ほんわか亭日記

ダンスとエッセイが好きな主婦のおしゃべり横町です♪

「生存確認ライン」

2022-11-10 | エッセイ
2022年11月10日(木)

朝、起きて体重を測ったら、もう、500gリカバーしてしまっていた。(^^)
それから、ネットで、藤井聡太君が勝ったニュースを読んだりしていたら、
エッセイサークルを辞めたAさんから電話が来た。
彼女は、耳が遠いのと、ご主人の病院の送迎で、辞めたのだったけれど、
先日電話で話したら、ご主人とずっと二人だけで、他の人と話をしたいから、
エッセイサークルに顔を出したいとのことだったので、お誘いしたんだ。
火曜日にウィステのほうが休んだんだけれど、Aさんは、サークルに顔をだして
きたそうで、久しぶりに会員の方たちと話せて、良かったそう。(^^)
その時、ウィステが休んでいたのを心配して電話を下さったんだ。
コロナの副反応だったけれど、もう大丈夫と話をして、
「Aさんもワクチン接種の時には、気を付けてね」と、様子を話しながら、お伝えしたわ。
これからも、また、気軽に来てね・・・。
その後、エッセイサークルのBさんに電話したら、Aさん、いらしたときに
ケーキを持ってきてくださったんですって。
Bさんは、「そんなに気を使わないで、来てね」と、言ったけれど、今日も
様子見で、電話するって。(^^)
そんなことがあったので、今日は、火曜日のエッセイサークルに出す予定だった
エッセイを・・・。
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「生存確認ライン」                            

八年ほど前、マンションに引っ越しした時、ムスメに、
「スマホにラインを入れて、生存確認ラインをしましょう」
と、言われた。
それは、ラインのスタンプと言われる様々な絵を、毎朝交換し、
「ああ、今日も元気だな」と、知らせ合うことだそう。
ラインというアプリをスマホに入れてもらって、それを開くと、沢山の絵が
入っていた。天気の絵から、犬、猫、鳥といった生き物の絵から、女の子の絵などで、
「おはよう」「おやすみ」「祈っています」と言った言葉も付いているものも多い。
それから、毎朝、私は、スタンプを一つ送るのが習慣になった。
例えば、私が、にこにこした猫ちゃんのスタンプを送ると、しばらくして、ムスメからは、
俳句を捻っているワンちゃんのスタンプが来たりする。
そのやりとりは、ただ生きているかどうかのご挨拶以上に、楽しい気分を運んできて
くれた。
それに、越してきたマンションには、近所付き合いというものが無かった。
同じフロアの方にエレベーターの所で会うのも稀で、両隣のご夫婦にも数か月に一度、
ばったり会い、天気の話などをするくらいだ。
以前の一戸建ての頃は、朝、ゴミ捨ての時に近所の方と顔を合わせて挨拶をしたり、
庭の草取りなどの時に、子供たちが小さいころからのママ友と顔を合わせ、
おしゃべりをしたのが、懐かしく思える。
だからこそ、娘とのラインでの気持ちの触れ合いで一日が始まることが、嬉しいし、
私からの反応が無くなったら、きっと埼玉にいるムスメが、こちらのマンションの
管理事務所に異変を知らせてくれるだろうとの安心感もある。
ムスメに確認してもらう私の「生存」の中身、つまり私の日常の暮らしは、
ダンスサークルやら洋裁サークル、歌のサークル、もちろん、エッセイサークルと、
お仲間との遊びばかりになってはいるのは仕方ない。地元でのサークル活動が、
今や私のご近所付き合いとなっているのだから。
ただ、令和二年二月からのコロナの流行によって、その生活が大きく変わってしまった。
特に、最初の二年は、公民館や集会所が使用できず、サークル活動が軒並み中止になった。
仕方なかったが、お仲間とのおしゃべりも出来ない生活は、一人暮らしには辛かった。
それでも幸運だったのは、隣の市の公民館が、すぐに春には使えるようになり、そこで、
社交ダンスサークルが週に二回、それと、隣の市のダンス練習場が開き、さらに週に一回、
ダンスが出来るようになった。
それが、コロナ自粛期間の私をどんなに支えてくれたことか。
もちろん、マスクをし、手袋をしてのダンスで、おしゃべりも切れ切れだったけれど、
その週三回のダンスを頼りに、私は、コロナ期間を乗り切っていったのだ。
令和四年も半ば過ぎの今、コロナは、大分落ち着いてきたというか、コロナへの対応に
慣れて来たというか、当初の頃ほどの緊迫感は無くなり、だんだん他のサークルも
再開され、以前の生活が戻りつつある。
そんな時、社交ダンスの友人が、ついにガラケーからスマホに変えた。
真新しいスマホを見せられた時、私は、彼女に、
「ラインをしましょう。生存確認というのが、あってね……」
と、彼女に、ラインを勧めたのだった。彼女も、お子さんたちは、家を出ていて、
一人暮らしだ。私は、彼女のスマホにラインアプリを入れてあげ、
「こうやって使うのよ」と、スタンプの使い方を教えた。
今、私は、朝、娘と彼女へ、二つのスタンプを送り、
「今日は、寝坊している猫ちゃんと体操をしている熊さんが来た」と、
二つのスタンプを貰うのを楽しんでいる。
娘からのスタンプの返信がすごく遅れるときは、
「ああ、忙しいんだな」と、思うだけだが、彼女からのスタンプの返信が無かったら、
隣の市の彼女の家へ様子見に行こうと思っている。もちろん、彼女も、そうすると
請け合ってくれた。
これが、だいぶ広い範囲となったが、ラインが繋ぐ今の私のご近所付き合いで、
そういう互いに見守る目線があると思うだけで、とても心強いのだ。
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スタンプ、つい何度も見直しています。(^^)

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