情に基づいて発言を書く。
ただ書くよりも、どういう気分のはずかを考えて書いた方が、発言に自然な感情が乗りやすい。



村人は夜明けに襲撃を見て、咄嗟に反応を落とす。
でも、狼は誰が襲撃されるか、あらかじめ知っている。
だからこそ、前日のうちからリアクション考えておくといい。



襲撃そのものに関しては、ここを参考に。

狼時の心得





◆占われる場合

占いを無理に避けようとすれば怪しまれるし、難しいよね。
真から占われたら、必ず黒が出る。
稀に、狂人から誤爆されたり、狼騙りに指示して黒を出させることもある。
更新後反応のところで書いたように、「あらかじめどう思うか」を考えておくことが大事。

自分が真と信じていた占い師から黒を出されたら。
その相手が偽と判明したわけで、そりゃ驚いたり騙されたーと思ったり、すげぇ!と感心したりもするでしょう。
偽と思っていた占い師から黒を出されたら。
あぁ、やっぱり偽だった。自分をSGにしようとはいい度胸だ!と思ったりとか。(ちょっと強気。ここはまぁ、各人の性格やRP次第で…!)
そういう「どう感じるか」という部分を考えておけば、判定を出されても自然に感情が出せる。

それまでの考察と繋げる形で、「判定を見た自分がどう思うか」を想像しておこう。


占われた後は、こことか参考に。
偽黒への対処について

狼視点だと、さらにやることはシンプルですね。
真占を偽とすること。
そして、自分は偽占によってSGにされているということを村にしっかり伝えること。
騙り占いが生存しているなら、その相手を真と見て、一緒に狼を探そうとしたり。

黒を引いた真占は、推理の材料を得てパワーアップすることがしばしばあります。
こちらもギアを上げて議事に臨みましょう。
真占を真決め打たせる流れになっては、面倒なことこの上ない。
黒出されても、相手を吊り返すくらいの気構えで行こう。

早期に黒出されると、吊られることは確かに多い。
でも、その場合でも黒を出された人が白く見えれば、真占への信用はそれだけ落ちる。
もしライン戦ならばそれだけ自陣営のラインが有利となるし、吊られて確霊の判定が落ちるという場合でも、がんばればがんばっただけ真占から護衛が外れやすい。

がんばろう。




◆吊られそうな場合

LWなら、吊られないようひたすら足掻く。

LWではない場合。
残る仲間のことを考えてみよう。

ライン戦の場合、やはり自分の白さが大きく関わってくる。
また、霊不在の場合も、自分が白ければそれだけ狼視されなかったりもする。
自分が狼視されて吊られた方が仲間が白くなるなら、それはそれでありだ。

赤では仲間に色々お話をしておくといいよ。
そこから先の襲撃筋とか、これからどうしたらいいかとか。
墓に行ってからは、相談が出来なくなる。
地上に残る仲間は、それから自分だけ/自分たちだけで考えなきゃいけなくなるんだからね。


もし吊られ際に白くなりたいなら、私なら「自分が吊られるのは仕方ない。吊り縄使わせてごめん。でも、村の為にめいっぱい情報は残す」という姿勢で臨むかなぁ。
どういうタイプを白く見るかはそれぞれでもあるのだけど。

うまく偽装したいなら、過去ログを潜ってきてみるといい。
反応偽装を考えた場合、過去ログは資料の宝庫だ!!!
「この人白いなー」と思う人の反応をどんどん取り込んでしまおう。




◆終盤の殴り合い

殴り合いに臨むにあたって。
まずは、一度議事録を読み返してみよう。

自分の発言を見て、「どんな自分であるか」を見てみる。
他者の発言を見て、「自分はどんなイメージを持たれているか」を見てみる。

前者は、発言に一貫性を持たせるため。
それまでの自分と大きく変わっては、そこで違和感を取られるから。
自分がそれまでどういう風に思考開示していたか。
そこは確認した方がいい。

後者は、相手が自分をどう見ているかの確認。
さらに掘り下げるなら、「自分のどういうところを白く見ているか」まで探ることが出来れば、なお良し。
それは「相手から自分への評価ポイント」でもあるんだ。
アピールをするなら、そこを強めに押し出すといい。

そして、村全体を見てみる。
誰が疑われているか。誰が白く見られているか。
発言力があるのは誰か。そういった判断も、また大事。

一番いいのは、自分が「判断する側」に回ること。
それが出来れば、最終日はまず勝てる。
その位置をキープしながら、村人を吊ろう。

それが出来ない場合、それまでの疑いからの変遷も大事だが、同時に人間関係も重要になってくる。
自分の票だけでは勝てないからね。
村人を吊る為に、他の誰かと票をあわせる必要がある。
「誰かを自分の味方につける」為に、「その相手に自分が人間と信じてもらうこと」そして「人狼が他にいること」を伝える必要があるんだ。
その為に、先の分析がまた重要になる。


最終日にすることは、まぁ簡単。
判断材料は初日からほぼ出揃っているし、それまでの推理の積み重ねもある。
自分の白さを保持しながら他灰を判断し、狼と思う先を吊る。

自分が疑われていて吊られそうな場合でも、最後までがんばることで道が拓けることもある。
最後までがんばろう。





わりと抽象的になってしまったな……。
具体的な話があまり出来なくて、申し訳ない。

「こんな時どうすればいいんだー」というのがあれば、言っていただければと思います。





その1
その2
その3

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ちびっこ狼のための赤講座・3 ~考察について~

2013-08-10 13:00:41 | 狼について
基本はここに書いた通りなんですよね。
同じ文章ですが、再掲。


・陣形は確定するまでわからない
・灰の色もわからない
・片占い、斑の考察は占い師の真贋と連動させる
・「結果からの考察」にならないよう気をつける。考察は前から。(結論ありきの考察にならないよう注意)
・どんな情報が「確定しているか」を常に確認する。村視点での非確定事項には要注意



◆考察

気をつける事は、「結論ありき」にならない事。
狼は、村人の白黒を知っている。だからこそ、結論ありきになってしまいがち。

まずは、白ログから要素を拾う。その上で色付けを行うべし。
「議事を見て」→「相手の白黒を考える」
この思考順が大事。白い相手を白いと説明するにせよ、そう思うだけの「根拠」を「ログから」説明する必要がある。
(今回みたいなID公開だと、まぁ中身要素とかも加わってくるんだけどね。あくまで、通常村の場合)

考察をするにあたり、状況把握は必須。
片占いや斑を判断するなら、そこに色をつけた占い師の信用とかも連動させるべし。





プラスして、いくつか最近思う注意点をば。


1.自分のそれまでの思考は常に確認しておく
2.その村での自分の性格発露と内容をリンクさせる
3.「時期」によって、姿勢を切り替える
4.あくまで「精査する側」であり、「精査している」という姿勢を見せる




●1.自分のそれまでの思考は常に確認しておく

村人なら常に考えているので、相手の印象を忘れることはない。
でも、狼の場合は最初から答えを知っていて、その都度発言を作っている。
思考の連続性というのは村人よりも薄れがち。
狼を探す時は、私も思考の変遷などを辿ったりもするものです。

だから、狼の時ほど「それまでの自分の思考を常に確認する必要」がある。
それまでの自分の思考を土台に置き、そこから考えを変化させる。
「思考の変化(or継続)の過程/様子」を見せる。

思考がぶつ切れの状態では、なんでそうなったのかと勘ぐられたりする可能性があります。
そういうのが無いように、「それまでの自分の思考の確認」はしっかりと行っておきましょう。

毎日「脳内GS」や「脳内一行評」を作って、メモしておくのも手。
「自分はこの相手に対してこう思っていたはずなんだ……!」というのを常に確認出来るようにしておきましょう。



●2.その村での自分の性格発露と内容をリンクさせる

人それぞれ、性格というものがあります。
また、RPによっても印象が違っていたりもする。

たとえば、口調がきつめでさばさばした人の考察が、弱気だったりしたら。
それだけで、違和感を取られかねない。

考察出しをするにしても、「楽しそう」か「冷静」か。
「決め打ち気味」か「慎重」か。
「断言的」か「判断の余地を残す」か。
そういった「見せ方」を考えるのも、また必要になってきます。

自分がどう見えているか、それを一度考えてみる。
その「自分像」にあわせて、考察の出し方を練ってみましょう。



●3.「時期」によって、姿勢を切り替える

2とも被る部分ではありますが。
序盤は情報が少ない故に、手探りとなるのは自然なことです。
でも、終盤は違う。
考察の「見せ方」も、それにリンクさせる必要が出てきます。

どれだけ慎重な人でも、最終日にはある程度相手を定めて推理を固めていることは多い。
最終日くらいになると、迷いはエッセンス程度で。
それまでの積み重ねから、推理はある程度固める、くらいでいいんじゃないかなと思います。
逆に、序盤から推理をしっかり固める人は、どちらかというと少ない印象。
ここは、2で書いた性格部分とも関わってる部分ですね。

その時の段階が「手探り」「情報集め」か、それとも「詰め」なのか、そういった「今はどういう状況か」というのを一度考えてみると、どんな考察を書けばいいかが自然と定まるかなーと思います。



●4.あくまで「精査する側」であり、「精査している」という姿勢を見せる

考察を強めの断定調で書くと、迷いが無いという印象を持たれたりします。
2で書いた強気な性格だったり、3で書いた終盤ならばいい。
でも、それ以外の場合は「考えている様子」「悩んでいる様子」を織り込むことも、一つの手になります。

相手の黒要素を並べる、黒説得するという時ならば、黒前提で書いてるのは自然ではありますが。
そうではない時に「相手黒ありき」で書いていると、結論ありきのように取られることもある。

大事なのは、自分が村人の時はどうかを思い出してみる。
相手が狼だろう!と思っても、どこか不安がつきまとうものではないかなーと。
自信がある人もいれば、そこまで自信の持てない人もいるでしょう。
自信が持てない人は、そういった「自分が村人の時の感情」を思い出して、時にはそういう迷いを見せるのも良い。

結論が曖昧だと、疑い先を操作している狼に見える。
なので、結論はあまり濁らせない方がいい。
でも、検討過程は色々見せた方が、複雑に考えている「人らしさ」を見せられるかなと思います。

精査はじっくりと、結論はなるべく簡潔に。
これを心がけていきましょう。



こんな感じかなぁ。
いつも考察を書く時は何も考えずに筆を走らせるタイプなので、なかなかコツが纏められない。

狼視点の考察、難しいですね。
基本は粗探しだけど、粗探しに見えないように。
がんばろう。





その1
その2
その4

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ちびっこ狼のための赤講座・2 ~対話について~

2013-07-19 15:17:57 | 狼について
1はこちら



■STEP5■「対話について」

誰かと話すということは、相手に自分を印象付ける上でとても有益。
ただ、気を抜くとボロが出やすい部分でもある。

ここでは個人的に思うコツのみを纏めさせて貰うね。
(順序だてて説明するのが面倒になったとかまさかそんな)


1.対話相手に対し、構える必要はない
2.精査するのは相手だけではない。自分からも精査姿勢を見せる
3.確定役職以外、相手は人間か人外かはわからない
4.自分の意見はしっかり持つ
5.同時に、相手の意見も考えてみる
6.対話は楽しいもの。大事なのは「好奇心」「納得」「感心」といった感情
7.質問をする時は「気になる!」という「要素ありき」で



●1.対話相手に対し、構える必要はない

いわゆる「防御感」というものを取られない為のもの。
村人だったら、後ろめたい部分は何も持っていないはず。
ならば、狼でもそれを装って、堂々としていればいい。

一番痛いのは、その「防御」している様子を怪しまれること。
これが一番狼っぽく見える。
多少のミスはわりと言いくるめられたりするので、怖れることなく肩の力を抜いて回答に臨もう。



●2.精査するのは相手だけではない。自分からも精査姿勢を見せる
●3.確定役職以外、相手は人間か人外かはわからない

もし貴方が村側の場合。
対話している相手の色は当然わからないから、自分からも相手の色は気になるはず。

狼だと、相手の色は最初からわかっている。
だからこそ「知りたい」という欲は薄れがち。
でも、それじゃダメなんだ。

対話の切欠は疑問解消だったり、何気ない話だったりと色々かもしれない。
でも、村側ならその根底には「狼を探す」という目的が隠れている。
つまり、村人を装うなら「自分も探すという姿勢を見せる必要がある」わけだ。
ただ受身で対話をするだけでは勿体ない。
相手の色を探り返す、くらいの心意気があるといいな!


そして大事なこと。
話し相手が確定役職でなければ、「相手が村人かどうか、自分は知らない」はずなんだ。
うっかり相手が人間前提で話をしてしまわないように。

狼は情報が多い。
だからこそ、情報を持っていることを気取られないように注意することが大事。

慣れないうちは、しっかりと「村視点の情報」をメモしておくといい。
占い判定はどうなっているか。現在の状況まとめみたいな感じ。
基本的なことだけど、視点漏れ防止のためにとても大切なこと。

視点漏れは本当怖いから、逐一「村視点情報」を確認しようね!



●4.自分の意見はしっかり持つ
●5.同時に、相手の意見も考えてみる

対話の切欠というのは、考え方の違いが切り口となることが多い。
そういった時に「自分の考えはこう」と、はっきり固めておくこと。

村人ならば、推理してその思考が発言に出る。
でも、狼はその推理という過程が入らないから、考え自体があやふやだったりすることが多い。
「自分がどう思ってこの案を推したか/この意見を出したか」
そういう部分は、推理のかわりにしっかり作り込む必要がある。

あと、狼は持論が薄めで場にあわせることを優先するが為に、こだわりが薄くなったりすることもまま見られる。
そこも、自分が村人であればどう考えて、どう主張したか。
一度考えてみるといいな。


相手の意見についても、真剣に持論と比較して考えてみるといい。
ただ相手の意見に流されるのではなく、本気で検討する様子。
そういった部分を取らせることが出来れば、それが一番。

誰かの意見に簡単に流されると、狼的な行為と取られる可能性もある。

村側ならば、持論に対し別意見をぶつけられた場合に
「まず検討」して、それに「納得」できたら「賛成」を表明する。
「検討」しても「納得できない」場合は「反論」をすることになる。

こういった「思考過程」も大事。


簡単な例を説明すると

持論「FO希望」
対案「占い師が3人いるから、護衛幅を考えて霊能者は初回投票COで」

持論に対し、こんな意見がぶつけられたとしよう。
で、対案に対して同意する場合。

自分「霊は初回投票COにするの? じゃ、霊能者COは回さないでおこう」

この返答と

自分「護衛幅か。確かに3-1になった場合、襲撃怖いな。じゃ、俺も霊の初回投票COに賛成しよう」

この返答、どちらがより過程が見えるか。
後者は「思考」「納得」という過程を盛り込んだつもりだったりします。

村人ならば、常に「ふむふむ」と頷いたり、「え? そう?」と首を傾げてみたり。
そんな所作みたいのが、自然と滲み出ることはある。
狼の時にも、、そういう部分を意識して入れられたらいいね。



●6.対話は楽しいもの。大事なのは「好奇心」「納得」「感心」といった感情

上記と近い部分なのだけど。

情報の少ない村人にとっては、議事録には「新たな発見」がいっぱい転がっているわけだ。
故に、知りたいと思う姿勢が出たり。
誰かの話を聞いて、なるほどと納得したり。時には感心したり。
または「いや、それ違うだろ」となることもあるかもしれない。

そういった「発見」に付随しての感情というのが、常にある。

決してオーバーにやる必要はないんだ。
ただ一言「おぉ、そうかwww」でもいい。「んー、微妙」でもいい。
自分が考えもしなかった意見が出てきた場合は、「なんでそう思うんだ?」という一言でもいい。
自分の言葉で、その時に受け止めたことへのリアクションを考えてみるといいよ。



●7.質問をする時は「気になる!」という「要素ありき」で

「質問をしよう」という意識が先に出ないように。
「気になるところがある」→「だから質問する」この過程が大事。

質問の為の質問になってしまうと、逆にそれは黒視される材料ともなる。
また、そういった質疑の様子がフィードバックされるかどうかというのも、見る人は見る。

考察でも質問でも、まずは「要素」を見つけてから踏み込むことが大事。
アピールの為では黒く見られてしまいます。
疑われない為には、しっかり村側と同じ順を踏んでいくのが一番。






■STEP6■「考察について」「襲撃について」

この二つの項目については、ここに書いたことほぼそのままだなー。
腹黒いこと書いてるけどね。



真占に黒を出された時については、ここを参考にして貰えれば。
偽黒の場合という記事だけど、まぁ真黒でも。うん。


続く。



その1
その3
その4

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