人狼プレイ目録

人狼物語~月狼国~に関しての記事や、長期人狼をプレイした中で思ったことを纏めてます。

質問回答 「黒ロックされた場合」

2014-08-21 02:09:49 | 質問回答
「村なのに黒ロックをされたらどう説得をしたらいいのでしょうか…?」


こんな質問がありまして、回答をのんびり考えていたりします。
一度「ロックの解除について」という記事を書きましたが、これはどちらかというと考察をする側の視点なのですよね。
故に、ロックを受けた場合のことについて纏めてみたいと思います。




黒ロックをされた場合。
無論、解除を試みるのが一番ですが、案外それって難しいんですよね。
人の思考は、切欠があれば加速します。そして、一度強い流れが出来ると、それを止めるのが難しいこともままある。


占い師が生存していたり、吊りミスがあるうちならば、自分が占い吊りにあげられてもまだ大丈夫。
手数は勿体ないですが、解けないロックの場合には吊り占いもある程度はやむを得ないかと思います。
その思考のまま、村の議論が停滞するのが一番怖いことでもあります。

一番困るのは、ミスが許されない時に黒ロックされること。
そうなる前に状況を読んで行くことが出来れば良いのですが。
それもなかなか、難しいことですよね。



「こいつが狼だろう」と思考が固まってしまうには、いくつかパターンがあります。
1)前提となる推理が間違っている場合
2)他者の白取りが間違っている場合
3)雰囲気に流されてしまっている場合
4)狼から黒塗りを受けている場合
5)他



1のケースは、占い師の真贋を間違えている場合など。
この場合は、真贋からきっちり説明をしていく必要があります。
偽黒を出されている場合などは、こちらも参考にしてみてください。




2の場合、(相手が人間ならば)自分は白なのだから、他に狼が潜んでいることになる。
自分ばかりに労力を割かず、自分以外の狼候補もあげてもらいましょう。
黒ロックがかかっている状況でロック先の考察をすると、黒前提で見てしまって余計に黒視が加速することにもなりかねません。
故に、「他に気になる人はいないか?」と、相手が「自分以外をどう見ているのか」「こちらから聞いてみる」ことをおすすめします。
もし他に気になる相手などいないという場合は、自分は人間なのだから必ずそこにいるはずなのだと強引にでも引き出してしまいましょう。

大事なのは、「自分以外にも目を向けさせること」
そして、自分以外をきっちり精査させること。
フラットに見れないようなら、「一緒に狼探しをすることを持ちかける」感じで。

貴方視点でも、ロック相手が狼か、あるいはその他に狼が潜んでいるのですから、真剣に探してみましょう。
ロック相手に持ちかけてロック相手の思考を探ると同時に、相手を利用するくらいの勢いで他の狼候補を探しに出てしまっていいと思います。

相手の目を他に向けつつ、相手の思考を探りつつ、自分が真剣に狼を探しているということを相手にわからせる。
……難しいことではありますが。しかし、自分以外からの狼探しはどちらにせよ必須のこと。
あまり弁解に喉を割くよりも、こちらの方が周囲にも自身の姿勢を取らせることが出来ると思います。



3の場合。2と同様にしっかり狼を探すこと。
そして、流れが出来ているということは、その原因があるはず。
それをしっかり探してみましょう。

村人の誤ロックなこともあれば、狼の誘導なこともあります。
原因を突き止め、そこを解消すること。
そこが大事かなと。
白狼視されがちな方は、こちらも一読してみてください。



4のケースは、ある意味一番単純ですね。
ただ、相手を吊るのも難しいこともありますが。
そして、村人同士の吊り合いにならぬよう、見定めも慎重に。



共通して。
狼を見定める場合には、こちらなども参考にしてみてください。
終盤の判断について
自己流考察3・終盤の誤認について




どのケースにおいても、絶対なのは「自分以外に必ず狼が潜んでいる」こと。
故に、一番確実な方法というのは、狼を見つけ出してそれを説得することだったりします。
ただし、一番確実ではありますが、難しいことでもあります。

終盤まで狼が見つからない場合、村人を吊ったというその一点だけでも疑われることはあります。
それは不思議なことでも何でもない。

自分が狼を見間違えるように、自分以外の人も、また狼を見間違えることもある。
案外、狼が自分を吊りたいのかもしれない。
疑い疑われ、吊って吊られては人狼では日常茶飯事です。


大事なのは、感情的にならず落ち着いて話し合うこと。
相手を頑なにさせず、自分以外にも目を向けさせること。
そして、自分もしっかり狼を探すこと。


私も自分自身があまり白い方ではないので、常に自分が吊られるより先に狼を吊るくらいの気持ちでおります。
疑ってくる相手を説得することは、もちろん大事。
でも、そればかりでなく攻め手にまわることも、また大事と思うのです。





もう一点。
村全員が自分を狼と位置づけている場合。
その中に、必ず狼が紛れています。

誰が人間らしい疑い方をしているか。
狼として便乗、あるいは誘導している者はいないか。
全員から疑われている場合は、きっちりそこを見定めてやりましょう。



少数でも自分に白を取ってくれる相手がいてくれる場合。
その相手に頼ってみることも、また一つの手。

悲しいことに、このゲームにおいては自分に対して優しい相手が非狼とは位置づけられません。
白視をしてくれる相手が狼かもしれないし、聞く耳を持たない相手が狼かもしれない。
案外、流れに身を任せているのかも?

白視してくれる相手には、それだけの理由があるか。
相手はちゃんと自分を精査してくれているか。
白視してるなら、本気で考察したり他の人を説得してくれているか。
そういった部分も、また見てみましょう。
そんな中で、他の人が白考察に耳を傾けてくれたなら、ありがたいことですし。


人狼はチーム戦。
自分一人で戦うものではないのです。
自分の説得が通じない場合、自分を信じてくれている誰かの力を借りるというのも、また一つの手。

もしその相手が狼だったなら。
それでもいいのです。利用できるものは利用してしまいましょう。
結果、説得が中途半端だったりとボロが出てくる可能性もあります。
本気で説得してくれるなら、それはそれ。御の字です。


こういった内容に関しては、こちらにちらりと書いてありますので、参考までに。



対人的な部分は、色々難しいこともあるかと思います。
私自身も、もっと頑張ります……。(切実)
コメント (1)
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コラム「狼が苦手という方へ」

2014-08-20 19:20:50 | コラム
 狼が苦手、という方はよく見かけます。
 村が白い。どうしていいかわからない。全て、もっともな話です。

 そもそも、「村側は村側なのだから、白くて当然」なのです。
 彼らは何も嘘をつく必要がない。ありのままでいれば、そのまま白いはず。

 村が白い。つらい。これらは狼をやる上でつらいことでも何でもない。
「あたりまえのこと」だったりします。
 村の白さを「狼にとってのつらさ」とは思わないでください。
 嘘をついているのは、こちら側。常に挑戦者の気持ちでいていいと思います。



 こんな話から始めていますが、狼が大変かというと、別にそんなことはない。狼は楽しいものです。
 大事なのは、一種の開き直り。
 相手は村人。事実を追求するならば、向こうが白いのは当たり前のこと。
 村が白いことを気にする必要はない。当然、自分のことも。
 騙せたら御の字という体で、おおいに狼を楽しんで欲しいなと思います。



 ありのままで村が白いなら、どう立ち向かえばいいのか。
 大丈夫。村人達は白くても「真実は見えていない」のです。
 彼らには、誰が人狼かはわかっていない。だからこそ、わかっていない内に迷彩に紛れるのです。


 大事なのは、堂々としていること。
 的外れなことを言っても構いません。
 そのまま、突き通すことをおすすめします。


 一番やってはいけないことは、周囲の顔色を窺うこと。
 そして、突っ込まれた時に、取り繕うこと。弁解すること。

 堂々と変なことを言っている人と、おどおどと弁解している人。
 どちらが怪しいかと言えば、後者の方が怪しまれます。
 考えが違うという部分において、前者も突っ込まれることはあるでしょう。
 でも、堂々と胸を張って「自分はこう思うんだ!」と主張して構いません。



 村人の時に推理を思いっきり間違えたり、ミスリードをしたり。
 そんな経験は誰しもあると思います。それと同じです。

 考えが違うから狼か。推理を間違えたから黒いか。
 答えは、否。どれも「そんなことない」のです。



 狼の時に、自分の考察がおかしいとか、変なことを言ってしまったんじゃないかとか、そんなことが気になる方もいるらしいですが。
 自分がミスリードしまくったあげく、滅ぼした村などを思い出してみましょう。

 村人の自分の方がおかしな推理を披露してたりとか、きっとよくあることだと思います。




 最初に言った通り、村人達は「真実を知らない」
 だからこそ、狼はそこに紛れ込めるのです。

 真実にたどり着きそうな村人はどうしたらいいかって?
 葬ってしまいましょう。(えがお)




 村人は白い。それは当たり前のこと。
 でも、その村人達は、事実を知らない。
 なれば、わからないうちにそこに紛れ込んでしまいましょう。

 村人達が悩むのと一緒に、狼の貴方も悩んでいればいい。
 大丈夫。堂々としていれば、案外「そんなもんか」と思ってくれたりもします。
 狼は負い目を感じることなく、「村人を擬態すること」を仲間ときゃっきゃうふふしながら存分に楽しめばいいのです。









 ここから先は、少し細かいことを。
 最近思うのですが、あまり序盤に出力を上げない方が、終盤生きてくるよなぁ、とか思っていたりします。

 序盤に強く評価されたりすると、放置されやすい。中~終盤まで、自分の白視材料が継続して議事に上ることが少なくなる。
 そして、終盤に向けて、狼がSGを作りあぐねたりする時に、序盤の発言との齟齬を取られやすい。

 狼で終盤苦手という方は、序盤を少し抑えめにしてみるのも一つの手なのでは、と思っております。
 スキル齟齬を取らせず、そして常に自分の考察を村に落とさせる為に。


 まぁ、吊り占いにかかってしまうのは面倒なので、吊られない範囲で、かつ真占排除も同時に考えていくことにはなりますが。
 そこら辺は、またおいおい纏めてみたいと思います。




 本日はこれまで。狼楽しいよ!!

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