人狼プレイ目録

人狼物語~月狼国~に関しての記事や、長期人狼をプレイした中で思ったことを纏めてます。

ちびっこ狼のための赤講座・3 ~考察について~

2013-08-10 13:00:41 | 狼について
基本はここに書いた通りなんですよね。
同じ文章ですが、再掲。


・陣形は確定するまでわからない
・灰の色もわからない
・片占い、斑の考察は占い師の真贋と連動させる
・「結果からの考察」にならないよう気をつける。考察は前から。(結論ありきの考察にならないよう注意)
・どんな情報が「確定しているか」を常に確認する。村視点での非確定事項には要注意



◆考察

気をつける事は、「結論ありき」にならない事。
狼は、村人の白黒を知っている。だからこそ、結論ありきになってしまいがち。

まずは、白ログから要素を拾う。その上で色付けを行うべし。
「議事を見て」→「相手の白黒を考える」
この思考順が大事。白い相手を白いと説明するにせよ、そう思うだけの「根拠」を「ログから」説明する必要がある。
(今回みたいなID公開だと、まぁ中身要素とかも加わってくるんだけどね。あくまで、通常村の場合)

考察をするにあたり、状況把握は必須。
片占いや斑を判断するなら、そこに色をつけた占い師の信用とかも連動させるべし。





プラスして、いくつか最近思う注意点をば。


1.自分のそれまでの思考は常に確認しておく
2.その村での自分の性格発露と内容をリンクさせる
3.「時期」によって、姿勢を切り替える
4.あくまで「精査する側」であり、「精査している」という姿勢を見せる




●1.自分のそれまでの思考は常に確認しておく

村人なら常に考えているので、相手の印象を忘れることはない。
でも、狼の場合は最初から答えを知っていて、その都度発言を作っている。
思考の連続性というのは村人よりも薄れがち。
狼を探す時は、私も思考の変遷などを辿ったりもするものです。

だから、狼の時ほど「それまでの自分の思考を常に確認する必要」がある。
それまでの自分の思考を土台に置き、そこから考えを変化させる。
「思考の変化(or継続)の過程/様子」を見せる。

思考がぶつ切れの状態では、なんでそうなったのかと勘ぐられたりする可能性があります。
そういうのが無いように、「それまでの自分の思考の確認」はしっかりと行っておきましょう。

毎日「脳内GS」や「脳内一行評」を作って、メモしておくのも手。
「自分はこの相手に対してこう思っていたはずなんだ……!」というのを常に確認出来るようにしておきましょう。



●2.その村での自分の性格発露と内容をリンクさせる

人それぞれ、性格というものがあります。
また、RPによっても印象が違っていたりもする。

たとえば、口調がきつめでさばさばした人の考察が、弱気だったりしたら。
それだけで、違和感を取られかねない。

考察出しをするにしても、「楽しそう」か「冷静」か。
「決め打ち気味」か「慎重」か。
「断言的」か「判断の余地を残す」か。
そういった「見せ方」を考えるのも、また必要になってきます。

自分がどう見えているか、それを一度考えてみる。
その「自分像」にあわせて、考察の出し方を練ってみましょう。



●3.「時期」によって、姿勢を切り替える

2とも被る部分ではありますが。
序盤は情報が少ない故に、手探りとなるのは自然なことです。
でも、終盤は違う。
考察の「見せ方」も、それにリンクさせる必要が出てきます。

どれだけ慎重な人でも、最終日にはある程度相手を定めて推理を固めていることは多い。
最終日くらいになると、迷いはエッセンス程度で。
それまでの積み重ねから、推理はある程度固める、くらいでいいんじゃないかなと思います。
逆に、序盤から推理をしっかり固める人は、どちらかというと少ない印象。
ここは、2で書いた性格部分とも関わってる部分ですね。

その時の段階が「手探り」「情報集め」か、それとも「詰め」なのか、そういった「今はどういう状況か」というのを一度考えてみると、どんな考察を書けばいいかが自然と定まるかなーと思います。



●4.あくまで「精査する側」であり、「精査している」という姿勢を見せる

考察を強めの断定調で書くと、迷いが無いという印象を持たれたりします。
2で書いた強気な性格だったり、3で書いた終盤ならばいい。
でも、それ以外の場合は「考えている様子」「悩んでいる様子」を織り込むことも、一つの手になります。

相手の黒要素を並べる、黒説得するという時ならば、黒前提で書いてるのは自然ではありますが。
そうではない時に「相手黒ありき」で書いていると、結論ありきのように取られることもある。

大事なのは、自分が村人の時はどうかを思い出してみる。
相手が狼だろう!と思っても、どこか不安がつきまとうものではないかなーと。
自信がある人もいれば、そこまで自信の持てない人もいるでしょう。
自信が持てない人は、そういった「自分が村人の時の感情」を思い出して、時にはそういう迷いを見せるのも良い。

結論が曖昧だと、疑い先を操作している狼に見える。
なので、結論はあまり濁らせない方がいい。
でも、検討過程は色々見せた方が、複雑に考えている「人らしさ」を見せられるかなと思います。

精査はじっくりと、結論はなるべく簡潔に。
これを心がけていきましょう。



こんな感じかなぁ。
いつも考察を書く時は何も考えずに筆を走らせるタイプなので、なかなかコツが纏められない。

狼視点の考察、難しいですね。
基本は粗探しだけど、粗探しに見えないように。
がんばろう。





その1
その2
その4

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