人狼プレイ目録

人狼物語~月狼国~に関しての記事や、長期人狼をプレイした中で思ったことを纏めてます。

コラム「村人の保身を利用する」

2020-01-24 06:57:56 | 狼について
人狼関連のメモを見直したら、以前ツイートした物が残っていたので、少し手直ししてこちらに纏めておきます。




疑われると身構えてしまいがちなタイプは、終盤自分がSGになりそうと思った時に、二つに分岐する。
最終日前に自分を処理させに走るか、保身の為に吊れる先を吊っていくか。
後者のタイプなら、良き理解者になって落ち着かせつつ、村人達を吊ってくれるのを見守れば良い。
狼時は御しやすいと言える。

自分が安全域に居ない状況下において「冷静に狼を探せる人」というのは、実は結構少ない。
どうしても、保身にリソースが割かれてしまう。
だから、灰狼時の終盤は自分以外で白決め打てる灰なんてのは、作らないのが一番。
冷静な観察者なんて作ったらダメだ。程よく疑いを分散させよう。

「保身」がそれぞれに芽生えてくると、どうしても「敵対関係」が生じがちになってくる。
たとえ黒く見ていない相手でも、終盤自分に吊り票を投じそうとなれば、邪魔になるものだ。
拗れれば、「自分をSGにしようとしている狼なのでは?」という疑念も浮かぶだろう。

結論。狼時、灰の中で安全域なんてものは作らない。
もし出来てしまった場合、自身に有利に運べそうにない場合は、さくっと噛んでしまっていい。
冷静な観察者の目線も、仲裁役も、ない方が狼有利に働くに決まっている。

誰かが安全域にいて、なかなかその位置が落ちない場合は、やりあっている灰達を落ち着かせる一方で「この中に本当に狼いるのか?」と首を傾げておこう。
「これ、村同士のいざこざなんじゃ…」とワンクッションを置いた後、安全域に目線を向ければOK。
傍観者スタイルの狼として塗れるようになる。

自分が安全域を取れそうな場合は、容赦なくその位置を確保しに行こう。
最終日への見通しと各灰の力関係を見て、最終日まで誰を吊って誰を残すか計算してみる。
最終日に残す灰には、自分が理解者ポジションとなれればいい。

もし進行的に確白が残りそうな場合は、仲裁している様子を見せつつ、「苦労している印象」を取らせるといい。
それがあるだけで、傍観者印象が大分薄れる。
誰よりも必死になって、時には確白にヘルプを求めたり「お前もなんとかしてくれよ!」と強めに言うくらいでもいいな。

疑惑が向けられている灰というのは、どうしてもその足元は崩れやすい状態。
だからこそ、「自分がその足場を固めて」しまえば、相手からは此方は吊りにくくなる。
こちらが居なくなると、相手の身も危うくなるからだ。

という感じで、保身に走る灰は狼時は相手しやすいとも言えるのだよねぇ。

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