人狼プレイ目録

人狼物語~月狼国~に関しての記事や、長期人狼をプレイした中で思ったことを纏めてます。

コラム「うそつきを探せ!」

2013-12-26 21:21:11 | コラム
今回書いた内容は、該当村を読んで貰わないとわかりづらい部分がちょこちょこ混ざっております。
ブログの内容を一読しただけでは伝わらないかもしれません。
お時間の無い方には申し訳ないです、と予め。





自分の中で印象深い村、というのはやはりあります。
私にとって、ぐた73は色んな意味で印象深い。

その中でも、一人のプレイスタイルがとても面白かった。
ぐた73村のジラント。
読んだことのない人は、是非その発言だけでもざっと見てみて欲しい。
当時まだ人狼で心理学とかそういった部分を導入することなど考えていなかった私にとって、とても新鮮でした。

発言については、詳細は村を見ていただくとして。
私もこの村にいたのですが、こんな感じで質問を受けました。

回答する時、はて、どうしよう……と考えてしまった。
(実際の私=サンドラの回答や思考、役職は、そちらも村を見ていただくとして)

当人の質問意図はこのような感じでした。

なるほど、答える際に構えたりすると取られるな、と。
逆に、何かを隠さなければいけない人は、「そこに嘘を盛り込む必要がある」のだなぁ、と。





こんな経験を踏まえて、自分も嘘つきを探そうーと最初に考えてみたのが、瓜824
この村は珍しい叫迷狂人という役職入りの村。

こんな感じに質問を投げてみました。

2狼2狂なのに、陣形は2-1。
少なくとも片方の狂人は潜っているという状態。

灰からの回答を見てみると、まぁ「ここ叫迷狂人はないだろうなw」という回答が取れる取れる。
取った要素の纏めなどは2d考察を見て貰うとして、
一つ例を挙げると、こちらなどは嘘をついている側の防衛反応は見えず、むしろわくわく感が取れてとても村っぽい。

うそつきを直接的に探すのは難しくとも、消去法で候補を絞る分には役に立つかな、という印象に。




次、使ってみたのは瘴狼入りの薔薇の下国旧鯖の252村。
瘴狼というのはここを参照。

という訳で、投げた質問はこんな感じ

この村でも、まぁクリティカルに取れたという程ではないけど、こんな感じにあれこれ要素拾ったりはしてました。
(まぁ、この村ある意味特殊な展開ではあったのですが…)






その後、自分が隷従されながらさらりと質問投げたりとか色々しつつ。(コホン)

一番直近で試してみたのは、瓜1189村。
辻占狂人入りの村だったりします。

という訳で、投げた質問はこんな感じ
返答一覧がこちら

私の分析は、対灰がこちら
占い師候補が
こちらと、こちらな感じに。

少しずつ取り方も慣れてきたかなぁ、と。



もしこの質問と回答で要素が取れそう、という方は是非分析してみてもらえると嬉しい。
個人的にはもっと使えそうなとこがありそうだなーと、あれこれ考えてはいるのですが。なかなか試す機会がない。





一番最初に自分が質問された時に思ったことでもありますが、これ「当事者なら嘘をつく必要がある」というのが質問の肝なのかなぁ、と。

嘘をつく必要がない人は回答がとても真剣だったり、楽しそうだったり。
返答に際して嘘をつかなければいけない立場の人は、一種構えてしまうようにも思います。


別にこういった質問に限らないのですが、質問を投げることで自分の知りたい内容を取る以外にも、「相手の興味・反応を見る」「相手が構えているかどうか」そういった部分も取れるのだなぁ、と。

質問とその着眼、細かいポイントなんかは
・質問
・ポイント
だいたいこんな感じだったりもする。
(まぁ、この時は質問投げてる本人が隷従者だったりするのだけど…)







まだこのやり方については、私自身が研究途中だったりします。
もし誰か分析してくれたり、使ってみたというのがあれば、お教えくださいー。

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確白時の村の見方について

2013-12-19 20:13:23 | 考察論
確白が苦手、という話は結構聞きます。
ここで言う確白は占い判定を出された人に限らず、共有や聖痕、確霊なども含みます。
所謂、まとめポジションに立つ状態ですね。

占い判定によって確白を保証された人ならば、そこに至る迄の過程がある。
でも、最初から白確定の立場だと、灰と同じ立場で触れ合うというのは潜伏してない限りは望めない為に、なかなか難しい。

そんな「確白の立場」での村の見方を、少し考えてみようかな、と。



まず、確白の立場であれば、「疑い」が向けられることはない。
故に、自分への触れ方で違和感を取るタイプの人は、動きづらいだろうなぁと。

懐柔なども考えられるので、自分への意見で灰や役職を判断は一概には出来ません。
他の部分から、対象の色を探りましょう。



・灰→灰の視線

対話部分、また考察部分とあわせて判断。

どの灰を、どう見ているか。
考察内容、その見方に作為はないか。
理由をもって、相手の色を判断しているか。
黒視理由、白視理由に説得力はあるか。

視線を向けていない灰はいるか。
放置している先に、それに足りるだけの理由はあるか。



・灰→役職の視線

CO状況、発言、状況と多角的に判断しているか。
真贋が内訳や斑の色などと連携して考えられているか。
判断する理由は説得力があるかどうか。



・役職→灰への視線

白視、黒視にしっかりと理由があるか。
●▼希望に、自身の能力を使うことが加味されているかどうか。
対抗とのライン、内訳等も視野に置かれているか。




「自分」に視線が向けられないのだから、「自分以外に向く視線」を読み取って判断しなければいけない。
他者同士のやりとり、また他者への評価など、細かく分析してみましょう。

他、進行への提案、村利発言など、色を判断する発言は多々あるかと思います。
個人だけでなく、全体も見られるとまたいいかな、と。




灰全体を見渡した時に

A)言及の薄い灰はいないか
B)喋れていない灰はいないか
C)評価の割れている灰はいないか
D)発言力のある灰はいるか
E)極端に黒視、白視されている先はいないか


以下、それぞれへの対処をざっと。


A)言及の薄い灰はいないか

所謂エアスポットという状況ですね。
そのまま判断つかずに村ならSGに、狼ならばのらりくらりと逃げられる可能性も出てきます。

言及が薄くなっていることを指摘して、他灰から対象者をどう見ているか、要素の取れたものはいないか、そういった部分を聞いてみましょう。

視線が薄くなっているところが出るのは、村としてはあまり良い状況ではありません。
気付いたら、なるべくそこに視線を向けさせるようにしてみましょう。



B)喋れていない灰はいないか

「喋れていない理由」にもよります。
時間が足りない、村と相性が悪い、当人が不慣れなど、色々な可能性はあります。

時間が足りない場合は、細かく議事を読み込むのは厳しいかもしれません。
そういう相手の場合は、「今どんな判断が欲しいか」を提示してあげられるといいかな、と思います。
灰吊りの日ならば、役職より灰をどう見るかを優先させる。
役職吊りの日ならば、真贋をどう見ているかを出させる。

「その日の方針」を元に「今、何が欲しいか」を伝え、時間がない中で「的確な要素出し」が出来るよう、助けられるといいかなぁと思います。


村と相性が悪い場合、その理由を探ってみましょう。
たとえば、黒考察で鋭い追求ばかりする人が、白取りばかりの中に放り込まれたりなど、色々なケースが考えられます。
状況考察がメインの人が、発言から要素を取ることを求められた場合なども、序盤は動きづらかったりなどします。

「その人がなぜ動きづらいのか」
まずは、ここの解明から。

そこの予想がついたなら、「当人の得意なやり方で」一度やらせてみるといいかな、と思います。
それでしっかりと判断が出てくるようなら、焦らず当人のペースでやらせても良いかと。


当人が不慣れな場合、相手の思考を引き出してあげるのがいいかなぁと。
灰に任せてもいいですが、そういうのが出来そうな人がいない場合は
ここの寡黙型への質問とか、あと
ここの引き出し方法などが私が普段行っている部分です。とこっそり。



C)評価の割れている灰はいないか

評価が割れているということは、白く見る人もいれば黒く見る人もいるということ。
白く見ている人には、黒視している人の意見をどう思うか。
黒視している人には、白いという意見もあるのだがどう思うか。
それぞれに聞いてみましょう。

意見が割れている先は、能力処理をかけて判定を見ても面白くはあるのですけどね。
それぞれに、自分と違う意見について聞いてみるのも、また要素が取れるかなーとは思います。

聞いた結果、ロック思考が見えたり、柔軟な部分が見えたり、そういったこともままある印象。
割れているからと即処理は勿体ないので、それを肴に議論を進めてみるのもまた手かなーと。



D)発言力のある灰はいるか

発言力があるということは、説得力なりスキルなり白さなりを持ち合わせているということ。
村なら頼りになりますが、狼ならば怖くもある。
そういう先に対しては「場を誘導している狼の可能性はないか」を警戒しつつ、議論が極端に流れすぎないように注視しておきましょう。

また、そこが村の場合はその流れにさりげなく乗ろうとしている狼はいないかどうか。
そういった部分も見てみましょう。

「先導狼の可能性」「その流れの中に狼が紛れる可能性」
それぞれの可能性を見ておくと、いいかと思います。



E)極端に黒視、白視されている先はいないか

極端に黒視されている場合は、なぜそうなっているかの分析から。
誰か特定灰の発言が強い場合の対処は、Dに共通する部分でもあります。
多方面から黒視されているならば、それぞれの理由が納得いくものであるかどうか。
誰かの意見が強く、それで流れているようならば、先導・追従していそうな狼が紛れていないかどうか。

対象者が狼ならば良いですが、そこが村の場合は対象者の主観というのは狼を探すいい材料にもなります。

疑われている中で、納得がいく黒視とそうでないものはあるか。
また、追従していそうな者はいるかどうか。
そういうのを見てもらうのも、有りかなーと思います。

これをやってみたのが、瓜947で確霊をやった時。
依頼した灰からも綺麗な返答が来ていたので、ちょこっとご紹介。
(該当部分)
依頼した時は、自分が確霊だったので「吊ってもし霊判定が白ならば、参考にさせて貰おう」と思っていたの行動でした。(結局吊られることはなかったですが…)

不当な黒塗りが混ざっていた場合。
流れに乗じて追従している場合。
そういったものを判断しやすいのが、言われている当人でもある。
(無論、それをフラットに見れる人ならば、ですが…)


極端に白視されている先がいる場合は、そこが後々エアスポットにならないかの注意が必要。
また、狼は面倒な先を避けることもあります。
白視するにしても、しっかりと相手を見て除外しているか。
判断されずになんとなくで避けられていないか。
そういう部分も、見てみるといいかなと思います。






ざっと自分が確白で考えるのは、こういったあたりでしょうか。
あとはbotにも登録した発言から、一個出しておくか。
(botから転載)

各個人がバラバラに物を言っているより、皆で検証しあっていく方が、より精度は高まります。
「これはいいな」と思う意見があれば、他の人に「これ、どう思う?」と振ってみるのも、またいいかと。

村全体をしっかり見渡して、どの意見が説得力があるか。
なるほど、と思う意見があれば、それに対して誰か反論はないかと聞いてみる。
反証があれば、またそこから議論を募る。

そうして、一つ一つ判断を積み重ねていってみましょう。



確白も楽しいよ!!!

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