人狼プレイ目録

人狼物語~月狼国~に関しての記事や、長期人狼をプレイした中で思ったことを纏めてます。

白狼視されることへの傾向と対策

2014-03-18 22:39:27 | 質問回答
コメントにて白狼視されることについて話をいただきましたので、少しこちらにて纏めてみます。

まずは、白狼という定義について考えてみましょう。
「白狼」という役職もありますが、大抵村で白狼と言われる場合は役職としてではなく、「白いけれども狼の可能性がある相手」を指すのではないでしょうか。


白狼視されやすい傾向の人というのは、少なからず居る気がします。
そういった方の傾向を、まずは考えてみましょう。
そういう方の共通事項として、

・発言/立ち居振る舞いが安定している
・あまり黒く見られない
・極端な行動に走らない
・発言がわかりやすい
・村と円滑なコミュニケーションが築けている

こういった要素があるように思います。
見ていただければわかると思いますが、これらは単体で見た時に「マイナス要素ではない」のです。
むしろ、好ましい材料とも言えるでしょう。
それが何故、白狼と言われてしまうのか。


「白狼がいるのではないか」という不安を抱く側の考えを、少し分析してみましょう。
白狼というのは、単体では違和感を感じさせない、手慣れた狼像が多くを占めていると思います。
それを踏まえ。

・単体でスキルがある
・パッと見白いのだけど、狼の可能性が拭いきれない
・村に馴染んでいて、狼だったら吊り逃れてしまいそう

こんな相手に対し、白狼ではないかという不安を抱いてしまいがちな気がします。
……ここまで、出した要素を比べていただけると、とても似通っているのがわかるかと思います。


つまりは、「白狼懸念」というのは「ここが狼だったら怖い」という不安感の発露でもあります。

ある程度人狼に慣れてきて、それなりに白く見られるようになってきた。
発言も安定してきた。
対人関係も円滑にこなせるようになってきた。
だからこそ、「そういう狼」と思われてしまう、という現象が往々にして見られます。

白い狼に騙されたという思い出は、誰しも持っているのではないでしょうか。
その記憶が拭えない以上、そういう相手が狼ではないかと過ぎるのは、ある程度は仕方ないことなのかもしれません。

逆を返せば、ただ白い相手でも、人狼の可能性は勿論ある訳です。
必要なのは、そこから更に踏み込んで狼を探すこと。
そして、白狼視されてもうまくそれを撥ねのけることが出来ればと思います。







以下、白狼視されがちという方に、そこから脱するにはどうしたらいいか。
少し考えてみましょう。

「白い」と「人間っぽい」で意味合いを変えている人は、結構見かけます。

白い人というのは、文字通り村利な言動が出来ている。
発言や振る舞いが安定している。

人間っぽいという場合。
状況から狼っぽくない。
狼としてはその振る舞いはどうなの?と思われる部分がある。
人外と思しき人とラインが切れている。

だいたいはこんな感じでしょうか。
単体で白いと言われるのに狼を疑われる方は、後者の「人間っぽい」と思われる要素を意識してみてはいかがでしょう。



白狼視されやすい方宛の、同じく白狼視される私からのあまり役に立たない気もするアドバイス。

「過大評価される」
自分ではそうでもないと思うのに、高スキルと見られて警戒される方。
そういう場合は、戦術論など難しい話は他者に任せる。
そして、わからない時には素直にわからないと言い、迷いを見せる。
そういった部分を出していくといいかと思います。
等身大の自分を見せることから意識してみてはいかがでしょう。


「白いと言われるけど、狼視が拭えない」
こういう人には、いくつかパターンがあります。

人当たりが良すぎたり、自信のなさから疑いを強く持てない、性格的に相手をあまり問い詰められない人などは「敵を作らない」と言われて人狼視されることが多々あります。
そういう人は、まず「白視、黒視を強めに表現する」ことを心がけてみてはいかがでしょう。

序盤に放置されていたが為に、騙りや確定人外からの票入れがなく、結果疑われるということもあります。
放置されやすい体質で終盤疑われる人は、「ライン切れを自分から作る」ことを意識してみてください。
狼と思う相手は、強く疑う。きっぱりと言う。
表に出た役職者とも積極的に絡む。ライン切れればなおラッキー。

白いけど……という感じでなんでかよくわからないけど疑われるという人は、「感情表現」や「軽さ」に気をつけてみてはいかがでしょう。





ここまでやっても、なおダメな場合。
完全な対応策は、ずばり。


「狼を見つけて、先に吊り上げる」

これに勝る策はありません。
狼探し頑張ろうぜ!!!

まぁ、そうしている間に自分の姿勢を取られることもあります。
基本に立ち返る。それもまた大事。



もう一つ。
「要素もなくただ漠然と不安を煽ってくるような相手は、逆に吊ってしまう」

実際、白狼視してくる相手が「村側で不安を抱いている」可能性もあれば、「狼で疑いをふっかけている」「不安を煽っている」という可能性もある訳です。
そこに同調されてしまえば、それは大きな不安材料ともなる。

きっぱりと、疑ってくる相手には「なぜ狼と思うのか」という要素提示を求める。
それでも解消出来ない場合、対処を考えましょう。

理由なく人を疑うというのは、周囲から見ても印象はあまりよくないものです。
探られて痛くない腹ならば、堂々と構えていればいい。
疑いをふっかける人も、疑われる自分も、両者ともに周囲は判断してくれるはずです。

そういった部分を見て、周囲がどう判断するか。
それもまた、狼探しの材料となるのではないでしょうか。





なんだかとりとめのない話になってしまいました。
白狼視って、面倒ですよね。
どなたか、いい対処法がありましたら、お教え下さい。
コメント (1)
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