人狼プレイ目録

人狼物語~月狼国~に関しての記事や、長期人狼をプレイした中で思ったことを纏めてます。

自分流・狼での動き分析

2013-01-27 13:37:25 | 狼について
狼の時に考察が作りづらいという話を聞きました。
ちょっと、自分が狼の時にどうやっているか、分析してみたいと思います。

かーなーりー自分語りが入ります。はい。
自分語りイヤンな方は、回れ右推奨。




私が直近で狼をやったのは、瓜1031。
とりあえず、解説がてら1d発言をペタリ

まず赤でじっくり打ち合わせをする為に、表には夜の内には顔を出しませんでした。(0時更新で初顔出しは朝6時w)
で、第一声が>>102。今思うと、これは「非占霊」だけ先に出して、後で時間を置いてから「そういや聖入ってたっけ。非聖」って出した方が良かったかな、とも……。(←今にして思う部分)

>>103 >>104 >>105 >>107は、>>102で言った「見てくる」という発言を踏まえて「今リアルタイムで議事録見てます」という演出の為、「時系列順に、少しずつ時間を置きながら“見た物を素直に”落としている」という感じだったりします。
ここら辺の内容部分は、狼としての作為は特に入ってません。客観的にではありますが、素直に取ってます。
議事録を読み込んで、見た物をそのままという感じですね。



で、狼の時はSGを作りづらいという人がいますが、基本は
「議事録を見て、客観的に一番気になる相手を選ぶ」でOKかと。

1d初動は素直に取った段階で>>107 >>108 >>115と気にしているアルカを占い先に希望するつもりでした。
ただ、アルカが途中から伸びてきてね……。
>>191でアルカ占いにあげるのを断念。
ただ、「初動でアルカが気になった」という部分とその要素、また「アルカ占いを断念した」という部分と撤回に至る思考も全て出しているので、客観的に見て「ハイヴィ個人の思考の流れとしては納得が行く」という感じになる……と思います。

黒く見られがちなポイントは「疑い理由がわからない」とか「疑い先がわからない」とか「どうしてそこが黒いの?そんな事ないんじゃない?」みたいなのが多かったりします。
そこを乗り越える為に、疑うにもそれを解消するにも、「どうしてそう思うのか」をわかりやすく説明する。

ポイント1.「思考の流れはその要素もあわせ、しっかり開示する」

ちなみに、納得の行く解消理由があれば、引いてみるのも手です。
相手にとっては「わかってくれた」という印象が残る。それも割と大事。



途中、リディヤの>>199で「チュレット潜伏狂人説」というのが出てきたので、それの否定の為に>>205を出してます。
>>202で反応してから、実に8分後。我ながらまとめんの早いなw
これを即出す事で「議事録が常に頭に入っている」という「精査側」の姿勢も誇示出来ます。

実際、これを見ての反応が>>223 >>225 >>240という感じで出てます。

ポイント2.「議事録はある程度読み込んでおく。出せるものはすぐに出す」

ただまぁ、これは時間があまり取れない人には厳しいかもしれない。
議事録をチェックする際、しっかり読み込める人向け。



>>200で出したメイ考察は、これ仲間へのもの。
客観的に見て「メイがよくわからない」と見て取れたので、この場ではそれをそのまま出してます。
ただ、まだ考察出した人数は数少なく、また早い時間でもあったので、「占いは有り」という強い主張では無いですが。

私は考察で白印象を稼ぐタイプなので、基本仲間が黒いと思えば無理に構わず、素直に出します。
世論誘導を入れるとしたら、別の部分。まぁ、これは後述。


世論の誘導とは別に、「仲間の発言を誘導」というのも出来ます。

例えば、>>213のメイの発言に対して、ハイヴィの印象は
「コレットの非狼要素がよくわからない」「要素取りが薄い」というものだったので、そういった点を>>214で質問している。

メイは結局占い先に希望したりはしているのですが、その上でも>>414で出した通り、>>398の思考を掴む為にがっつりとやり取りをしています。
まぁ、白ログで仲間ときゃっきゃするのも楽しいよ!

メイも>>424でハイヴィに「通訳」という役割を与えてくれている。
便利屋ポジションを狼で取れるのは、それはそれで助かる。ありがとう。


クレイグに関しても、>>262の印象はほぼそのまま。
灰への具体的な踏み込みが薄く思っていた為に、それを素直に乗せて「そういった部分を出してくれ」とリクエストをしている。
これは自分視点、そういった部分が解消してくれれば「相手を疑えなくなる」というポイント。
つまりは、白ログでのやり取りで直接相手のマイナスポイントを指摘して、それを補強してしまうという感じですね。

2dの>>2:66だと、そういった部分がもっと顕著に出ているかな。
ただまぁ、クレイグはそんな部分必要ないような相手だったが……ははは。


サポートって程上手くは動けないのだけど。
「こういった部分が欲しい」「これが見えればもっと白くなる」と思った部分は、仲間に対しては容赦なく求めましょう。



怖いのが、自分を探ってくる質問系。
ドワイト>>223はかなり踏み込んできたなー。
これに対しての自分の返答は>>226
どんなの書こうか、実はかなり悩んだ。悩んだ挙句「気負わず自然体」騙りを選んだのでした。
ちなみに、それを見ての返答は>>280
下手に嘘をついて「こうするだろう」という動きを作り込んでいたら、指摘されたかもしれません…。

こういう場合、「自分がどういう状況であるか」を客観的に考えて、そのメンタルに即した返答を作りましょう。
自分の状況が客観的にわからなければ、赤で仲間に「今どういう風に見えてる?」と聞いてみてもOK。

「楽しそうに見える」と言われたら、そういった感情を乗せて。
「落ち着いてそう」というならば、平常心を心がけて。
「少しテンパってるように見えるかな…」と言われたならば、むしろテンパったまま回答してしまっても大丈夫かもしれません。

現状と合わせた回答を「自然さを意識して」出す。それが一番。



何だかんだと一通り考察を落として(一人分、改行なくて削除したまま、再投下し忘れたりも……コホン)
1dは最後は仲間と白ログできゃっきゃとやり取りしながら終了。
いざ、2dへ。

2dになると、少しずつ発言要素が溜まってきた。
ここで注意すべきは「気にしている先をハッキリ出していく事」

状況を見ないと考察が捗らないという人は、まだこの段階では動く必要は無いかもしれませんが。
自分のように細かく拾うタイプは、そろそろ動き時。

丁度良く質問が来ていたので、>>2:97で表明。
単体考察も、少しずつ深めるよう意識。


で、2dの特筆すべき動き。
>>2:351のメリッサの発言に端を発し、>>2:356以降メリッサとのやり取りを続けています。
これ、当時は純粋に気になる部分を突っ込んでいただけなんですけどね……。
具体的な疑問内容は、>>2:404 >>2:419 >>2:422 >>2:431等。


2dは1狼(メイ)を始め、灰3人が各占い師に占われる事に。



そして、3d。
占い判定で盛大に3黒(真黒1、偽黒2)が出て、占い師真贋が一気に判明。
真占はメリッサだった……!

ここで生きてくるのが、2dに出したメリッサへの疑い。
そこを前面に出して、占い師真贋で議論誘導を行う。
ちなみに、途中出した占い師考察のまとめがこちら。>>5:29


基本、私は灰に関しては素直に見る事が多いかな。
で、占い師真贋で作為を入れる事が多い……気がする。

薔薇の下国201、ぐた73、どちらもライン戦狙いでしたし。
わりと偽占を真と押して行くのが多いのかな……と自己分析。




という訳で、自分が狼をやる時のまとめ。

・灰への要素取りは、基本素直に行う

白い先は白いと開示。
また、白さが取れない先は、そこを強めに主張。

・仲間に関しても、素直に出す

ただ、どういった部分が欲しいか。
そういう部分を求めていく。
必要とあらば、白ログで仲間への発言引き出しを行っても可。
多少べったりすぎる位の方が、案外ライン取られない!w

・占い師真贋は、材料さえあれば狙ってひっくり返す

気になる要素があれば、それでOK。
発言の作り方で、案外持って行ける。
「そこは確かに真らしい。でも~」という文章の構成順でも、案外印象付けられる。

真占さえ誤認させられれば、後は黒を出た先がどんなに白くても
「そこ狼だったのか。上手いなー、すっかり騙された」
とでも言いながら、狼視出来る。



……あんま、ろくなもんじゃないなwwww
まぁ、それはそれで。うん。

まだまだ勉強中なので、頑張ります。はい。






以下は、ぐた290の墓下で纏めたもの。
狼時のコツについて纏めたものは、狼時の心得部分に加筆してあります。
自己流狼部分についてだけ、こちらにペタリ。


以下は、自分が狼の時にどんな事を心がけているかというのを、ちらりと書いておこう。
俺は単体白印象を稼ぐ狼だったりする。
他、非狼印象を稼ぐ狼とか、サポートが得意な狼とか、色々居るけれども。
俺は俺のやり方紹介しか出来んwwwwすまんな。



俺は基本、単体で白印象を稼ぐタイプ。
論理的に考察を作れたり、村に紛れ込むのが得意なタイプは、こういったやり方が向いていると思う。

基本、発言で嘘を盛り込む必要はない。
白い相手は白いとして、発言に「説得力」を持たせてやればいい。
大事なのは、自分が村人であると思いこむ事。その為、村利な提案もガンガンしてやればいい。
村人のフォローも積極的に行うべし。SGは相対的に下がった位置の者を吊っていけばいい。自分が常に村の為に動いている事を見せていれば、しっかり村を見ている者からは、その姿勢は取って貰える。



吊り縄に怯える村人にとっては、自分を庇う相手は「自分を吊ろうとしている狼」に見えなくなるという現象が起きる。
懐柔結構。上手く誑し込め。味方を作る事に、損はない。

逆に、白視する事で警戒をする村人も居る。そんな相手が居ても、「この警戒感が更に狼っぽく見えねーんだよ」とでも言って、逆に笑い飛ばしてやればいい。そうやって余裕を見せる事で、また印象も操作出来る。
そこで引いてしまっては、懐柔失敗した狼に見えてしまうので、たとえそうなっても、めげずに姿勢を貫く事。大丈夫、誰か一人くらいはその姿勢を拾ってくれるに違いない……!



誰かを黒視するなら、「村が望んでいる先」をSGにするのが理想。
ここは出遅れては追従と見られかねない。常にアンテナを張り巡らせ、窪んだ位置に積極的に視線を向けていく。

逆に、SG位置の村人を白上げして印象を稼ぐも良し。ただ、村の総意と剥離しすぎると危険なので、そこは要注意。

黒塗り先に困ったら、仲間の潜伏狼でも黒視しておこう。
(理由がつけられるならば、だが)
理由がないのに黒視しておくと、そこからラインを辿られかねない。が、理由があれば疑いつけておくのは割と有り。確霊から黒でも出れば、ホクホクだな。
(ここで注意するのは、確霊状態で黒見せるなら、とことんやった方がいいという事。中途半端だとライン要素にも成りかねないので、そこは調節を)



こういったタイプが目指すところは、「高みの見物」が出来る位置。
村利な提案があれば、どんどんしていい。SGを作る事など考えず、村人として動くべし。
常に誰かを判断し続ける事。白要素を出す事を恐れてはいけない。


・嘘をつく必要はない(発言には説得力を持たせるべし)
・SGを作ろうと思うな。フォローも積極的に行え。
・襲撃は自分に有利な状況を整える為の手段。LWとなる覚悟を決めて、誰が自分に味方してくれそうかを考えて行こう。

失敗すると、圧殺されます。自分が最白・準白を取るくらいのつもりで行こう。
ま、あくまで「俺のやり方」なんだけどな……!

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偽黒への対処について

2013-01-12 22:14:40 | 戦術論
やんばさんから面白いお題をいただきました。
「偽黒出された時の立ち回り」についてというもの。
私流ではありますが、ちょっと纏めてみたいと思います。


以前、村の墓下でも書いた事があるのですが。
偽黒を出された後の村人の状況というのは

1)自分視点で占い師の真贋がわかる
2)明確な人外が見える(自分に黒出した占は偽=人外確定)
3)自分の立場から、手数計算が最も確実に出来る

こういった立場となり、村人の中で「最も事実に近い処に居る人」とも言えます。


そして、村が求める情報は以下の通り。

A)占い師の真贋
B)偽黒を出された相手が、人なのか狼なのか
C)役職の内訳
D)狼の位置、その思惑
E)今後の進行

これらをそのまま村に伝え、状況を村に正しく理解させるのが、偽黒を出された者に求められる立ち回りと考えます。



A)占い師の真贋

偽黒を出された身であれば、「自分に黒を出した相手が偽」というのが確定します。
情報の1と2から、役職の内訳を予想しましょう。

占が2人ならば、すぐに真が判明しますね。
占が3人以上で真が確定出来ない場合は、偽確定した占い師を覗いて残る中から推理してみましょう。




B)偽黒を出された相手が、人なのか狼なのか

自分が人か狼かを伝える事になります。
主な判断ポイントは、以下の通り。

a.占い師の発言
b.偽黒出された側の単体の白さ、黒さ
c.黒出しタイミング、その状況
d.残り灰、狼候補の白さ


aはそのまま、占い師の信用部分。
偽視されてる占い師からの偽黒ならばともかく、信用差がついていなかったり、真視されてる方から偽黒を出されたりすると、状況をひっくり返すのはかなり大変です。
cの部分と合わせ、自分に黒を出した占い師の偽要素を提示。そして、考察の中で「相手が狂か狼か」を推理する。
そこから陣形予想やライン予想に結びつけて考えていくといいかと思います。

また、真と思う占い師の真要素も補強しましょう。
村人は、いまだ推理以上の真贋は把握出来ていない状況です。
事実を知った目線で、少しでも多くの事を伝えられるよう、心がける事が大事。


bは、自分の要素。
ただ、「自分が狼なら~」という発言は、黒く見られる可能性も出てきます。
他の占い候補から白を出されているならば、要素上げは自分に白を出した占い師候補に任せてしまってもいいと思います。
自分は占い師の要素出しを担う。一種の分担作業ですね。

もし真と見る占い師候補が何をしていいかわからない状態であった場合。
此方から指示を飛ばすのも、有りと思います。
占い師が対抗の偽考察を出す事は、それを偽要素と見る人も結構多い。
よって、真占には対抗考察はさせず、それは偽黒を出された側で担う。
真占には、「役職内訳考察」「そこからのライン予想」「灰狼探し」「対抗の偽黒先が自白の場合の、白要素上げ」こういった部分を任せると良いかと思います。

人狼はチーム戦。
真占がやりづらい対抗偽指摘は自分が行い、かわりに自分の白要素を並べるのは任せてしまいましょう。

真占「対抗のここが偽っぽい」
自分「俺が狼ならこんな事しない!俺はここが白い!」
これはあまり説得力がないので……うん。
やはり、分担してやるのが効果的かなぁと。


c、dはこれ他者に伝えるのは難しい。
まぁ、難しいなりに少しだけ。

cは偽黒を出されやすいタイミングというのがあります。それに合致した場合、ですね。
狂アピの場合の早期偽黒出し。
確霊襲撃後の偽黒出し。
「このタイミングだからこそ黒が出たんだろう」とピンと来た部分があれば、それも説得してみましょう。

dはもっと難しいな……。
残り灰が白い場合、「この中に狼いるのか?」という理由で、偽黒が真黒と見られやすい傾向もあります。
逆を返せば、他の村人がSGにしづらいから、黒を出してきたんだとも。

状況を整理し、自分視点の狼候補をしっかりと並べ、その中から狼を探し、伝えましょう。
……言うだけなら簡単なんですけどね!




C)役職の内訳

これはAに通じる部分。
偽占が判明したのだから、その相手が狂か狼かを予想。
(発言や、黒出しタイミング等)

狂ならば、残り陣形のどこに狼がいるかを推理。
狼予想ならば、そこからラインを探ってみる。
また、狼予想する相手ならば、確実に吊らなければならない。

そういった部分も合わせ、内訳予想はとても大事。
真贋絡みの説得とあわせ、しっかり考察を出しましょう。




D)狼の位置、その思惑

Cの内訳とも合わせ、CO時から狼の軌跡を追ってみましょう。
ラインを手繰れるようなら、ライン予想も。

灰を見直し、偽占との絡みもあわせ、再度考察を。
他に狼候補が見つからなければ、「やはりお前が狼だろう」と言われる可能性も出てきます。
狼が何処にいるのか、しっかりと探す事が大事。
他の村側よりも情報は多く持っているのだから、情報を整理してきっちりと探しましょう。

わからない部分は、素直に他の人に意見を聞いてみるのもいいでしょう。
それを参考に、検証して狼を探すのも一つの方法だと思います。




E)今後の進行

まず、大事なのは残り手数の把握。
自分が村なら吊りミスを消費する事になるので、そういった部分もしっかり計算する必要があります。

占い師がしっかりと決め打てるならば良いですが、そうではない場合、自分が吊られたなら後はどうなるか。
以降の吊り筋まで、しっかりと提案出来るといいかと思います。






だらだらと長くなりましたが。
村に伝えることはズバリ

・自分が人間であること
・黒出した占い師が偽であること
(真占も伝えられれば吉)

この二点。
内訳予想や灰狼とのラインも、推理して伝えられれば尚良し。

自分人間ならば自分が吊られれば吊りミス消費に繋がりますので、そういった部分もしっかり計算して、村に手順を提示しましょう。


発言で白アピ出来ればそれはそれでいいのですが。
私はアピが苦手なので、考察で伝える方法をメインに書いてみました。




ちなみに、私が狼で黒出されて斑になったのはIJT447村、ぐた73村。
どちらも吊られず勝利してます!真占吊り返したよ!

村の時に偽黒出されたのはG548村、幻桜国102村。
どっちも真決め打ち状態の偽占から黒出されて、吊られて負けたよ!

そんなもんだよねー…。

お題提供ありがとうございます……!!

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自己流・考察その3 ~終盤の誤認について~

2013-01-05 01:22:30 | 考察論
終盤になって、推理・考察に歪みが出てくるケースが見られる。
その要因について、少し考えてみた。



A)狼が白い、人間っぽい
B)村人が黒い、狼っぽい

C)自分を疑う相手が「自分を吊ろうとしている狼」に見えてしまう
D)自分を庇う相手を疑えなくなる

E)前提条件で見誤っている
(決め打ちを間違っている、狼が片白になっている等々)

F)場の意見、周囲の評価に流されてしまう

G)その他




◆case:A 「狼が白い、人間っぽい」

これは、純粋に狼が上手い。
この場合、多角的に推理して追いつめるしかない。
大事なのは「村人全員への白視を一度解除し、白ロックせずフラットに見直すこと」

白要素、人要素として取った部分が、本当に狼ならば出来ない部分なのか。
また、単体だけではなく襲撃などの状況やラインからの判断はどうなのか。
自分の考察だけでなく、既に墓下に入った相手も含め「他の人はどう見ているか/見ていたか」
そういった部分に改めて目を通してみるのもいいと思う。

白ロックがかかって「どうせ人間だから」と思っていれば、目についた黒要素もそのまま見過ごしてしまいがち。
そういった部分を見逃してしまわぬよう、細かい要素でもメモ取り推奨。



◆case:B 「村人が黒い、狼っぽい」

Aと逆で、村人が狼に見える場合。
信用の高い偽占からの黒だったり、単体で黒要素があったり。
これもA同様、フラットに見直す事が大事。

また、「どうしてその相手が狼に見えるのか」黒視をするならば、それを考察に纏める事もあるとは思う。
その中で、「それは本当に黒い要素なのか」「村人前提で考えた時、有り得ないことなのか」
そういった部分も考えてみる。

白と思える部分、人間でも有り得るという部分を見つけたなら、それを村に投げかけて、他者からはどう見えるか検証を求めるのも大事。

まぁ、ぶっちゃけてしまえば、そんな黒ロックかかるような先は、手順に余裕がある時に色を見てしまうのが一番楽ではあるのですが。
そうも行かない場合もあって、難しい。


元々は黒くなかった村人が疲労によって落ちてしまう場合、また「推理が外れている」という点において黒く見られてしまう場合もある。

前者に関しては、これは長期戦となればある種仕方のない部分でもある。
相手の色を見る場合、直近の印象も大事だが、「積み重ね」も大事。
私が今まで見た発言で印象深かったのが、ぐた国154「紫陽花の咲く村」でのショー>>2:191の発言。(一部抜粋)

「一端白飽和すると狼を探すのに、一度自分が確かだと思ってとった白を切り崩さないといけない。人間、過去より直近の白さの方が勝るから、そこで「間違い」が起きる可能性があるね。」

これは白要素の場合だけれども、白黒どちらも直近の印象が勝るというのはあると思う。
近い部分のみで判断をせず、遡って検討をするのも大事。

後者においては、それが狼の誘導によるものなのか、村人による推理の結果なのかを見極める必要がある。



→AとB共通での話ですが。

人と思って見れば人に見え、狼と思って見れば狼に見える。
見る目が濁ってしまえば、見たいように映るというのはありがちな事。
「こう」と思って議事録を見れば、そうとしか見えなくなる。
ここで大事なのは、一度思考をリセットする事。

なかなか難しいとは思うけれども、思考のロック解除はやはり大事。



◆case:C 「自分を疑う相手が「自分を吊ろうとしている狼」に見えてしまう」

CとDにも共通点があり、これは「自己の保身が関わってくる」という部分。
特に最終日は村人にとって「自分が吊られないこと」を前提にしながら、狼を探さなければいけない。
自分への吊り票に対しては、どうしても過敏に反応しがち。

覚えておきたい事は
「自分を疑っているからといって、相手が狼とは限らない」
ということ。

村人とて、推理を間違えもする。
大事なのは、相手が本気で疑っているのか、それとも自分をSGにしているのかという見極め。
相手の疑い根拠が納得の行くものであるかどうか。
また、真剣に疑ってかかってくるかどうか。
しっかりと判断をする事。



◆case:D 「自分を庇う相手を疑えなくなる」

これは見極めが難しい部分。
自分にとっては、頼れる存在ともなり。また、相手を疑いづらくなる。
一般的には懐柔に近い状況に見えるだろうか。
当人にとって、相手が死角に入ってしまう。

まず、相手が自分をどう評価しているか。
相手からの自分自身への判断は、的確になされているか。
人視・白視されているならば、その思考過程はちゃんと見られるか。
相手からの視線、警戒はちゃんと受けていたか。

相手が自分を疑っていない状態として。
相手が自分の意見を丸呑みした状態になっていないかどうか。
きちんとこちらの考えを精査してくれているかどうか。

自分で見れていない、相手の事が意識から外れていると思ったら、他者に評価を投げるのも一つの手段。



◆case:E 「前提条件で見誤っている」

これに関しては、前提を慎重に見極めるべきかと。
一度占決め打ちに入ったとしても、残る灰狼候補が皆白ければ、一度片白を切り崩すのも有り。
多角的な判断をすることに、損はない。



◆case:F 「場の意見、周囲の評価に流されてしまう」

「周りがそう言ってるから、そうなのだろう」
と考え、自分で精査の手を緩めてしまったり。

「自分が何か言ったところで、流れは変わらないだろう」
「自分の考えが間違っている、皆が正しいのかもしれない」
「下手に流れに逆らえば、自分が疑われるかもしれない」
と考え、主張を飲み込んでしまったり。

意見というのは複数出し合って、より大勢で精査する方が精度が上がる。
人と違う主張を出す事を恐れない。
自分が思う事は、しっかりと主張する。
そういった姿勢も大事。





まぁ、他にも終盤疲弊して要素取りが甘くなったり。
思考回路が混線してしまったりとか、色々考えられはするのだけど。

大事なのは、一度冷静に見直すこと。
ただ突き進むのではなく、別の可能性を考えること。
検討する事が出来るようになれば、それだけでも大分違うんじゃないかな、とは思います。





もっとも、狼がわかったとしても、それを説得出来なければ意味がない。
狼と、自分と。
他者がどちらの話を受け入れるかは、より白く思う相手の意見の方が浸透しやすいものでもあり。
自分が見つけた狼に、如何に吊り縄をかけるか。

ここは、今後の課題だなぁ……。

……まぁ、狼探しも日々課題だらけなんですけどね!w

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